Appleの新しいスタイラス「Apple Pencil Pro」が2024年5月に登場しました。
これまでのApple Pencil(第1世代・第2世代)と比べて、どんな進化があり、誰にとって買いなのか……?
本記事では、実際の使用感をもとに、注目ポイントから活用アイデア、対応機種、おすすめアクセサリーまで徹底解説します。
iPadでイラストやノートをとる人、あるいは仕事や学習にApple Pencilを活用している人にとって、Proモデルがもたらす体験はまさに新次元。
購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
Apple Pencil Proの進化ポイント
Apple Pencil Proの最大の特長は、これまでにないインタラクティブ性と直感操作性です。
以下の3つの新機能によって、iPadに「書く」体験が大きく変わりました。
1. 触覚フィードバック(Haptic Feedback)
書いたり操作したりするときに、手元に「コツン」とした振動が返ってくる仕組み。
これにより、ツールの切り替えや選択操作が感覚的に伝わるため、よりリアルな書き心地が実現されています。
2. スクイーズ操作(Squeeze)
ペンを軽く握ることで、ツールパレットを表示したり、ツールを変更したりといった多彩な操作ができる「スクイーズ」機能が搭載されました。
片手で操作を完結できるため、特にイラスト制作やノートアプリでの使用時に便利です。
3. 回転ジェスチャー(Barrel Roll)
ペン軸を回転させることで、ブラシやツールの向きや形状を調整できるようになりました。
アナログペンシルのようにひねる感覚が使えるのは、デジタルツールとしては非常におもしろく、画期的です。
使用感レビュー|第2世代と何が違う?
実際にiPad Pro M4モデルで使用してみたところ、反応速度や筆圧感知の正確さは第2世代Apple Pencilとほぼ同じ。
ですが、「触覚」と「操作の直感性」という点で、体験はまったく異なるレベルに進化しています。
とくに感動したのは、Procreateでのブラシ回転とスクイーズによるブラシ変更。
ツールバーに手を伸ばさずに、ペン先の操作だけで切り替えができるので、手元を止めずに操作を続けられます。絵を描くときのリズムを一切崩さずに制作が進められるため、イラスト制作がかなりスムーズになります。
GoodNotesやFreeformなどのノートアプリでも、ツール切り替えが直感的にでき、より没入感のある使用感に。たとえば会議中に図や文字を素早く書き分けたいとき、いちいちモードを切り替える必要がなく、自然な動作の中で流れるように操作できる点が非常に快適です。
なお、最初のうちは、従来のApple Pencilとは握った感触や反応が少し違っていて、正直なところ「思っていたよりも慣れるのに時間がかかるかも」と感じたのも事実です。
しかし2〜3日使って慣れてくると、もう前のモデルには戻れないと感じるほどの便利さ……!
スクイーズや回転といった新しい操作が自然に手に馴染み、日々の効率性を爆上げしてくれています。
ただし、Apple Pencil Proは第2世代対応機種とは異なる点があるため注意が必要です。
対応機種と注意点
Apple Pencil Proは以下のモデルのみに対応しています:
- iPad Pro 13インチ(M4)
- iPad Pro 11インチ(M4)
- iPad Air 13インチ(M2 / M3)
- iPad Air 11インチ(M2 / M3)
- iPad mini(A17 Pro)
従来のiPad Pro(第3〜6世代)やiPad Air(第4〜5世代)などでは使用できません。
また、第2世代Apple Pencilとの互換性はないため、買い替えを検討している方は要注意です。
対応機種や世代別の比較について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください:
→ 【2025年最新】Apple Pencilの種類と対応機種は?どれを買うべき?全モデルの機能を徹底解説
どんな人に向いている?
Apple Pencil Proは、以下のようなユーザーに特におすすめです:
- Procreateなどで繊細なブラシ操作を多用するイラストレーター
- 書類やノートをApple Pencilで頻繁に作成するビジネス・学生ユーザー
- ツール切り替えやショートカット操作をもっと直感的に使いたい人
逆に、軽いメモ書き程度や注釈程度の利用であれば、第2世代で十分な場合もあります。
Apple Pencil Proと一緒に使いたい周辺機器
Apple Pencilケース
Apple Pencil Proの機能を損なわずに、握りやすさと滑りにくさをプラスしたいならこれ。
このケースは、韓国の文房具「MONAMI」風のクラシックデザインが特徴で、見た目もかわいく、手書きが多い方や長時間使うクリエイターにもおすすめです。
シリコン製のスリム設計で、Apple Pencil Proのダブルタップ機能や充電・ペアリングにも完全対応。
手にしっくりなじみ、細かい線もぶれずに描きやすくなる感覚は、まさに一度使うと手放せないフィット感です。

Apple Pencil対応 ペンシルケース(貼り付け式)
Apple Pencil Proを持ち歩く機会が多い人には、この貼り付け式のスリムケースがぴったり。
iPadの背面やカバーにペタッと貼れる伸縮タイプで、Apple Pencil Proの保管場所に迷わず、移動中の落下や紛失の心配を解消してくれます。
薄型&軽量ながらしっかりホールドしてくれるので、カバンの中でゴロゴロすることもなく、ワークスペースもすっきり保てるのが魅力です。

iPad 対応 ペーパーライクフィルム(マグネット着脱式)
Apple Pencil Proの新しい触覚フィードバックやブラシ操作を最大限に活かすには、書き心地のよいフィルム選びが重要。
このESR製フィルムは、2024年モデルのiPad Pro M4に完全対応したマグネット着脱式ペーパーライクフィルムで、紙のような描き味を実現しながらも、必要なときだけ着脱できるスマート設計です。
しかも、ガラスフィルムとの併用も可能なので、画面保護と描き心地の両立が叶います。
イラストやノート用途でPencil Proを活用したい方には、絶対におすすめしたい組み合わせです。


まとめ|Apple Pencil Proは「書き心地にこだわりたい人」にとって最高の選択肢
Apple Pencil Proは、単なる上位モデルではなく、ペンの概念そのものを再定義するツールと言えます。
触覚フィードバックやスクイーズ機能は、紙のノートでは得られない新しい描画体験をもたらしてくれること間違いなし。
これからiPadとあわせて導入を考えている方、従来モデルで物足りなさを感じていた方は、ぜひApple Pencil Proをチェックしてみてください!