「13インチにすべきか、15インチにすべきか」──MacBook Airを買う前に必ずぶつかる壁ですよね。両モデルとも同じM5チップを積んでいるので、性能面での差はほとんどありません。それだけに、「何が違うのか」「どっちが自分に合うのか」が余計わかりにくくなっています。
この記事では、2026年3月に登場したMacBook Air(M5)を前提に、サイズ・重さ・価格・用途の4つの観点から両モデルを比較します。
MacBook Air(M5)|スペック比較
| 項目 | MacBook Air 13インチ | MacBook Air 15インチ |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| チップ | Apple M5 | Apple M5 |
| CPU | 10コア | 10コア |
| GPU | 8コア(上位:10コア) | 10コア(固定) |
| ディスプレイ | 13.6インチ Liquid Retina | 15.3インチ Liquid Retina |
| 解像度 | 2,560 × 1,664(224ppi) | 2,880 × 1,864(224ppi) |
| メモリ | 16GBから(最大32GB) | 16GBから(最大32GB) |
| ストレージ | 512GBから(最大4TB) | 512GBから(最大4TB) |
| 重さ | 約1.23kg | 約1.51kg |
| バッテリー | 最大18時間 | 最大18時間 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6 | Bluetooth 6 |
| ポート | Thunderbolt 4 × 2、MagSafe 3、3.5mmジャック | Thunderbolt 4 × 2、MagSafe 3、3.5mmジャック |
| カラー | スカイブルー、シルバー、スターライト、ミッドナイト | スカイブルー、シルバー、スターライト、ミッドナイト |
| 価格(税込) | 184,800円〜 | 219,800円〜 |
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価格差は約35,000円です。スペックの違いは「GPUコア数(8コア vs 10コア)」と「画面サイズ・重さ」のほぼ2点に絞られます。
M4からの主な変更点
M5世代でアップデートされたポイントを確認しておきましょう。本体デザイン・ポート構成はM4と変わりません。
| 変更点 | M4(旧) | M5(新) |
|---|---|---|
| チップ | Apple M4 | Apple M5 |
| 標準ストレージ | 256GBから | 512GBから |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | 5.3 | Bluetooth 6 |
| AI性能 | Neural Engine(M4) | Neural Engine強化(M1比で約9.5倍) |
| 価格(13インチ) | 164,800円〜 | 184,800円〜 |
| 価格(15インチ) | 198,800円〜 | 219,800円〜 |
標準ストレージが512GBに倍増したのは実用上かなりポイントが高いです。M4のエントリーモデルは256GBで、写真や動画データが多い人には心もとない容量でした。M5世代からは追加オプションなしで512GBが確保されます。
13インチの特徴|持ち運びたいならこれ
MacBook Airの13インチモデル(13.6インチ)は、重量約1.23kg、厚さは1cm余りのコンパクトさが最大の強みです。
筆者の経験上、15インチを毎日持ち歩くのはかなりしんどいです。バッグに入れると嵩張りますし、重さも気になります。個人的には、「週に3回以上外に持ち出す」なら13インチ一択だと思っています。
カフェの小さいテーブルや膝の上での作業も、13インチなら窮屈さを感じずに気軽に作業できます。
13インチモデルが向いているのはこんな人
- 毎日または週に複数回持ち歩く
- 通勤・通学・出張で使う
- 荷物をなるべく軽くしたい
- 自宅に外部モニターがある(画面の小ささをカバーできる)
- 予算をなるべく抑えたい
注意点:13インチはベースモデルのGPUが8コアです。10コアGPUにしたい場合は上位構成を選ぶ必要があります(価格差あり)。動画編集や画像処理を本格的にやる場合は、10コアGPU構成か15インチを検討するほうが無難です。
15インチの特徴|作業効率重視ならこれ
MacBook Airの15インチモデル(15.3インチ)の大画面は、複数ウィンドウを並べる作業でその価値が際立ちます。Notionとブラウザ、ExcelとSlack、LightroomとPhotoshop──こういった「2つ以上のアプリを同時に使う」スタイルの人には、画面の広さが直接的な作業効率に直結します。
また、15インチは6スピーカー搭載で音質が13インチより向上しています。動画鑑賞や音楽制作でスピーカーにこだわる方にはこちらが快適です。
15インチモデルが向いているのはこんな人
- 自宅やオフィスがメインの作業場所
- 持ち運びの頻度が週1〜2回以下
- Lightroomや動画編集など、広い表示領域で差が出る作業が多い
- 外部モニターを持っていない、または使わない
- 予算に余裕がある
注意点:重さは約1.51kg。「軽い」とは言えない重量です。毎日カバンに入れて持ち運ぶ使い方には向きません。また、15インチはGPUが10コア固定のため、ベースモデルでも13インチ上位構成相当の性能が最初から確保されています。
用途別おすすめ|どちらを選ぶべきか
| 使い方 | 13インチ | 15インチ |
|---|---|---|
| 毎日の通勤・通学で持ち歩く | ◎ | △ |
| 自宅での据え置き作業が中心 | ○(外部モニター推奨) | ◎ |
| 写真・動画編集(Final Cut、Lightroom) | ○ | ◎ |
| テキスト作業・ブラウジング中心 | ◎ | ○ |
| 複数アプリを並べてマルチタスク | △ | ◎ |
| 映画・動画視聴(スピーカー重視) | ○ | ◎ |
| 予算を抑えたい | ◎ | △ |
「どちらでもできる」作業はたくさんありますが、「どこで使うか」で判断するのがいちばんシンプルです。外に持ち出す機会が多いなら13インチ、家や職場に据え置く時間が長いなら15インチ。この軸で考えると、ほとんどの人はすっきり答えが出るでしょう。
13インチ+外部モニターという選択肢も大いにアリ
「画面が小さいのは心配だけど、持ち運びたい」という場合、13インチ+外部モニターの組み合わせも非常におすすめです。なお、MacBook Air(M5)はどちらのサイズも最大2台の外部ディスプレイに対応しています。
自宅では4KモニターやWQHDモニターに繋いで大画面で作業し、外出時は1.23kgの軽さを活かす──このスタイルが、筆者としてはいちばんコスパが良いと思っています。
35,000円の価格差を外部モニターの購入予算に回す、という考え方もできます。
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よくある質問
13インチと15インチ、チップの性能に違いはある?
チップ自体はどちらも同じApple M5です。違いはGPUコア数のみで、13インチベースモデルが8コア、15インチが10コア(固定)。日常的な作業では差を感じることはほぼないでしょう。
動画編集や3D処理など負荷の高い作業をするなら、13インチでも10コアGPUの構成を選ぶか、15インチを選ぶほうが余裕があります。
M4との価格差は大きい?今M4を買うのはアリ?
M5は発売直後のため定価での購入が前提になりますが、M4は在庫があれば値下がりしている場合があります。
ただしM5では標準ストレージが512GBに倍増しており、同等構成で比較すると価格差は縮まります。今から新品で買うなら、M5を選ぶほうが長く使えて満足度が高いでしょう。
MacBook Airは本当にファンレスで大丈夫?
MacBook Airは13・15インチともにファンレス設計です。軽い処理や一般的なオフィス作業には問題ありません。ただし長時間の動画エンコードや高負荷なゲームを続けると、熱によって処理速度が落ちることがあります。
そういった用途がメインなら、ファン搭載のMacBook Pro(M5)を検討するのもアリです。
学割で買うといくら安くなる?
Apple公式の学割(教育機関向け優待)を利用すると、MacBook Airが約167,800円から購入できます。在学中の学生・教職員が対象で、Apple公式サイトから申し込めます。
まとめ|持ち運びが多いなら迷わず13インチ
- M5チップ・Wi-Fi 7・標準512GBと、M4から着実に進化
- 13インチと15インチのスペック差はGPUコア数(8 vs 10)と画面サイズのみ。チップ性能は同等
- 重さの差は約280g
- 13インチ+外部モニターなら、機動性とデスクワーク効率を両立可能
- 15インチは据え置きメインで広い作業領域が欲しい人に最適
「どちらが正解」という答えはありませんが、筆者の個人的な感覚としては、持ち運ぶ頻度が週3回を超えるなら13インチを選ぶのがいいと思います。
自宅で使うのか、出先で使うのか──自分の生活スタイルを想像しながら選びましょう。
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