「もしもの備え」だけじゃない。キャンプや車中泊、テレワークやDIY現場、日常生活の「ちょっとした電源問題」まで解決してくれるのが、Anker Solix C1000 Portable Power Station(1056Wh)です。
今回はその魅力について、同時発売された周辺アクセサリーや他モデルとの違いも含めて、購入前に知っておきたい情報を徹底レビューします。
どんな人におすすめ?
- 災害対策として長期間安心できる非常用電源を確保したい人
- キャンプ・アウトドア・車中泊で家電を使いたい人
- DIY作業や電源がない現場で1500W級の工具を使いたい人
- ポータブルでも急速充電・長寿命を重視する人
家庭用冷蔵庫、電子レンジ、ドライヤーなどにも対応できる定格1500W・瞬間最大2000W出力のパワーを持ちつつ、約58分で0%→100%まで充電可能な「世界最速クラスの急速充電」を実現。防災安全協会推奨製品で、10年間の長寿命設計という点も安心です。
カラー展開は「ダークグレー」「ブラック」「ベージュ」の3色



Anker Solix C1000の良さ
大容量なのに驚くほどコンパクト
Anker Solix C1000は、1056Whという大容量を搭載しながらも、非常にコンパクトに設計されています。サイズは横幅約37cm・高さ約27cm・奥行き約26cmと、同クラスのポータブル電源と比べて明らかに小さく、スッキリとした印象です。
実際に手元に届いて箱を開けたとき、「あれ?これ本当に1000Wh超えてるの?」と疑ってしまったほど。想像以上にスリムで、保管場所にも困らず、車の後部座席足元にもすっぽり収まります。
さらに嬉しいのが、しっかりしたハンドルが付いている点。握りやすく、両手で安定して持てるため、階段の上り下りや車への積み下ろしもスムーズ。筆者は実際に車中泊キャンプに持ち出しましたが、設置と撤収が本当に楽で「これなら誰でも扱いやすい」と感じました。
見た目はマットなシンプルデザインで生活空間にもなじみやすく、使わないときでも“インテリアの邪魔をしない”のも地味にポイントです。
定格1500W出力×SurgePadで大型家電にも対応

C1000の出力は定格1500W、瞬間最大2000Wというハイパワー仕様。これは家庭用の多くの家電製品に対応できるレベルで、電子レンジやドライヤー、IH調理器なども余裕で動かすことができます。
実際に自宅の電子レンジ(1000Wクラス)をつないで温めてみたところ、電源が落ちることもなくスムーズに稼働。「ポータブル電源でここまでできるのか」と正直驚きました。
この高出力を支えるのが、Anker独自の「SurgePad(サージパッド)」という技術。家電の電源投入時には一時的に大きな電力が必要になるのですが、このピークをうまく吸収し、機器を安全かつ安定して起動させるという仕組みです。
わずか58分でフル充電、しかもアプリで操作可能
大容量タイプのポータブル電源でネックになりがちなのが「充電にかかる時間」。しかし、C1000はこの点でも一線を画しています。最大1300WのAC入力に対応しており、なんと約58分で0%からフル充電が可能。
実際に残量5%から充電を開始し、スマホのタイマーを使って確認したところ、ほぼ1時間で満充電に。急な外出前や災害時にもすぐに備えられるのは本当に心強いです。
さらに感動したのが、Ankerアプリでの操作性。スマホからBluetooth接続して、残量のチェック、出力のオンオフ、充電スケジュールの設定などが簡単に行えます。筆者はよく「寝る前に充電して朝には切れていてほしい」という使い方をしますが、アプリのスケジュール機能が非常に便利でした。
「もう本体の操作パネルに触れることがない」と思えるほど直感的に使えるので、機械が苦手な人でも安心です。
リン酸鉄リチウムイオン採用で10年使える長寿命

C1000の心臓部には、リン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4)バッテリーが採用されています。これは通常のリチウムイオンよりも安全性が高く、熱に強く、長寿命なのが特徴。公称では約3000回の充放電に耐えるとされており、毎日使っても約10年はもつ計算です。
筆者はこれまでリチウム系のポータブル電源を2年ほどで買い替えてきましたが、「このC1000は長く使えるな」と実感。初期投資はやや高くても、買い替えの必要がない分、結果的にコスパが高いという印象です。
しかもこのバッテリー、充放電サイクルを重ねても電圧の安定性が高く、使っていて「出力が弱まった」と感じたことは今のところありません。災害用として長期間保管しても性能が落ちにくいのも、大きな安心材料です。
パススルー対応で使いながら充電できる
ポータブル電源を使っていると、「スマホやPCを充電しながら本体も充電できたらいいのに」と思うことがあります。C1000は、まさにそのニーズに応えてくれるパススルー機能を搭載。
筆者はソーラーパネルを使って日中充電しながら、PC作業を続けたり、プロジェクターで動画を流したりしていますが、本体のバッテリーを消耗せずに機器へ安定した給電ができるのは非常に便利です。
特に災害時は、電力の継続供給が命に関わる場合もあります。そういった場面でも、太陽光や発電機で本体を充電しながらスマホやラジオを動かせるのは本当に心強いです。
デメリット(購入前に知っておきたい点)
ソーラー充電は別売りパネルが必要
Anker Solix C1000はソーラーパネルによる充電に対応しているものの、ソーラーパネル自体は別売りです。つまり、アウトドアや災害時に太陽光で充電をしたい場合は、別途「Anker Solix PS100 Compact」などのパネルを購入する必要があります。
太陽光充電は環境に優しく、電源が取れない場所ではとても心強いのですが、実際に試してみると「思ったよりパネルが必要になるな」と感じました(1枚だと晴天でもフル充電まで時間がかかるため、複数枚使いたくなります)。キャンプや長期の災害対策を想定している人は、最初からセットでそろえておくと安心です。

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拡張バッテリーは追加購入が必要
C1000はそのままでも1056Whという大容量を誇りますが、さらに倍の容量(2112Wh)に増やせる「BP1000 拡張バッテリー」に対応しています。ただしこれも別売りのため、拡張を考えるなら追加の予算が必要になります。
実際、キャンプで電気毛布+小型冷蔵庫+ノートPCを24時間以上使った際に、「もう少し容量が欲しい」と感じる場面もありました。連泊キャンプや長期停電を想定するなら、最初から拡張も視野に入れておくのがおすすめです。



ファン音は静音設計だが無音ではない
C1000は比較的静かなファンを搭載していますが、完全な無音というわけではありません。充電中や出力が大きくなったときにはファンが回り、一定の風切り音が発生します。
筆者が夜間に寝室で使ったときは「やや気になるかも」と感じましたが、リビングや屋外ではまったく問題ないレベルです。音に敏感な方や夜間に使いたい方は、使用場所を少し選ぶかもしれません。
より便利に使いこなすためのアクセサリー
専用防塵&防水バッグ(C1000 / C800兼用)
屋外での使用や、ガレージ・倉庫などに保管する場合に役立つのが、IP65規格に準拠した専用の防塵・防水バッグです。ファスナー部分までしっかりガードされており、雨天時の移動やキャンプ中の突然の天候悪化でも安心できます。
実際にキャンプ場で使ってみたところ、ちょっとした雨や砂ぼこりからC1000をしっかり守ってくれました。「収納ケース」というよりはポータブル電源の防護服といった感じです。見た目もシンプルで格好良く、持ち運びもしやすくなるので、購入して正解でした。

Anker Solix PS100 Compact Portable Solar Panel
太陽光でC1000を充電するなら、この折りたたみ式の100Wソーラーパネルは必須アイテムです。展開時は広くてしっかり日光を受け、折りたたむとコンパクトでバックパックにも収まるサイズ感。持ち運びも楽です。
実際に晴れた日に使用してみると、1時間で10〜15%ほど充電できました。日差しや角度によって多少の差はありますが、非常用の充電手段としては非常に心強いです。パネルの質感もしっかりしていて、安っぽさは一切感じません。

Anker Solix BP1000 拡張バッテリー(1056Wh)
長期停電や3泊以上のキャンプを視野に入れているなら、C1000の容量を2倍にできる拡張バッテリーの導入を検討する価値はあるでしょう。専用設計なので接続も簡単で、見た目もC1000と完全に揃います。
筆者は実際にこの拡張バッテリーを後から追加しましたが、「最初から買っておけばよかった」と思ったほど便利です。冷蔵庫や電気毛布を丸1日以上連続使用しても、バッテリー残量に余裕があるという安心感は何ものにも代えがたいです。

他モデルとの比較:自分に合うのはどれ?
モデル | Solix C1000 | Solix C800 Plus | Solix C800 | Solix C300 / C300 DC |
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容量 | 1056Wh | 768Wh | 768Wh | 288Wh |
出力 | 1500W(最大2000W) | 1200W | 1000W | 300W |
特徴 | 急速充電・拡張バッテリー対応・高性能 | コンパクトかつ大出力。C1000より軽量 | 軽量&必要十分なパワー | 持ち歩き重視。ちょっとした電源補助に最適 |
まとめ:災害対策から趣味まで、1台でマルチに活躍する信頼のポータブル電源
Anker Solix C1000は、ただの防災グッズではありません。キャンプや日常生活でも活躍し、急速充電・高出力・コンパクト設計・長寿命という4拍子揃った、次世代のスタンダードとも言えるポータブル電源です。
ソーラー運用や容量拡張の余地もあるため、買って終わりではなく、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に運用できます。
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