iPad Pro(M5)の価格は、11インチが209,800円から、13インチが269,800円からです。発売当初より4万円以上上がっていて、買うタイミングの迷いはさらに深くなりました。
一方で次のモデルは2027年春が有力で、チップがM6になるのかM7になるのかも決まっていません。待つ価値が出てくるのは、長時間の高負荷作業をする人に限られそうです。
手持ちのモデルと使い方を当てはめれば、今買うか待つかは決まるはずです。
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現行モデル|iPad Pro(M5)のスペックをおさらい
まず、現行モデルiPad Pro(M5)の主なスペックを確認しておきましょう。
| 項目 | iPad Pro(M5)の仕様 |
|---|---|
| チップ | Apple M5 |
| CPU | 9コア(256GB・512GB) / 10コア(1TB・2TB) |
| GPU | 10コア(全モデル共通) |
| RAM | 12GB(256GB・512GB) / 16GB(1TB・2TB) |
| ディスプレイ | タンデムOLED Ultra Retina XDR |
| ワイヤレス | Wi-Fi 7(Apple N1チップ) / Bluetooth 6 |
| セルラー | Apple C1Xモデム(eSIMのみ) |
| 高速充電 | 対応(約30分で最大50%充電) |
| OS | iPadOS(発売時はiPadOS 26) |
| カラー | スペースブラック、シルバー |
| 発売日 | 2025年10月22日 |
| 詳細 | Amazonで見る |
AIパフォーマンスが大きく伸びた世代
M5チップの最大の特徴は、AI性能の大幅な向上です。Appleの発表では、M4搭載モデルと比べて最大3.5倍、M1搭載モデルと比べて最大5.6倍とされています。AIを活用するプロ向けアプリほど、この差を実感しやすいでしょう。
レイトレーシングを使う3Dレンダリングも、Octane Xの比較でM4搭載モデル比が最大1.5倍、M1搭載モデル比が最大6.7倍です。CGソフトを使う作業なら、世代の差がはっきり出るでしょう。
M4からの体感的な変化は?
筆者は、使っていたiPad Pro(M4)が突然故障したため、急遽M5モデルに乗り換えました。実際に使ってみて、いちばんわかりやすい変化は高速充電への対応です。約30分で最大50%まで充電できるのは、毎日の使い方に直結する便利さがあります。
ただ、M4からの乗り換えで「明らかに速くなった」と感じる場面は多くない、と言うのが正直なところ。AIを多用する重い作業をしていなければ、体感差はほぼないと言っていいレベルです。一方、M1やM2からの買い替えなら、体感できる差はかなり大きいはずです。
なお、高速充電は60W以上に対応したUSB-C電源アダプタが別売りで必要になります。
日本での価格
現行の価格は次のとおりです。
| モデル | Wi-Fi | Wi-Fi + Cellular |
|---|---|---|
| 11インチ(256GB) | 209,800円〜 | 244,800円〜 |
| 13インチ(256GB) | 269,800円〜 | 304,800円〜 |
Appleの購入ページで確認できる現行価格です。発売当初のWi-Fiモデルは11インチが168,800円から、13インチが218,800円から。
11インチで41,000円、13インチで51,000円高くなっています。予算を決めてから比べるのがおすすめです。
次世代モデル|M6かM7か、iPad Proの噂まとめ
- 登場時期は2027年春になりそう
- 外観の大きな変更は無さそう
- チップはM6かM7か?
- 2nmプロセスのチップになりそう
- ベーパーチャンバーの搭載は未確定
噂の全体像は次期iPad Proの噂まとめで詳しく扱っています。ここでは、購入の判断に関わる点だけ見ておきましょう。次のiPad Proは「M6搭載」と言われがちですが、チップ名はまだ決まっていません。
発売時期は2027年春が有力
MacRumorsが伝えたのは、Bloombergが11インチと13インチの新型iPad Proを2027年春に出す計画だという内容です。大きなデザイン変更は見込まれておらず、アップデートの中心は内部です。
M4モデルが2024年春、M5モデルが2025年秋に登場しました。この間隔を考えると、2027年春ごろというのは自然な流れでしょう。
ただし、Appleからの正式な発表はまだありません。発表時期の傾向はiPadの発売スケジュール予想でまとめています。
チップはM6かM7か
ここがいちばん混乱しやすいところです。M6はAppleが2026年8月に発表したMac miniにすでに搭載されています。MacRumorsの報道では、AppleがM7を2027年上半期に出す狙いとのことです。
iPad Proの発売はM7の時期と重なるため、M7が間に合えばM7、間に合わなければM6という見立てになります。どちらも2nmプロセスで、M7にはM6にないAI向けの最適化が入ると伝えられています。AI処理を重視する人は、チップ名が確定するまで待つ価値がありそうです。
ベーパーチャンバーは搭載が確定していない
MacRumorsが伝えたのは、Appleがベーパーチャンバー冷却をテストしたという内容です。iPad Proへの採用は明言されていないため、「搭載が確実」とまでは言えません。
ベーパーチャンバーは、液体の気化と液化を利用して熱を逃がす仕組みです。iPhone 17 Proシリーズにも採用されています。長時間の動画編集や3Dレンダリングのような負荷の高い作業で、パフォーマンスを保ちやすくなると期待されています。
筆者はiPad Pro(M5)を日常的に使っていますが、普通の使い方で発熱を感じることはほとんどありません。恩恵が出るのは、重い処理を走らせ続ける使い方だと思います。
待つべきか、今買うべきか
結論から言えば、今すぐ高性能なタブレットが必要ならM5を選んで後悔しにくいでしょう。次のモデルは変更点が内部中心で、劇的な進化というより着実な進化になりそうです。
今すぐiPad Pro(M5)を買ってOKなのは……
- M1・M2世代以前のiPad Proを使っていて、動作の遅さやバッテリー劣化を感じている
- 仕事や制作の現場で、高性能なタブレットが今すぐ必要な状況にある
- 高速充電やWi-Fi 7など、M5世代の新機能に具体的な魅力を感じている
- 2027年春まで待てない
次期モデルを待ったほうがいいのは……
- 長時間の3Dレンダリングや高負荷な動画編集など、冷却や持続性能の差が出る使い方をしている
- 現在iPad Proを持っていない、またはM3・M4世代を使っていてまだ問題なく動作している
- AI処理を重視していて、M7になるかを見極めたい
- 発売が見込まれる2027年春まで、半年前後の時間に余裕がある
手持ちのモデル別の判断
| 状況 | おすすめの判断 |
|---|---|
| M1・M2以前のiPad Proを使用中 | 今すぐM5に買い替える価値あり |
| M3・M4を使用中で動作に問題なし | 急いで買い替えなくてよい |
| M5を使用中 | 使い続けるのが賢明 |
| iPad Proを初めて買う | 用途を確認した上でM5を選ぶのが現実的 |
| 長時間の高負荷作業をする | 次期モデルの冷却と、チップがM6かM7かを待つ価値がある |
| 絵を描く・動画編集などをしない | iPad Airも選択肢に入れて検討を |
M5を選ぶなら、Apple Pencilなどの周辺アクセサリーもあわせてチェックしておきましょう。
よくある質問
次のiPad Proはいつ発売される?
2027年春が有力です。Bloombergが2027年春の更新を計画していると伝えられていますが、Appleからの正式な発表はありません。
次のiPad ProはM6とM7のどちらになる?
現時点では決まっていません。M7が2027年上半期に間に合えばM7、間に合わなければM6になる、という見方が中心です。
M4からM5に買い替える意味はある?
AIを多用する作業をしていなければ、体感できる差は大きくありません。わかりやすい違いは高速充電で、急いで買い替える理由は薄めです。
iPad Pro(M5)は発売当初より値上がりしている?
はい。Wi-Fiモデルの256GBは、11インチが168,800円から209,800円に、13インチが218,800円から269,800円になっています。どちらも4万円以上の値上がりです。
まとめ|M5で困らない人が多い。重い作業なら次期モデルを見極めよう
- 現行のiPad Pro(M5)は11インチが209,800円から、13インチが269,800円から
- 次期モデルは2027年春が有力
- チップはM6かM7かが未確定
- ベーパーチャンバーの搭載は未確定
- M1・M2以前なら今買う価値あり、M3・M4なら急がなくてよい
現行のiPad Pro(M5)は、すでに完成度の高いモデルです。次期モデルで変わりそうなのは、2nmプロセスのチップと、搭載が実現すればベーパーチャンバー冷却という、本体をハードに使う用途で差が出る部分でしょう。
「今すぐ必要かどうか」「自分の使い方でチップと冷却の進化が活きるかどうか」、この2点を軸に判断するのがシンプルです。
次期モデルの噂を詳しく知りたい方は、iPad Pro(M6)の噂まとめもあわせてどうぞ。
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