iPad Air(M4)の価格は、11インチの128GB Wi-Fiモデルが129,800円からです。発売時の98,800円から、2026年6月の価格改定で31,000円上がりました。13インチの1TBにCellularを付けると296,800円になり、構成しだいで16万円以上の開きが出ます。
迷ったら、11インチ・256GB・Wi-Fiの146,800円が目安です。サイズ・通信・容量と、M4の新品かM3の整備済みかを順に見て、自分に合う一台を絞り込みましょう。
iPad Air(M4)の特徴|M3から何が変わったか
M4チップ|M3比で最大30%、M1比で最大2.3倍の性能向上
M4は8コアCPUと9コアGPUを搭載しています。AppleはM3搭載モデル比で最大30%、M1搭載モデル比で最大2.3倍の処理速度になったと発表しました。レイトレーシングを使う3Dレンダリングは、M1搭載モデルの4倍以上の速さです。
ただし、ブラウジングや動画視聴、電子書籍といった日常の使い方なら、M3でも困る場面はほとんどありません。
ユニファイドメモリ12GB|Apple Intelligenceの余裕が増した
M3の8GBから12GB(50%増)になったのが、今回のアップデートでいちばん実用的な変化です。メモリ帯域幅も120GB/sに向上しました。
Apple Intelligenceは端末の中で動く機能が多く、メモリに余裕があるほど複数のアプリを並べて使いやすくなります。AI機能やマルチウィンドウを積極的に使うなら、12GBの余裕が役立つはずです。
N1チップとC1Xモデム|Wi-Fi 7とセルラーの強化
iPad Airとしては初めて、Apple設計のN1ワイヤレスネットワークチップを全モデルに搭載しました。Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Threadに対応します。Wi-Fi 7の速さを生かすには、対応ルーターが必要です。
Wi-Fi + Cellularモデルは、C1Xモデムを搭載しています。
M3搭載モデルと比べて、モバイルデータ通信は最大50%高速になり、消費電力は最大30%少なくなりました。なお、5Gは対応する国・通信事業者に限られます。
iPadOS 26以降|Macのように使えるマルチウィンドウ
発売時点でiPadOS 26に対応していました。Liquid Glassと呼ばれる新しいデザインに加えて、ウインドウを自由に重ねて大きさも変えられる新しいウインドウシステムとメニューバーが入っています。2026年9月にはiPadOS 27も配信され、M4もM3も対象です。
OSの機能そのものはM3でも使えます。ただ、ウィンドウをいくつも開いたときの余裕を考えると、12GBのメモリがあるM4のほうが安心です。
買う前に決めておきたいことは?
iPad Airは、サイズ・通信・容量を購入後に変えられません。この3つは、買う前に決め切る必要があります。
11インチか13インチか
| 項目 | iPad Air 11インチ | iPad Air 13インチ |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| 画面解像度 | 2,360×1,640 | 2,732×2,048 |
| 本体サイズ | 247.6×178.5×6.1mm | 280.6×214.9×6.1mm |
| 重さ(Wi-Fi) | 464g | 616g |
| 128GB(Wi-Fi)の価格 | 129,800円 | 169,800円 |
| 価格差 | ── | 40,000円 |
| こんな人におすすめ | 持ち歩きが多い。片手で持つ時間が長い | 据え置きが中心。画面の広さを作業に使いたい |
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13インチは、画面が広いぶん152g重く、どの容量・通信でも40,000円高くなります。カバンに入れて毎日持ち歩くなら11インチ、机で使う時間が長いなら13インチがよさそうです。サイズの違いは、iPadシリーズのサイズ比較でも整理しています。
Wi-FiかCellularか
Cellularモデルは、どのサイズ・容量でも25,000円高くなります。外出先で単体で通信したいなら選ぶ価値がありますが、自宅やカフェのWi-Fi、スマホのテザリングで足りるなら、Wi-Fiモデルで十分でしょう。
CellularモデルはeSIMに対応しています。ただし、通信を使うには別途契約が必要です。違いはWi-Fiとセルラーの比較記事で詳しく解説しています。
容量は何GBにするか
128GBから256GBは、上げ幅が小さいわりに余裕が大きく変わります。写真や動画、アプリを多く入れるなら256GBが現実的です。512GB以上は、動画編集や大量のデータを端末に置く使い方向けでしょう。
あとから容量を増やすことはできないので、迷うなら1段階上を選ぶのがおすすめです。考え方はiPadの容量の選び方にまとめています。
価格|サイズ・容量・Cellularの組み合わせ
iPad Air(M4)は、2026年3月11日に発売されました。構成ごとの価格は、次のとおりです。
| 項目 | iPad Air 11インチ(Wi-Fi) | iPad Air 11インチ(Cellular) | iPad Air 13インチ(Wi-Fi) | iPad Air 13インチ(Cellular) |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 128GB | 129,800円 | 154,800円 | 169,800円 | 194,800円 |
| 256GB | 146,800円 | 171,800円 | 186,800円 | 211,800円 |
| 512GB | 181,800円 | 206,800円 | 221,800円 | 246,800円 |
| 1TB | 231,800円 | 256,800円 | 271,800円 | 296,800円 |
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価格はApple Storeの表示にもとづきます。発売時は11インチの128GBで98,800円、13インチの128GBで128,800円でした。いずれも30,000円以上上がっています。
差額は、次のとおりです。
- 11インチと13インチの差は、どの容量・通信でも40,000円
- Wi-FiとCellularの差は、どのサイズ・容量でも25,000円
- 容量を1段階上げる差額は、128GBから256GBが17,000円、256GBから512GBが35,000円、512GBから1TBが50,000円
ほかのiPadの価格も見比べるなら、iPadシリーズの価格ガイドがおすすめです。
多くの人には11インチ・256GB・Wi-Fiがおすすめ
結論からいうと、多くの人には11インチ・256GB・Wi-Fiの146,800円がおすすめです。128GBとの差は17,000円で、容量の余裕が大きく増えます。サイズは持ち運びやすさで、通信は自宅のWi-Fiで足りるかどうかで選ぶのがよさそうです。
| 項目 | 11インチ・256GB・Wi-Fi(おすすめ) | 13インチ・256GB・Wi-Fi | 11インチ・256GB・Cellular |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格 | 146,800円 | 186,800円 | 171,800円 |
| こんな人におすすめ | ブラウジング・動画・学習・軽い作業 | 机での作業が中心。画面の広さがほしい | 外出先で単体通信したい。テザリングは使いたくない |
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価格はすべてApple Storeの表示です。次世代のM5については、iPad Air(M5)の噂まとめで整理しています。M4を買うか待つかで迷っているなら、あわせて読んでみてください。
iPad Airの世代別比較|M3との違いと買い替え判断の目安
| 項目 | iPad Air M3(2025) | iPad Air M4(2026) |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| 発売 | 2025年3月 | 2026年3月 |
| チップ | Apple M3 | Apple M4 |
| CPU | 8コア | 8コア(M3比で最大30%高速) |
| GPU | 9コア | 9コア |
| ユニファイドメモリ | 8GB | 12GB(50%増) |
| ディスプレイ | Liquid Retina(60Hz) | 同上(変更なし) |
| 生体認証 | Touch ID | 同上(変更なし) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | 5.3 | 6 |
| ワイヤレスチップ | ── | N1搭載 |
| セルラー | 従来のモデム | C1X(M3比で最大50%高速) |
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変わったのはメモリ・Wi-Fi・セルラーの3点で、チップのコア数やディスプレイは同じです。CPU性能の伸びも、日常の使い方では体感しにくい差でしょう。
M1以前のモデルを使っている方
CPU性能で最大2.3倍、レイトレーシング性能で4倍以上という差は、実際の使用でも明確に感じられるはずです。13インチモデルの追加、Apple Pencil Pro対応、Wi-Fi 7対応など、積み重なった進化をまとめて体験できます。買い替えを検討する価値は十分にあります。
M2モデルを使っている方
チップ性能とメモリ(8GBから12GB)に差はありますが、M2自体がまだ十分に高性能です。マルチウィンドウで動作の重さを感じ始めたら、検討してもよい時期でしょう。急いで乗り換える必要性は低めです。
M3モデルを使っている方
性能差はさほど大きくありません。Wi-Fi 7とメモリ増量は魅力ですが、M3もiPadOS 27の対象で、主要機能は問題なく動きます。故障などの事情がなければ、もう一世代待つのが賢明です。
M3の整備済みとM4の新品はどっちを選ぶ?
M3の新品はApple Storeでの扱いが終わり、買えるのはAppleの整備済製品です。整備済製品は在庫と価格が日によって変わるため、購入前にページで確認しましょう。
長く使いたいなら|iPad Air(M4)
メモリが8GBから12GBに増えるのはM4だけです。Wi-Fi 7とN1チップも加わるので、AI機能やマルチウィンドウを使いながら数年使い続ける前提なら、M4のほうが余裕を持って付き合えます。
価格を抑えたいなら|iPad Air(M3)
チップのコア数、ディスプレイ、生体認証は同じなので、ブラウジングや動画視聴、学習での満足度はM4と変わりません。整備済みの価格がM4の新品より下回っているなら、差額がそのまま節約になります。
M3を今から買う価値については、iPad Air M3は今でも買う価値ある?が参考になります。
M3とM4の選び分けは、M3とM4の比較記事もどうぞ。
iPad Air(M4)vs iPad Pro(M5)|どちらを選ぶ?
iPad Airを検討するとき、iPad Proと比べたくなる方は多いはずです。M5搭載のiPad Proは、2025年10月に発売されました。両者の違いは、次のとおりです。
| 項目 | iPad Air(M4) | iPad Pro(M5) |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| チップ | M4 | M5 |
| ディスプレイ | Liquid Retina(LCD) | Ultra Retina XDR(OLED) |
| リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz(ProMotion) |
| 生体認証 | Touch ID | Face ID |
| メモリ | 12GB | 12GB/16GB |
| 最大ストレージ | 1TB | 2TB |
| 開始価格(11インチ・Wi-Fi) | 129,800円(128GB) | 209,800円(256GB) |
| 同じ256GBの価格(11インチ・Wi-Fi) | 146,800円 | 209,800円 |
| 価格差 | ── | 63,000円(開始価格同士では80,000円) |
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iPad Proの最大の強みは、OLEDディスプレイと120Hzです。黒の締まりやコントラスト、ProMotionのなめらかな描画は、並べるとはっきり違いが分かります。
筆者はiPad Pro(M5)の512GBモデルを使っていますが、手書きのメモや動画を見るときは、OLEDの黒の深さを日常的に実感します。逆にブラウジングや電子書籍が中心なら、Airでも不満は出にくいでしょう。
一方でiPad Air(M4)は、同じ256GBで比べても63,000円安いのが魅力です。M4チップと12GBのメモリがあれば、日常的なクリエイティブ作業はほぼこなせます。「OLEDや120Hzにそこまでこだわらない」「差額をほかの用途に回したい」なら、Airが有力です。
AirとProの違いを価格・ディスプレイ・チップ・サイズ別に比べたいなら、iPad AirとiPad Proの比較記事をどうぞ。
用途別のおすすめ
予算を最優先にするなら|iPad(A16)も候補
ブラウジングや動画視聴、学習が中心なら、iPad(A16)も候補です。74,800円から買えて、11インチのiPad Air(129,800円)より55,000円安くなります。ただし、Apple Intelligenceには対応していません。
違いはiPadとiPad Airの比較記事で整理しています。
価格を抑えたいなら|iPad Air M3(整備済製品)
日常使いが中心で、できるだけ費用を抑えたいなら、M3の整備済製品が有力です。M4との差は、メモリ(8GBと12GB)とWi-Fi 7、セルラーモデルのC1Xモデムです。ブラウジングや動画視聴、学習が中心なら、体感差は小さいでしょう。
長く使いたい・AI機能も使うなら|iPad Air M4(11インチ)
Apple Intelligenceを積極的に使いたい方や、数年先のiPadOSにも余裕を持たせたい方には、M4の11インチがおすすめです。12GBのメモリとWi-Fi 7があり、持ち運びにも向いています。選ぶなら、128GBより256GBが安心です。
机で広く使いたいなら|iPad Air M4(13インチ)
資料を並べたり、ノートを広く書いたりと、画面の広さを作業に使うならM4の13インチです。11インチより40,000円高く、152g重くなりますが、マルチウィンドウとの相性はよくなります。
画面の質を最優先にするなら|iPad Pro(M5)
OLEDと120Hz、Face IDがほしいなら、iPad Pro(M5)を検討しましょう。Airより高額ですが、手書きや動画での満足感は大きく変わります。
アクセサリーは何が使える?
Apple Pencil|Pencil ProとUSB-Cが使える
iPad Air(M4)は、Apple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)に対応しています。どちらも本体には付属しないので、手書きで使うなら別途用意しましょう。
Apple Pencil Proは、ワイヤレスでペアリングでき、磁力で本体に付けたまま充電と保管ができます。USB-Cモデルのペアリングは、USB-Cケーブルを使う方式です。
違いはApple Pencilの種類と対応機種で比べています。
Magic Keyboard|iPad Air用を選ぶ
キーボードは、iPad Air用のMagic Keyboardに対応していて、本体には付属しません。ノートPCのように使いたいなら、11インチと13インチでサイズが合うものを選びましょう。種類と選び方はMagic Keyboardの選び方ガイドにまとめています。
買う前に知っておきたい注意点
- ディスプレイはLCDで60Hz: ProMotionには対応していません。Apple Pencilでの書き心地やスクロールのなめらかさを重視するなら、iPad Proが候補です
- 生体認証はTouch ID: Face IDには対応していません。Magic Keyboardを付けると、認証のたびにトップボタンへ手を伸ばすことになります
- ベースストレージは128GB: 写真や動画を多く扱うなら、256GB以上がおすすめです
- Wi-Fi 7はルーターも対応が必要: 対応していないルーターでは、Wi-Fi 7の速度は出ません
- 5Gは国・通信事業者が限られる: Cellularモデルの5Gは、対応する国と通信事業者で使えます
- Apple PencilとMagic Keyboardは別売: 本体には付属しないため、手書きやキーボード入力で使うなら別途予算が必要です
よくある質問
迷ったらどの構成を選べばいい?
11インチ・256GB・Wi-Fiの146,800円が目安です。持ち運びが多いなら11インチ、机での作業が中心なら13インチ、外出先で単体通信したいならCellularを足しましょう。
iPad(A16)では足りませんか?
ブラウジングや動画視聴が中心なら足ります。ただし、iPad(A16)はApple Intelligenceに対応していません。AI機能を使いたいなら、iPad Airを選びましょう。
値上がり後でも、iPad Air(M4)を買う価値はありますか?
メモリ12GBとWi-Fi 7が必要なら、あります。日常使いが中心で価格を重視するなら、整備済製品のM3も有力な選択肢です。
128GBで足りますか?
写真や動画を多く保存しないなら足ります。ただし、あとから増やすことはできないので、迷うなら256GB以上がおすすめです。
M3からM4への買い替えはあり?
故障などの事情がなければ、急ぐ必要はありません。差が出るのはメモリ、Wi-Fi 7、セルラーモデルのC1Xモデムです。
次のiPad Airを待ったほうがいいですか?
次期モデルの噂はありますが、発表されているわけではありません。急ぎでなければ待つ選択肢もありますが、今すぐ必要ならM4で十分です。
AirとProのどちらがいい?
OLEDと120Hz、Face IDが必要ならPro、それ以外ならAirで足ります。同じ256GBで比べると、Airは63,000円安くなります。
まとめ|構成は11インチ・256GB・Wi-Fiを基準に考える
- 迷ったら11インチ・256GB・Wi-Fiモデル(146,800円)が標準ライン
- 13インチは40,000円、Cellularは25,000円の追加
- 容量は128GBから256GBが17,000円、256GBから512GBが35,000円
- M3からの買い替えは急がなくてよい
- OLEDと120Hzがほしいなら、iPad Pro(M5)が選択肢
iPad Air(M4)は、外見こそ変わらないものの、メモリ・通信性能が底上げされた実力派モデルです。決め手になるのは、サイズ・通信・容量をどう組み合わせるかと、M3の整備済みで足りるかどうかの2点です。
容量の考え方はiPadの容量の選び方でも詳しく解説しています。
iPadシリーズ徹底比較
最新iPadの全モデルを徹底比較
▶︎ iPadシリーズの容量の選び方ガイド
▶︎ iPadシリーズのサイズ比較|大きさ・重さ・厚さを徹底ガイド
▶︎ iPadシリーズの価格・コスパを徹底比較
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▶︎ iPadシリーズのバッテリー性能比較
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▶︎ iPadは何年使える?買い替えの目安を解説
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