2026年現在、iPadは全4モデルが展開されていますが、性能が年々進化している中で、どれを選ぶべきなのかは迷いどころですよね。
この記事では各モデルの実力と用途別に適した選び方を、長年iPadを愛用してきた筆者の体験をふまえて正直に解説します。
最新iPad|モデル別まとめ
▶︎ iPad(第11世代)の特徴を徹底ガイド
▶︎ iPad Air(M4)の特徴を徹底ガイド
▶︎ iPad Pro(M5)の特徴を徹底ガイド
▶︎ iPad mini(第7世代)の特徴を徹底ガイド
2026年のiPadラインナップ
iPadは全4シリーズで構成されており、価格帯は58,800円〜390,800円と非常に幅があります。同じ「iPad」という名前がついていても、搭載チップの世代、ディスプレイの方式、対応するアクセサリー、そしてApple Intelligenceへの対応可否まで、モデルによって中身はかなり異なります。
予算内でとりあえず選んだ結果「思ったことができなかった」という事態を避けるためにも、各モデルの特徴と差を正確に把握してから購入を判断することをおすすめします。
| iPad(A16) | iPad mini(A17 Pro) | iPad Air(M4) | iPad Pro(M5) | |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 発売時期 | 2025年3月 | 2024年10月 | 2026年3月 | 2025年10月 |
| 画面サイズ | 11インチのみ | 8.3インチのみ | 11 / 13インチ | 11 / 13インチ |
| チップ | A16 | A17 Pro | M4 | M5 |
| ディスプレイ | Liquid Retina(LED) | Liquid Retina(LED) | Liquid Retina(LED) | Ultra Retina XDR(有機EL) |
| ProMotion(120Hz) | × | × | × | ○ |
| 認証 | Touch ID | Touch ID | Touch ID | Face ID |
| 接続端子 | USB-C | USB-C | USB-C | Thunderbolt / USB 4(最大40Gbps) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Apple Pencil Pro | × | ○ | ○ | ○ |
| Apple Intelligence | × | ○ | ○ | ○ |
| 価格(税込) | 58,800円〜 | 78,800円〜 | 98,800円〜 | 168,800円〜 |
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iPadシリーズ徹底比較
iPad(A16)|価格優先・初めてのタブレットならこれ
エントリー価格の魅力と性能は?
iPad(A16、第11世代)は58,800円〜という価格帯が最大の強みです。動画視聴、ウェブ閲覧、電子書籍、軽いゲームであれば、これが絶対におすすめです。
ホームボタンがなくなり、Touch IDが電源ボタンに移ったオールスクリーンデザインは、前世代(iPad 10)から大きく進化しました。
ただし、購入前に把握しておくべきポイントが2つあります。
1:Apple Intelligence非対応
iPadシリーズで唯一Apple Intelligenceに対応していません。しかし、Apple Intelligenceは現時点では絶対に備えておきたい機能というわけではありません。もちろん、ChatGPTやGeminiなどはアプリやブラウザ上で使うことができます。
2:Apple Pencil Proが使えない
ここはメモやお絵描きに活用したい人にとって要注意ポイントです。
iPad(A16)が対応するのはApple Pencil(USB-C)とApple Pencil(第1世代)のみで、Apple Pencil Proには非対応。ペン入力を重視するなら注意が必要です。
iPad(A16)の正直な評価
「動画を見る」「ウェブを使う」「子どもに持たせる」という用途に絞るなら、iPad(A16)はぴったりの選択肢です。
一方で、少しでもApple Intelligenceを使ってみたい、Apple Pencil Proで本格的に書き込みたいという場合は、予算を上げてiPad miniかiPad Airを検討するほうが後悔しにくいかもしれません。
以前使っていた経験から言うと、無印iPadのちょうどよいサイズ感は実際に便利で、コンテンツ閲覧に割り切って使うなら使い勝手は最高です。ギフトにも大人気なのがこちらのモデルです。
iPadにぴったりの使い方
- 初めてのiPadとして利用
- YouTubeやNetflixなどの動画視聴
- ウェブサイト閲覧
- ギフトにもぴったり
iPad Air(M4)|多くの人にとってバランス◎
M4チップ搭載で性能がさらに底上げ
2026年3月に発売したiPad Air(M4)は、前モデル(M3)からチップが進化し、RAMも8GBから12GBへ増量されました。それでも定価は変わらず11インチが98,800円〜、13インチが128,800円〜です。
M4チップはM3比で最大30%高速化されており、Apple Intelligenceの処理を含む日常的な作業から、ある程度の負荷が高い編集作業まで快適にこなせます。RAMが12GBになったことで、複数アプリを切り替えながら作業するシーンでも余裕が生まれました。
iPad AirとiPad Proの違いは?
iPad AirとiPad Proの最大の差は、ディスプレイ性能とThunderbolt接続の有無です。iPad Air(M4)は液晶のLiquid Retinaを採用しており、ProMotionには非対応(60Hz)。Thunderboltも搭載されていません。
ただし、Apple Pencil Proへの対応、横向きに置いたときの中央にあるセンターフレームカメラ、Wi-Fi 7(N1チップ搭載)はiPad Proと同等です。
基本的な写真編集・グラフィックデザイン・オンライン授業・ウェブ会議といった用途では、AirとProの性能差を実感できる場面はほとんどないといっていいです。
iPadシリーズ徹底比較
iPad Air向きの使い方
- 大学・社会人の学習や資料管理
- Apple Pencil Proを使ったノート・イラスト
- 写真編集・Procreateなどクリエイティブ用途
- ウェブ会議・オンライン授業
- 家族で共有するメインiPad
iPad Pro(M5)|最高の体験を求める人へ
一段上のディスプレイと処理性能
iPad Proが他のモデルと決定的に違うのは、有機EL(Tandem OLED)ディスプレイとProMotion(120Hz)を搭載している点です。
Liquid Retinaの液晶と比べると、黒の締まりや色の立体感に違いがあります。実際に並べて見ると鮮やかさの違いは一目瞭然で、特に暗いシーンの映像やイラスト制作で良さを感じられます。
M5チップはM4比でAIパフォーマンスが最大3.5倍、M1比では最大5.6倍の性能です。4K ProResビデオの5ストリーム同時再生や、複雑な3Dレンダリングも余裕でこなします。
iPad Proの正直なところ
M5の処理性能は、シリーズ史上最高です。
動画編集や3Dレンダリング、Apple Pencil Proを使った本格的なイラスト制作などを使いこなすには最高の選択肢にまちがいありません。
逆に言えば、そのような「Proが必要な理由がある人」以外には、性能面でのオーバースペックになる可能性も。
価格は11インチで168,800円〜、Magic Keyboard(49,800円)とApple Pencil Pro(21,800円)を揃えると総額で24万円を超えます。
多くの人にとっては、特に有機ELとProMotionに価値を感じるかどうかが、AirとProの分岐点になるのではないかと思います。
iPad Pro向きの使い方
- 動画編集・3Dレンダリングなど処理負荷の高いプロ作業
- Apple Pencil Proを使ったデジタルイラスト・デザイン
- Magic Keyboardと組み合わせたPC代替運用
iPad mini(A17 Pro)|コンパクトの極致
小さいのに性能は本格的
iPad mini(A17 Pro)の最大の特徴は、8.3インチという手のひらサイズと、驚くほど高い性能の組み合わせです。A17 ProはiPhone 15 Proと同世代のチップで、Apple Intelligence対応に必要な8GBのRAMも備えています。
コンパクトながら、Procreateでのイラスト作業も、動画の再生もストレスなくこなせます。
ディスプレイの画素密度は326ppiで、他のモデル(264ppi)より細かく、文字やイラストがくっきり見えて視認性バッチリ。電子書籍や漫画の読みやすさは、このサイズ感と高精細さが相まってiPad miniならではの体験です。
筆者はiPad miniをサブ機として使っていますが、小さなバッグにも入る手軽さは他に変えがたい便利さで、外出時の「念のため持っていく」という使い方にぴったりです。片手で本を読む感覚に近く、長時間でも疲れにくいのが最高です。
iPad miniの注意点
コンパクトさが魅力の反面、画面が小さいため文書作成や表計算などの作業には向きません。Apple Pencil Proには対応していますが、Magic Keyboardには非対応です。
また、78,800円〜という価格は、Apple Intelligence非対応のiPad(A16)より2万円高く、用途によっては割高になる場合もありそうです。
iPad mini向きの使い方
- 電子書籍・漫画・PDFの読書端末
- 出張・移動が多い人のコンパクトなサブ機
- Apple Pencil Proを使ったメモ・スケッチ
- 軽量重視でApple Intelligenceも使いたい人
周辺機器・アクセサリーの互換性
Apple Pencilなどのアクセサリーの対応状況は、モデルによって異なります。iPadを使うなら絶対に必要というわけではありません。が、あったら便利なのは間違いなし。購入前に必ず確認しておきましょう。
| 機能 | iPad 10 | iPad mini | iPad Air | iPad Pro |
|---|---|---|---|---|
| Apple Pencil Pro | × | × | ○ | ○ |
| Apple Pencil(第2世代) | × | ○ | × | × |
| Apple Pencil USB-C | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Magic Keyboard | × | × | 黒 13″ / 11″ 白 13″ / 11″ | 黒 13″ / 11″ 白 13″ / 11″ |
| Magic Keyboard Folio | ○ | × | × | × |
| SIM | eSIMとnano-SIM | eSIMとnano-SIM | eSIMのみ | eSIMのみ |
| Thunderbolt | × | × | × | ○ |
| Face ID | × | × | × | ○ |
| Touch ID | ○ | ○ | ○ | × |
Apple Pencil Proを使いたいなら
iPad(A16)はApple Pencil Proに非対応です。ペン入力を重視するなら、iPad Air(M4)・iPad Pro(M5)・iPad mini(A17 Pro)の3択になります。
Magic Keyboardについて
Magic Keyboardが使えるのはiPad ProとiPad Airのみです。
iPad(A16)はMagic Keyboard Folioに対応していますが、他のモデルとは使用感が違う簡易モデルであることに注意しておきましょう。
iPadの周辺機器・アクセサリー
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▶︎ iPad用のMagic Keyboard 全種類を徹底解説
価格と容量の目安
iPad(A16)価格一覧
| ストレージ | Wi-Fi | Cellular |
|---|---|---|
| 128GB | 58,800円 | — |
| 256GB | 74,800円 | — |
| 512GB | 110,800円 | — |
※ Cellularモデルの詳細はApple Store公式でご確認ください。
iPad Air(M4)価格一覧
| ストレージ | 11インチ Wi-Fi | 11インチ Cellular | 13インチ Wi-Fi | 13インチ Cellular |
|---|---|---|---|---|
| 128GB | 98,800円 | 124,800円 | 128,800円 | 154,800円 |
| 256GB | 114,800円 | 140,800円 | 144,800円 | 170,800円 |
| 512GB | 150,800円 | 176,800円 | 180,800円 | 206,800円 |
| 1TB | 186,800円 | 212,800円 | 216,800円 | 242,800円 |
iPad Pro(M5)価格一覧
| ストレージ | 11インチ Wi-Fi | 11インチ Cellular | 13インチ Wi-Fi | 13インチ Cellular |
|---|---|---|---|---|
| 256GB | 168,800円 | 194,800円 | 218,800円 | 244,800円 |
| 512GB | 204,800円 | 230,800円 | 254,800円 | 280,800円 |
| 1TB | 272,800円 | 298,800円 | 322,800円 | 348,800円 |
| 2TB | 340,800円 | 366,800円 | 390,800円 | 416,800円 |
iPad mini(A17 Pro)価格一覧
| ストレージ | Wi-Fi | Cellular |
|---|---|---|
| 128GB | 78,800円 | 104,800円 |
| 256GB | 106,800円 | 132,800円 |
よくある質問
iPad AirとiPad Proはどう違いますか?
最大の差はディスプレイとThunderbolt接続です。
iPad Air(M4)はLiquid Retina(LED)で60Hzですが、普段使いで不満を感じることはほとんどないといってよいでしょう。
iPad Pro(M5)は有機EL(Ultra Retina XDR)とProMotion(120Hz)を搭載しており、映像の鮮やかさと操作のなめらかさが明確に異なります。
価格差は約70,000円(11インチ比較)で、その差に見合うかどうかで判断したいところです。
iPad AirやProは、11インチと13インチどっちがいい?
文書作成やマルチタスクを頻繁にするなら、13インチの余裕ある画面は快適です。一方、外出先での持ち運びが多い場合は11インチのほうが扱いやすく、重量差(13インチの方が約170〜180g重い)は長時間使用で体感しやすいため、使い方で判断するとよいでしょう。
iPad AirとiPad miniはどちらがお得ですか
単純な価格で比べると、iPad miniの128GBモデルが78,800円、iPad Air(M4)の128GBモデルが98,800円と2万円差があります。
ただし、iPad Airは11インチの広い画面・Magic Keyboard対応・より大容量ストレージを選べる点が強みです。コンパクトさよりも作業のしやすさを重視するならAir、片手で持てる軽さを優先するならminiという基準で選ぶとよいでしょう。
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まとめ
- iPad(A16)はエントリー価格が魅力ながら、Apple Intelligence・Apple Pencil Pro非対応という制約あり。コンテンツ閲覧なら最適。
- iPad Air(M4)はM4チップと12GBのRAMを搭載。幅広い用途に対応できる本命モデル。
- iPad Pro(M5)は有機ELディスプレイとProMotion、Thunderbolt 4を備えた最上位モデル。プロ用途や最高の体験を求める人向け。
- iPad mini(A17 Pro)はA17 ProチップによりApple Intelligenceにも対応した、唯一無二のコンパクトさを持つモデル。
迷ったらiPad(A16)かiPad Air(M4)を選ぶのが無難です。
価格・性能・Apple Intelligenceへの対応・アクセサリーの充実度、どれをとっても最もバランスがとれています。
最高性能がほしい、コンパクトなモデルがほしいなど、特定の目的がある場合には、iPad ProやiPad miniも検討するのがよいでしょう。
iPadシリーズ徹底比較
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