「次のiPadはいつ出るんだろう」と気になりながら、なんとなく購入を先送りにしてしまう、という経験はありませんか。iPadはモデルによって更新サイクルが大きく異なり、iPhoneのように「毎年秋にほぼ確実に出る」とは言い切れないのが難しいところです。
この記事では過去10年以上の発表データをもとに各モデルの傾向を整理し、2026〜2027年の登場タイミングを予想します。
2026年はiPad Air(M4)がすでに3月に登場済みです。残る注目は無印iPad・iPad mini 8・iPad Pro(M6)の3モデル。それぞれ何がいつ出てきそうなのか、順番に見ていきます。
2026年のiPadロードマップ一覧
| モデル | 最新モデル | 次世代の予想時期 | 次世代の注目点 |
|---|---|---|---|
| iPad | A16(2025年3月) | 2026年秋が有力(時期は流動的) | A18搭載でApple Intelligence初対応か |
| iPad Air | M4(2026年3月発売済み) | 2027年以降 | M5が次の候補。しばらく先 |
| iPad Pro | M5(2025年10月発売済み) | 2027年春〜秋 | M6+ベイパーチャンバー冷却が噂 |
| iPad mini | 第7世代(A17 Pro、2024年10月) | 2026年Q3〜Q4または2027年初頭 | OLED化+A19 Pro搭載の大幅刷新か |
現時点(2026年4月)の状況をひとことで言うと、iPad Air M4が3月に登場済みで、次の注目は「iPad」と「iPad mini」の登場だということです。
なお、iPad Proは2025年秋に更新されたばかりなので、次世代のiPad Pro M6の発表までには少なくとも1年以上あると考えられます。
iPad(無印)|新チップで秋頃登場か
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad(初代) | 2010年1月 | Apple初のタブレット。9.7インチ |
| iPad(第2世代) | 2011年3月 | 薄型化、前後カメラ搭載 |
| iPad(第3世代) | 2012年3月 | Retinaディスプレイ初搭載 |
| iPad(第4世代) | 2012年10月 | Lightningポート採用。異例の半年更新 |
| iPad(第5世代) | 2017年3月 | 約2年半ぶりの無印iPad復活。A9搭載 |
| iPad(第6世代) | 2018年3月 | 教育向けイベントで発表。Apple Pencil対応 |
| iPad(第7世代) | 2019年9月 | 10.2インチに大型化、Smart Keyboard対応 |
| iPad(第8世代) | 2020年9月 | A12 Bionic搭載 |
| iPad(第9世代) | 2021年9月 | True Tone対応、センターフレーム搭載 |
| iPad(第10世代) | 2022年10月 | 新デザイン(ホームボタン廃止、USB-C)、A14搭載 |
| iPad(A16) | 2025年3月 | A16チップ搭載。Apple Intelligence非対応(RAM 6GB) |
| iPad(次世代) | 2026年秋(予想) | A18搭載でApple Intelligence初対応か |
傾向|秋発表から春発表への大転換
iPadはかつて「秋の定番モデル」でした。第5世代から第9世代(2017〜2021年)までは年1回・秋の発表が安定して続き、iPhoneと同じタイミングで登場することが多いモデルでした。
大きな転換点となったのが2025年3月。iPad(A16)が初めて春に単独発表され、iPad Air(M3)と同日に登場するという新しいパターンが定着するかと思われました。
次世代|春リリースは外れ、秋発表が有力に
当初は2026年春(3〜4月)の登場が有力視されていましたが、3月のApple発表ラッシュではiPadが発表されることはなく、春の登場説は事実上外れました。
そして現時点では、2026年秋(iPhone 18と同時期前後)の登場が有力という見方が広がっています。
秋に発売されるとすれば、チップをめぐる見方も変わってきます。Macworldは、秋発売であれば製造コストが下がった時期にA19チップを搭載する可能性もあると分析していますが、Gurmanは依然A18チップと報じています。
いずれにせよ、2026年内の登場は複数ソースが一致しており、いつ頃か(今年上半期か、秋頃か)という点で見解が割れている状況です。
次世代で変わること(噂)
- A18チップ搭載→Apple Intelligenceに初対応(エントリーiPad史上初)
- RAM:6GB→8GBへ増量
- N1ワイヤレスチップ搭載→Wi-Fi 7・Bluetooth 6対応
- セルラーモデルにApple製モデム搭載の可能性
変わらないこと(噂)
- 11インチLiquid Retinaディスプレイ(ラミネーション非対応・ProMotion非対応は継続見込み)
- デザイン・本体サイズ(第10世代以来のデザインを踏襲)
- 価格:米国349ドルから据え置きが見込まれる
なお、2026年3月のApple発表ではiPad Air(M4)が登場した一方で無印iPadのアップデートはありませんでした。MacBook Neoとの競合を避けるための「意図的な分散」だったという見方が有力です。
iPad Air|年1回更新ペースへ加速、M4が2026年3月に登場済み
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad Air(初代) | 2013年10月 | 薄型軽量化 |
| iPad Air 2 | 2014年10月 | Touch ID搭載 |
| iPad Air 3(A12) | 2019年3月 | 春発表へ移行 |
| iPad Air 4(USB-C) | 2020年9月 | 秋発表(iPhoneと同日) |
| iPad Air 5(M1) | 2022年3月 | 春発表。M1チップ初搭載 |
| iPad Air 6(M2) | 2024年5月 | 13インチモデル追加 |
| iPad Air(M3) | 2025年3月 | M3チップ、2サイズ展開継続 |
| iPad Air(M4) | 2026年3月 | M4・12GB RAM・N1・C1X搭載 |
傾向|「春モデル」として完全定着
iPad Airは近年、完全に春発表モデルとして定着しています。2022年(M1)・2024年(M2)・2025年(M3)・2026年(M4)と、直近4世代はすべて3〜5月に発表されており、Airが秋に出てきた2020年は例外的なタイミングでした。
また、M3(2025年3月)→M4(2026年3月)という約1年間隔での更新が実現しており、AppleがAirの更新サイクルを短縮している可能性があります。
現行モデル(M4)の注目点
2026年3月に発売されたiPad Air(M4)は、前世代から価格を据え置きながら以下の大幅なスペックアップを実現しています。
- M4チップ:M3比最大30%高速、M1比最大2.3倍の処理性能
- 12GB RAM:M3の8GBから50%増。Apple Intelligenceの動作にも余裕
- N1ワイヤレスチップ:Wi-Fi 7・Bluetooth 6・Thread対応
- C1Xモデム(Cellularモデルのみ):Apple製モデムで省電力性が向上
- 価格:11インチWi-Fiモデルが98,800円(税込)から(M3世代と同価格)
注意点として、ディスプレイは引き続き60Hz LCDのままです。ProMotionへの対応はなく、iPad Proとの差別化ラインは維持されています。
iPad Pro|M6は2027年春〜秋の見通し
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad Pro 12.9″(初代) | 2015年9月発表、11月発売 | 初のiPad Pro |
| iPad Pro 9.7″ | 2016年3月 | 春発表 |
| iPad Pro 第2世代(10.5″/12.9″) | 2017年6月(WWDC) | 初夏発表 |
| iPad Pro 第3世代(USB-C) | 2018年10月発表、11月発売 | USB-C採用、Face ID |
| iPad Pro 第4世代(A12Z) | 2020年3月 | 春発表 |
| iPad Pro 第5世代(M1+mini-LED) | 2021年4月発表、5月発売 | M1初搭載、mini-LED(12.9″のみ) |
| iPad Pro 第6世代(M2) | 2022年10月 | 秋発表 |
| iPad Pro 第7世代(M4) | 2024年5月 | OLED初搭載、Apple Pencil Pro対応 |
| iPad Pro 第8世代(M5) | 2025年10月 | M5チップ、Wi-Fi 7、メモリ増量 |
| iPad Pro 第9世代(M6) | 2027年春〜秋(予想) | ベイパーチャンバー冷却が噂 |
傾向|約18ヶ月周期でアップデート
iPad Proはこれまでおおむね18ヶ月周期でのアップデートが続いています。M1(2021年春)→M2(2022年秋)→M4(2024年春)→M5(2025年秋)という流れがその証拠です(M3はiPad Proには搭載されていません)。
現行モデル(M5)の主な仕様
- M5チップ:M4比AIパフォーマンスが最大3.5倍、GPUが最大1.6倍
- メモリ:256GB/512GBモデルが8GB→12GBへ増量、1TB/2TBモデルは16GB(変更なし)
- Wi-Fi 7・Bluetooth 6対応
- C1Xモデム(第2世代)(Cellularモデル)搭載
- 価格:11インチWi-Fiモデルが168,800円(税込)から(M4と同価格)
iPad Pro(M6)の登場時期は?
M5(2025年10月22日発売)から約18ヶ月後は2027年春(4〜5月頃)となり、複数のメディアがこのタイミングを最有力視しています。2026年秋に前倒しで出る可能性もゼロではないものの、現時点では2027年が現実的な見通しです。
M6 iPad Proで噂されているのはベイパーチャンバー(液冷)冷却システムで、Mark GurmanのPower Onニュースレターで言及されています。チップはTSMC 2nmプロセスのM6が搭載される見込みです。
iPad mini|OLED化で大進化?2026年後半以降に登場か
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad mini(初代) | 2012年10月 | Apple初のコンパクトiPad |
| iPad mini 2(Retina) | 2013年10月 | Retinaディスプレイ搭載 |
| iPad mini 3 | 2014年10月 | Touch ID搭載 |
| iPad mini 4 | 2015年9月 | 薄型化・軽量化 |
| iPad mini 5(A12) | 2019年3月 | 約3年半ぶりの更新 |
| iPad mini 6 | 2021年9月 | USB-C・全面液晶・電源ボタンTouch ID |
| iPad mini 7(A17 Pro) | 2024年10月15日 | A17 Proチップ、Apple Pencil Pro対応 |
| iPad mini 8(次世代) | 2026年後半〜2027年初頭(予想) | OLED化、A19 Pro搭載が噂 |
傾向|不定期で読みにくい、ただし次世代は大幅刷新が濃厚
iPad miniは全モデルの中で最も更新タイミングが不規則です。約3年半のブランクがあったmini 5(2019年)の例に象徴されるように、「次はいつ?」という予測が難しいモデルです。
発表時期も世代によって「iPhoneと同日」「iPad Airと同日」「単独で登場」と、今までのスケジュールに一貫性がないのが特徴です。
iPad mini 8はOLED化+A19 Proで大幅刷新か
次の第8世代は、過去最大規模のアップデートになるとの噂が多数出ています。
噂されている主な変化
- OLEDディスプレイ:LCD→OLEDへ移行。単層LTPSパネルで、iPad ProのタンデムOLEDより輝度は控えめになる可能性あり
- A19 Proチップ:iPhone 17 Proと同世代。AI処理・グラフィックス性能が大幅向上
- 防水性能:iPad史上初のIP等級が付く可能性
- スピーカー構造変更:振動型スピーカーを採用し、スピーカー穴を廃止する設計が検討中
注意点として、発売時期については情報が錯綜しています。韓国ET Newsなどは「2026年後半」を予想している一方、調査会社Omdiaは「OLED版は2027年」との予測を出しています。価格についても、OLEDパネルのコスト増により現行の$499(約79,800円)から最大$100程度の値上げが見込まれています。
現行の第7世代はA17 Proという強力なチップを搭載しており、今すぐ性能不足を感じる場面は少ないでしょう。次世代の大幅刷新を期待するなら少し待つのもアリな状況ですが、OLEDが本当に2027年になる可能性も踏まえると、今のmini 7をそのまま使い込む判断も十分合理的です。
今買うべきか、待つか|用途別早見表(2026年版)
| 使い方・状況 | おすすめの判断 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく安く一台ほしい | 秋を待つのもアリ | 春リリースが外れ、秋発表が有力に。2026年秋まで待てるならA18+Apple Intelligence対応が手に入る |
| Apple Intelligenceを使いたい | 今すぐAir M4、またはA18待ち | 現行A16はAI非対応。Air M4か次世代iPadが最低ライン |
| 動画編集・クリエイティブ作業 | 今すぐAir M4 | 12GB RAM・M4でしばらく戦える構成 |
| 最高性能がほしい | 今すぐPro M5 | M6は2027年春〜秋が有力。今から買っても長く使える |
| コンパクトなiPadがほしい | mini 8の発表まで様子見 | OLEDと防水が来るなら、mini史上最大の刷新になる可能性が高い |
| ゲーム・エンタメ中心 | mini 7を今買うか、mini 8待ち | OLEDが本当に来るならmini 8が最高。来なければmini 7で十分 |
買い時とセール時期の関係
発表直後(3〜5月)
春にまとめてiPadの発表が続く時期です。新モデルが出ると旧モデルが在庫処分セールに入りやすく、1〜2世代前のモデルをお得に手に入れるチャンスです。
初夏〜夏(6〜7月)
新モデルの供給が安定し、家電量販店のポイント還元が充実する時期です。Amazonのプライムデーも毎年7月に開催されており、Apple製品が対象になることが多くあります。
大型セール期(11月ブラックフライデー)
新旧モデルともにセール対象になりやすい時期です。ただし人気モデルは売り切れが早く、最初の数日で完売となることが多いことに注意。購入を決めているなら早めのチェックがおすすめです。
よくある質問
無印iPadの次世代はいつ出る?
当初の春(3〜4月)予想は外れました。複数メディアが「2026年秋(iPhone 18前後)」への見直しを報じており、現時点では秋発表が有力です。
ただしMark Gurmanは「2026年前半(H1)以内」という見解を3月23日時点でも維持しており、見解は割れています。いずれにせよ2026年内の登場は複数ソースが一致しています(2026年4月時点)。
iPad Air M4は今買っていい?
発売したばかりなので、安心して購入できるタイミングです。M4チップ・12GB RAM・N1・C1Xと内部仕様が充実しており、次世代が出るとすれば早くても2027年以降と思われます。
iPad mini 8はOLEDになるの?
複数の情報源がOLED搭載を報じており可能性は高いですが、登場時期については2026年後半説と2027年説で意見が割れています。「OLEDになったら即買い」というスタンスなら、公式発表を待つのが安全です。
iPadを安く買うなら?
旧モデルの在庫処分は新モデル発表直後(春)に出やすく、7月のプライムデー、11月のブラックフライデーも狙い目です。Apple整備済製品(Refurbished)も価格が安定していておすすめです。
まとめ|iPadは「春と秋の二分割」時代へ
- iPad Air(M4)は2026年3月発売済み。12GB RAM・M4・N1と価格据え置きで充実した内容
- 無印iPad(次世代)はA18搭載でAI対応が初実現か。春リリースは外れ、2026年秋発表が有力
- iPad Pro(M5)は2025年10月22日発売済み。M6は2027年春〜秋が有力
- iPad mini 8はOLED・A19 Proで大幅刷新が噂されるが、時期は2026年後半〜2027年初頭で見解が割れている
2026年はiPad Airが3月、iPadが秋頃(上半期中の可能性もあり)と少しずれた形での発表になりそうです。
そして、iPad miniとiPad Proは秋から来年にかけてという、春と秋に分かれた発表スケジュールが今後のAppleの基本パターンになっていくかもしれません。
何を重視するかによってベストな買い時はかなり変わるので、この記事の用途別早見表を参考に自分の状況と照らしてみてください。
iPadシリーズ徹底比較
次世代iPad|モデル別の最新情報・噂まとめ
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