次のiPadを待つか、今のモデルを買うか。この判断は、モデルごとに更新サイクルが違うせいで難しくなります。2026年はiPad Airが3月、iPad miniが11月に登場し、残る3モデルの動きも見えてきました。
この記事では、過去10年以上の発表データから各モデルの傾向を整理し、いつ何が出てきそうかを予想します。注目は無印iPad・iPad Air・iPad Proの3モデルがそろって2027年春に集中しそうな点です。
2026年のiPad最新モデルと次世代の発売予想
| モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 最新モデル発売時期 | 2025年3月 | 2026年3月 | 2025年11月 | 2026年11月 |
| 次世代の予想時期 | 2027年春が有力 | 2027年春(3月か5月) | 2027年春が有力 | 未定 |
| 注目ポイント | A19と8GBメモリでApple Intelligenceに初対応か | OLED化の噂。チップ名は未確定 | チップはM6かM7か。ベーパーチャンバーは未確定 | OLED・A20 Pro・IP67防水で発売済み |
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現時点(2026年11月)の状況をひとことで言うと、iPad miniが新世代に切り替わり、残る3モデルの更新は2027年春まで待つ流れです。価格はAir・Proとも発売時から上がっているので、買うタイミングも以前とは違った考え方が必要になります。
iPad(無印)|新チップの登場は2027年春が有力
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad(初代) | 2010年1月 | Apple初のタブレット。9.7インチ |
| iPad(第2世代) | 2011年3月 | 薄型化、前後カメラ搭載 |
| iPad(第3世代) | 2012年3月 | Retinaディスプレイ初搭載 |
| iPad(第4世代) | 2012年10月 | Lightningポート採用。異例の半年更新 |
| iPad(第5世代) | 2017年3月 | 約2年半ぶりの無印iPad復活。A9搭載 |
| iPad(第6世代) | 2018年3月 | 教育向けイベントで発表。Apple Pencil対応 |
| iPad(第7世代) | 2019年9月 | 10.2インチに大型化、Smart Keyboard対応 |
| iPad(第8世代) | 2020年9月 | A12 Bionic搭載 |
| iPad(第9世代) | 2021年9月 | True Tone対応、センターフレーム搭載 |
| iPad(第10世代) | 2022年10月 | 新デザイン(ホームボタン廃止、USB-C)、A14搭載 |
| iPad(A16) | 2025年3月 | A16チップ搭載。Apple Intelligence非対応 |
| iPad(次世代) | 2027年春(予想) | A19搭載でApple Intelligenceに初対応か |
傾向|秋の定番から春の単独発表へ
iPadはかつて「秋の定番モデル」でした。第7世代から第9世代(2019〜2021年)は9月に毎年登場し、iPhoneと同じ時期に話題になるモデルでした。
流れが変わったのが2025年3月です。iPad(A16)が初めて春に発表され、iPad Air(M3)と同じ日に登場しました。
その一方で、第10世代から第11世代までは2年以上あいています。更新の間隔は、かつてのように毎年とは限りません。
次世代|春リリースも秋リリースも外れ、2027年春が最有力に
当初は2026年春の登場が有力視されていましたが、2026年3月の発表で登場したのはiPad Airだけで、無印iPadは見送られました。見方はそのあと「2026年秋」に移りましたが、秋にも発表はなく、いまは2027年春が最有力です。
Mark Gurmanは、エントリー向けのiPadが来春に登場する見込みだと伝えています。9to5Macがこの内容を2026年10月に報じました。MacRumorsも、2027年春までは出ないという見方です。
2026年内の発表は、可能性がかなり低くなったといえます。
次世代で変わること(噂)
- チップはA18ではなくA19。メモリは6GBから8GBに増え、エントリーモデルとして初めてApple Intelligenceに対応する見込み
- Apple N1チップでWi-Fi 7・Bluetooth 6に対応する見込み
- Cellularモデルには6GHz未満の5Gに対応するC1Xが載る見込み
変わらないこと(噂)
- 11インチ Liquid Retinaディスプレイ
- デザイン・本体サイズ(第10世代以来のデザインを踏襲)
- 価格:日本の現行価格は74,800円(128GB・Wi-Fi)で、2026年6月の値上げで58,800円から上がっています。次期モデルの価格は、MacRumorsが据え置きと見る一方、9to5Macは高くなる可能性を示唆しています
iPad Air|春モデルとして定着、次世代は2027年春に登場か
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad Air(初代) | 2013年10月 | 薄型軽量化 |
| iPad Air 2 | 2014年10月 | Touch ID搭載 |
| iPad Air 3(A12) | 2019年3月 | 春発表へ移行 |
| iPad Air 4(USB-C) | 2020年9月 | 秋発表(iPhoneと同日) |
| iPad Air 5(M1) | 2022年3月 | 春発表。M1チップ初搭載 |
| iPad Air 6(M2) | 2024年5月 | 13インチモデル追加 |
| iPad Air(M3) | 2025年3月 | M3チップ、2サイズ展開継続 |
| iPad Air(M4) | 2026年3月 | M4・12GBメモリ・N1・C1X搭載 |
| iPad Air(次世代) | 2027年春(予想) | OLED化が噂される |
傾向|直近4世代はすべて3〜5月
iPad Airは、完全に春発表のモデルとして定着しました。2022年(M1)・2024年(M2)・2025年(M3)・2026年(M4)と、直近4世代はすべて3〜5月に発表されています。秋に出た2020年は例外的なタイミングでした。
M3(2025年3月)からM4(2026年3月)は約1年間隔で、更新サイクルが短くなっています。
現行モデル(M4)の注目点
2026年3月に発売されたiPad Air(M4)は、前世代から大きくスペックアップしています。
- M4チップ:M3比で最大30%高速、M1比で最大2.3倍の処理性能
- 12GBメモリ:M3の8GBから50%増。Apple Intelligenceの動作にも余裕がある
- N1ワイヤレスチップ:Wi-Fi 7・Bluetooth 6・Thread対応
- C1Xモデム(Cellularモデルのみ):Apple製モデムで省電力性が向上
- 価格:11インチのWi-Fiモデルが129,800円(税込)から、13インチは169,800円から
発売時は98,800円でしたが、その後の値上げで3万円以上高くなりました。ディスプレイはLiquid Retina(LCD)のままで、ProMotionの記載はありません。
次世代|2027年春にOLED化か
次のiPad Airは、2027年春(3月か5月)が最有力です。ET Newsは、Samsung Displayが2026年末から2027年1月ごろにiPad Air向けOLEDの量産を始める予定だと伝えています。この量産時期から逆算すると、2027年上半期の発表が自然です。
ただし、チップは「M5」と書かれがちですが、M5と明言した報道は見当たりません。パネルもiPad Proのタンデム構造より控えめなシングルスタックのLTPS OLEDとされ、明るさはProより落ちる可能性があります。詳しくはiPad Air(M5)の噂まとめで整理しています。
iPad Pro|M6は2027年春の見通し
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad Pro 12.9″(初代) | 2015年9月発表、11月発売 | 初のiPad Pro |
| iPad Pro 9.7″ | 2016年3月 | 春発表 |
| iPad Pro 第2世代(10.5″/12.9″) | 2017年6月(WWDC) | 初夏発表 |
| iPad Pro 第3世代(USB-C) | 2018年10月発表、11月発売 | USB-C採用、Face ID |
| iPad Pro 第4世代(A12Z) | 2020年3月 | 春発表 |
| iPad Pro 第5世代(M1+mini-LED) | 2021年4月発表、5月発売 | M1初搭載、mini-LED(12.9″のみ) |
| iPad Pro 第6世代(M2) | 2022年10月 | 秋発表 |
| iPad Pro 第7世代(M4) | 2024年5月 | OLED初搭載、Apple Pencil Pro対応 |
| iPad Pro 第8世代(M5) | 2025年10月 | M5チップ、Wi-Fi 7、メモリ増量 |
| iPad Pro 第9世代 | 2027年春(予想) | チップはM6かM7か |
傾向|約18か月周期でアップデート
iPad Proは、これまでおおむね18か月周期で更新されています。M1(2021年春)からM2(2022年秋)、M4(2024年春)、M5(2025年秋)と続く流れが、その証拠です。M3はiPad Proには搭載されていません。
現行モデル(M5)の主な仕様
- M5チップ:M4比でAIパフォーマンスが最大3.5倍
- メモリ:256GB・512GBモデルは12GB、1TB・2TBモデルは16GB
- Wi-Fi 7・Bluetooth 6対応
- Cellularモデルには、Apple製のC1Xモデムを搭載
- 価格:11インチのWi-Fiモデルが209,800円(税込)から、13インチは269,800円から
発売当初は168,800円からでしたから、4万円以上高くなっています。
iPad Pro(M6)の登場時期は?
M5の発売(2025年10月)から約18か月後は2027年春で、時期は複数の報道と合っています。Bloombergが2027年春の更新を計画していると、MacRumorsが2026年7月に報じています。2026年内に前倒しで出る可能性は低いでしょう。
チップ名は、M6になるのかM7になるのかがまだ決まっていません。M7が2027年上半期に間に合えばM7、間に合わなければM6という見立てです。
ベーパーチャンバー冷却の噂は続いていますが、搭載は確定していません。詳しくはiPad Pro(M6)の噂まとめにまとめています。
iPad mini|第8世代が2026年秋に登場、OLEDと防水に進化
発表・発売履歴
| モデル | 発表・発売日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iPad mini(初代) | 2012年10月 | Apple初のコンパクトiPad |
| iPad mini 2(Retina) | 2013年10月 | Retinaディスプレイ搭載 |
| iPad mini 3 | 2014年10月 | Touch ID搭載 |
| iPad mini 4 | 2015年9月 | 薄型化・軽量化 |
| iPad mini 5(A12) | 2019年3月 | 約3年半ぶりの更新 |
| iPad mini 6 | 2021年9月 | USB-C・全面液晶・電源ボタンTouch ID |
| iPad mini 7(A17 Pro) | 2024年10月 | A17 Proチップ、Apple Pencil Pro対応 |
| iPad mini 第8世代(A20 Pro) | 2026年11月 | OLED・IP67防水・Wi-Fi 7 |
傾向|更新時期は不規則だが、第8世代は約2年で登場
iPad miniは、全モデルの中でいちばん更新時期が読みにくいモデルです。約3年半あいたmini 5(2019年)の例があるように、「次はいつ?」の予測が難しく、発表の時期も世代ごとにバラバラでした。
今回の第8世代は、第7世代(2024年10月)から約2年での登場です。次の更新がいつになるかは、まだ手がかりがありません。
第8世代の主な仕様
噂されていた大幅なアップデートは、ほぼそのまま実現しました。Appleが公開している仕様は次のとおりです。
- 画面が8.5インチのOLED(Super Retina XDR)に
- チップはA20 Pro。噂の段階ではA19 Proとされていたが、実際は一世代新しい
- 防塵・防水のIP67等級に対応
- Apple N1チップでWi-Fi 7・Bluetooth 6に対応
- 価格は128GBのWi-Fiモデルが119,800円(税込)から
第7世代の発売時(78,800円)と比べると、4万円以上高くなっています。OLED化や防水といった進化の代わりに、価格も大きく上がった形です。選び方や第7世代との違いは、選び方ガイドと第7世代との比較で詳しく解説しています。
今買うべきか、待つべきか|用途別早見表
| 使い方・状況 | おすすめの判断 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく安く一台ほしい | 現行の無印iPadを今買うのがおすすめ | 74,800円からで、次世代の価格も据え置きかどうか未確定。待っても下がらなさそう |
| Apple Intelligenceを使いたい | iPad Air(M4)かiPad mini(第8世代)を今買うか、2027年春の無印iPadを待つ | 現行の無印iPad(A16)は非対応。Air(M4)とmini(A20 Pro)は対応 |
| 動画編集・クリエイティブ作業 | 今すぐiPad Air(M4) | 12GBメモリとM4で、しばらく戦える構成 |
| 最高性能がほしい | 今すぐiPad Pro(M5) | M6かM7は2027年春が有力。今から買っても長く使える |
| 画面の美しさを重視してAirが気になる | OLEDのAirを待つのもアリ | 2027年春にOLED化の噂があるが、時期とチップ名は流動的 |
| コンパクトなiPadがほしい | iPad mini(第8世代)を今買う | OLED・IP67防水・A20 Proが入った新世代がすでに発表済み |
買い時とセール時期の関係
発表直後(3〜5月)
春にまとめてiPadの発表が続く時期です。新モデルが出ると旧モデルの在庫が動きやすく、1〜2世代前のモデルを手に入れるチャンスになります。2027年は無印iPad・iPad Air・iPad Proの3モデルが重なりそうなので、この時期の動きに注目です。
初夏〜夏(6〜7月)
新モデルの供給が安定し、家電量販店のポイント還元が充実する時期です。Amazonのプライムデーは例年7月ごろに開催され、Apple製品が対象になることが多くあります。
大型セール期(11月ブラックフライデー)
新旧モデルともにセール対象になりやすい時期です。ただし人気モデルは売り切れが早く、最初の数日で完売することが多い点に注意しましょう。購入を決めているなら、早めのチェックがおすすめです。
よくある質問
無印iPadの次世代はいつ出る?
2027年春が最有力です。当初の2026年春予想も、その後の秋予想も外れました。Mark Gurmanが来春の登場を伝えており、MacRumorsも2027年春までは出ないと見ています。
Appleからの正式な発表はありません。
iPad miniの第8世代はもう買える?
発表済みで、2026年11月6日の発売です。128GBのWi-Fiモデルが119,800円からで、OLED・A20 Pro・IP67防水に対応しました。
iPad Air M4は今買っていい?
次世代のM5が出るのは早くても2027年春なので、今買ってもしばらく最新モデルとして使えます。M4チップ・12GBメモリ・N1・C1Xと、内部仕様が充実しているのが魅力です。
OLEDにこだわりがあるなら、2027年春の次期モデルを待つのもアリです。ただ、次期モデルの価格は未発表で、OLED化で現行より高くなる可能性もあります。
iPad Pro(M6)はいつ発売される?
2027年春が最有力です。Bloombergが2027年春の更新を計画していると伝えています。チップがM6かM7かは、まだ決まっていません。
iPadを安く買うなら?
新モデルの発表直後に旧モデルの在庫が動きやすい春と、7月のプライムデー、11月のブラックフライデーが狙い目です。Apple整備済製品も選択肢に入ります。価格はモデルごとに上がっているので、複数の販売店で比べてから決めましょう。
まとめ|iPadは「2027年春」に集中
- iPad Airは2026年3月にM4が登場。現行価格は129,800円から
- iPad miniは11月6日に第8世代が発売。OLED・A20 Pro・IP67防水に進化
- 無印iPadは2027年春が有力で、A19搭載でApple Intelligence対応の見込み
- iPad Airの次世代も2027年春が有力。OLED化が噂されるが、チップ名と時期は流動的
- iPad Proは2027年春が有力で、チップはM6かM7か未確定
iPadの更新は、2026年のAirとmini、2027年春の無印・Air・Proという二段階になりそうです。今のモデルで困っていなければ急ぐ必要はなく、すぐ必要ならAir(M4)かmini(第8世代)が候補になります。
何を重視するかで買い時は変わるので、早見表を参考に自分の使い方と照らしてみてください。
iPadシリーズ徹底比較
次世代iPad|モデル別の最新情報・噂まとめ
▶︎ 次世代iPad(第12世代)の噂まとめ
▶︎ 次世代iPad Air(M5)の噂まとめ
▶︎ 次世代iPad Pro(M6)の噂まとめ
▶︎ 次世代iPad mini(第8世代)の噂まとめ
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