Appleは毎年9月に新しいiPhoneとApple Watchを発表してきました。今年も例外ではなく、2025年9月9日のイベントで「Apple Watch Series 11」、「Apple Watch Ultra 3」、そして「Apple Watch SE(第3世代)」が登場する見込みです。
この記事では、いま出ている噂やリークを整理しながら、どんな進化が期待できるのかをまとめました。
発表とラインナップの全体像
まず気になるのは「どんなラインナップになるのか」という点です。MacRumorsによれば、Apple Watchシリーズには新しいSeries 11とUltra 3、そしてSE(第3世代)が加わり、合計3モデル体制になる可能性が高いといわれています。Appleは旧モデルを早めに販売終了する傾向があるため、今年の秋以降は基本的にこの3つから選ぶ流れになりそうです。
価格は据え置きが有力で、アメリカでは399ドル、日本円では6万円台前半からと予想されています。大幅な値上げがなさそうなのは安心材料ですね。
Apple Watch 10から何が変わる?
Apple Watch 10 vs Apple Watch 11の比較表(予想)
Apple Watchは毎年進化を重ねており、2024年に登場したApple Watch Series 10は、大画面化や省エネ設計の新チップ「S10」を搭載し、健康管理や日常利用の快適さが大きく向上しました。2025年には次期モデル「Series 11」が登場すると見込まれており、内部性能やヘルスケア機能のさらなる強化が注目されています。以下では、現行のSeries 10と予想されるSeries 11の主な違いを比較してみましょう。
項目 | Apple Watch Series 10 | Apple Watch Series 11(予想) |
---|---|---|
チップ | S10 | S11(省エネ向上、内蔵Neural Engine強化) |
ディスプレイ | 画面最大化、ワイドアングルOLED | LTPOで省電力化、高輝度化 |
健康機能 | 睡眠時無呼吸検出、水深・水温センサーなど | +血圧測定/血中酸素測定の復活 |
接続性/通信 | LTE/Wi-Fi | 5G RedCap対応 |
バッテリー/充電 | 約18時間駆動、急速充電対応 | LTPOで省電力化、駆動時間延長 |
ソフトウェア | watchOS 11対応 | watchOS 26(Liquid Glassデザイン、AI機能追加) |
Series 10はすでに完成度の高いモデルですが、Series 11では省電力性能の向上や健康機能の拡張、さらに5G通信への対応が期待されています。特に、血圧測定や血中酸素測定の再搭載はユーザーからの要望が大きく、実現すればヘルスケアデバイスとしての価値が一段と高まるでしょう。
「安定した完成度で安心して使いたい人」にはSeries 10が十分魅力的ですが、「最新のAI機能や健康モニタリングを重視する人」には、Series 11の登場を待つ価値があるといえそうです。
噂される3つの新機能
1. 新チップによるパフォーマンス向上
Series 11では、新しいプロセッサが搭載されることが確実視されています。名称は「S11」か「S12」と複数説がありますが、いずれにしても処理能力と電力効率が改善されるのは間違いありません。Apple Watchはスマホほど重い処理をしないため、地味に思えるかもしれませんが、アプリの切り替えや通知のレスポンスは体感に直結する部分です。日々の使用感がワンテンポ速くなるのは、長期的に見ればかなり大きな進化といえるでしょう。
2. 血圧アラートの実装
健康機能の進化は毎年Apple Watchの目玉ですが、今年の注目は「血圧関連機能」。ただし、腕だけで正確な血圧値を測るような本格的なものではなく、「血圧が上昇傾向にあることを検知して通知する」といった初期段階の実装になる見込みです。Appleはすでに心拍数や心電図、不整脈検知で実績を積んでおり、その延長線上として「体の変化をいち早く知らせる」方向で開発を進めているのです。これが一般ユーザーにとってどこまで実用的に役立つのか、かなり注目されています。
3. 通信機能の進化|5G RedCap対応
Series 11のセルラーモデルでは、新しく「5G RedCap」に対応する可能性が高いといわれています。これはスマートウォッチやIoT機器向けに設計された省電力な5G規格で、従来のLTE通信より効率的。
Apple Watchをセルラーモデルで使う人にとっては、iPhoneを持たずにランニングや外出するときの通信安定性とバッテリー効率が向上するというメリットがあります。特に音楽ストリーミングやメッセージ送信を多用する人にはありがたい進化でしょう。
デザインは大幅な変化なし?
Series 10で筐体を薄型化したばかりなので、Series 11はデザイン面ではマイナーアップデートにとどまると見られています。ただし、Ultra 3ではベゼルをさらに薄くするという噂もあり、視覚的な違いを感じられるのはUltra寄りかもしれません。
ディスプレイのリフレッシュレート(120Hz化)や衛星通信といった噂も一部で出ていますが、裏付けは弱い段階。Appleは大きなジャンプよりも「確実に日常で役立つ改良」を優先する傾向にあるため、今回は堅実な進化に落ち着く可能性が高そうです。
watchOS 26で広がる体験
Series 11は、最新のwatchOS 26を搭載します。すでにリークされている内容では、AIを活用した「Workout Buddy」機能や、新しい健康指標スコア(例:睡眠スコア)が導入される見込み。これにより、数字の羅列だけではなく総合的な評価が見えるようになり、日々の健康管理がより直感的になると期待されています。
また、インターフェース面でも細かな改善が入っており、通知やウィジェットの使い勝手が良くなると言われています。ハード面の進化が控えめでも、ソフトの進化によって体験価値は大きく変わるはずです。
今買うべきか、それとも待つべきか?
結論からいえば、あと数週間待てるならApple Watch Series 11を待つべきです。特に次のような人には待つ価値があります。
- 健康機能を重視する人:血圧アラートは今後の医療連携に向けた大きな一歩です。
- セルラー利用が多い人:5G RedCap対応で単体通信の安定性が増すと見られます。
- 長期利用を考えている人:新チップ搭載は数年後のOSサポートにも直結します。
まとめ
Apple Watch Series 11は、大きなデザインの進化こそないものの、健康機能と通信性能の進化を軸にした堅実なアップデートになりそうです。特に血圧アラートや5G RedCap対応は、日常の安心感や使い勝手に直結する変化といえます。
もし買い替えを検討しているなら、今年は「待つ価値のある年」。発表を楽しみにしつつ、自分の使い方に合ったモデルを選ぶ準備を進めておくのがおすすめです。
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