iPhone 15とiPhone 16、どちらを選ぶか迷っていますよね。見た目はよく似ていて、どこが本当に違うのかぱっと見ではわかりにくいモデルです。
結論を先にお伝えすると、これから新品で購入するならiPhone 16がおすすめです。一方のiPhone 15はApple Storeおよび主要キャリアでの新品販売がすでに終了しており、現在は中古市場でのみ入手できる状況にあります。
価格差が縮まった今、中古のiPhone 15を選ぶ合理的な理由は「とにかく安く抑えたい」という場合に限られてくるでしょう。
この記事では、チップ・カメラ・バッテリー・価格・Apple Intelligenceへの対応まで、ふたつのモデルの違いを正直に整理します。
iPhone 15とiPhone 16の主なスペック比較
| 項目 | iPhone 15 | iPhone 16 |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| 発売年 | 2023年 | 2024年 |
| チップ | A16 Bionic | A18 |
| メモリ ※非公式 | 6GB | 8GB |
| ディスプレイ | 6.1インチ OLED | 6.1インチ OLED |
| 最大輝度(屋外) | 2,000ニト | 2,000ニト |
| バッテリー(ビデオ再生) | 最大20時間 | 最大22時間 |
| メインカメラ | 48MP | 48MP |
| 超広角カメラ | 12MP | 12MP |
| マクロ撮影 | 非対応 | 対応 |
| カメラ配置 | 斜め(正方形ベース) | 縦並び |
| アクションボタン | なし(消音スイッチ) | あり |
| カメラコントロール | なし | あり |
| Apple Intelligence | 非対応 | 対応 |
| 空間写真・動画 | 非対応 | 対応 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6(802.11ax) | Wi-Fi 7(802.11be) |
| USB規格 | USB-C(USB 2.0) | USB-C(USB 2.0) |
| 重量 | 171g | 170g |
| カラー展開 | ブラック・ブルー・グリーン・イエロー・ピンク | ブラック・ホワイト・ピンク・ティール・ウルトラマリン |
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違い①|チップ性能──A16 BionicとA18で何が変わるか
iPhone 16が搭載するA18チップは、iPhone 15のA16 Bionicと比べてCPUが約30%高速だとされています。放熱設計も見直されており、高負荷な処理を長時間続けても性能が落ちにくくなっています。
実際には、日常的な使い方(SNS・ブラウジング・動画視聴・軽いゲーム)であれば、A16 BionicのiPhone 15でも体感上の不満は出にくいでしょう。
一方で、重いゲームタイトルや長時間の動画編集、あるいはApple Intelligence(後述)をフルに使いたい場合は、A18の余裕が効いてきます。
違い②|Apple Intelligence、iPhone 15は非対応
iPhone 16最大の差別化ポイントがApple Intelligenceへの対応です。
これはAppleが独自に開発したAI機能群で、文章の要約・リライト、通知の優先整理、画像生成、強化された音声アシスタント(Siri)などが含まれます。
2025年4月のiOS 18.4から日本語にも正式対応しており、購入直後から使える状態になっています。さらに2025年9月に配信されたiOS 26では、カメラやスクリーンショットから情報を検索・質問できる「ビジュアルインテリジェンス」も強化されました。
iPhone 15はApple Intelligenceの対象外です。同じiOS 18がインストールされていても、AI関連の新機能の多くは利用できません。Apple IntelligenceはA17 Pro以降のチップを要件とするためで、ソフトウェアアップデートで後から有効にはなりません。
将来のiOSアップデートでAI機能がさらに拡充されることを考えると、この差は今後広がる一方でしょう。個人的には、Apple Intelligenceの日本語品質がまだ発展途上の部分もあるとは思いますが、「使えない」と「使える」では長期的に見て大きな差になるでしょう。
違い③|カメラの基本性能は同等、新機能の有無が差
メインカメラのスペック(48MP)は両機種で共通です。日常の写真・動画撮影の画質に大きな差はありません。ただしiPhone 16では以下の点が強化されています。
| カメラ機能 | iPhone 15 | iPhone 16 |
|---|---|---|
| メインカメラ画素数 | 48MP | 48MP |
| 超広角カメラ | 12MP | 12MP |
| マクロ撮影 | 非対応 | 対応(超広角カメラで近接撮影) |
| フォトグラフスタイル | 基本のみ | 強化(より細かい色調調整) |
| オーディオミックス | 非対応 | 対応(動画内の音声を後から調整) |
| 空間写真・動画 | 非対応 | 対応(Apple Vision Pro用) |
| カメラコントロールボタン | なし | あり |
| カメラ配置 | 対角線(正方形ベース) | 縦並び(すっきりした外観) |
カメラコントロールはiPhone 16のボディ右側面に追加された物理ボタンです。カメラアプリの起動・シャッター操作・ズーム切り替えがボタン一つでできるため、特に片手で操作したい場面で便利です。
オーディオミックスは動画撮影後に特定の音声だけを強調・抑制できる機能で、ノイズの多い環境での撮影でも後処理が効くのはかなりポイントが高いと思います。
写真メインで使うならiPhone 15でも十分ですが、動画や空間コンテンツにこだわるならiPhone 16の方が選択肢が広がります。
違い④|バッテリー2時間の差は実感しやすい
ビデオ再生時間はiPhone 15の最大20時間に対し、iPhone 16は最大22時間。約2時間の延長です。
数字だけ見ると小さな差ですが、出張や旅行で1日外で使い続ける場面では体感しやすい改善です。A18チップの電力効率向上が主な要因で、バッテリー容量の拡大だけでなく使い方の効率化も加わっています。
「毎日充電するから問題ない」という人には差になりにくいですが、充電を気にせず使いたい人には無視できないポイントでしょう。
違い⑤|アクションボタンの有無
iPhone 16ではProモデルと同様にアクションボタンが追加されました。これは従来の消音スイッチ(ミュートスイッチ)の位置に搭載された多機能ボタンで、カメラ起動・翻訳・懐中電灯などよく使うアプリや機能を好みに合わせて割り当てられます。
外観面での主な違いはふたつです。
- カメラ配置:iPhone 15の正方形ベース・斜め配置から、iPhone 16では縦並びのシンプルなデザインに変更。全体的にすっきりした印象になっています
- 前面ガラス:iPhone 16のCeramic Shieldは最新世代で、iPhone 12世代で初採用されたCeramic Shieldと比べて50%頑丈になっており、スクリーンの割れに対する耐久性が向上しています
サイズ・重量はほぼ同じ(iPhone 16はわずかに1g軽い)ため、持ち比べてもほとんど差は感じないでしょう。ケースの互換性はないので注意が必要です。
違い⑥|価格と入手方法──iPhone 15は中古のみ
| iPhone 15 | iPhone 16 | |
|---|---|---|
| Apple Store | 販売終了 | 128GB:114,800円〜 |
| 主要キャリア(新品) | ほぼ在庫切れ | 取り扱いあり |
| 中古相場(128GB) | 38,000〜85,000円程度 | 60,000〜90,000円程度 |
iPhone 15はiPhone 17の発売に伴い、2025年9月にApple Storeでの販売が終了しました。キャリアの新品在庫もほぼ枯渇しており、現在は中古市場(イオシス・じゃんぱら・Back Market・フリマアプリ等)が主な入手ルートです。
新品で確実に手に入れるならiPhone 16しか選択肢がありません。
中古のiPhone 15は価格によっては魅力的ですが、バッテリー劣化・傷・ネットワーク利用制限の確認が必須です。特にバッテリー最大容量が80%を下回っている個体は、1〜2年の使用で急激に使い勝手が落ちる可能性があります。中古で購入する場合は、品質保証付きのリファービッシュ品(Back Market・Apple認定整備済製品など)が安全でしょう。
どちらを選ぶべきか|用途別の判断基準
コスト最優先なら|中古iPhone 15
「Apple Intelligenceはとりあえず使わなくていい」「SNS・動画・ブラウジングができれば十分」という人であれば、中古の状態が良いiPhone 15を4〜7万円台で入手するのは合理的な選択です。A16 Bionicは日常用途には十分な性能を持っており、iOS 26にも対応しています。
ただし、購入先の選定とバッテリー状態の確認は慎重に行いましょう。
新品を買うなら&長期間使い続けたいなら|iPhone 16
現在、新品で入手できるのはiPhone 16のみです。Apple Intelligenceへの対応、カメラの強化、バッテリー改善、アクションボタンの追加と、iPhone 15から実用的な進化が複数あります。114,800円〜という価格は決して安くありませんが、長く使うことを考えると十分に価値のある投資だと思います。
AppleのiOSサポート期間は概ね5〜6年です。iPhone 16はApple Intelligence対応世代として今後もAI機能の恩恵を受け続けられる立場にある一方、iPhone 15はすでにAI機能の対象外という出発点に立っています。2〜3年以上使い続けるつもりなら、iPhone 16を選ぶ方が長い目で見てコスパが良いでしょう。
よくある質問
iPhone 15からiPhone 16への買い替えは意味がある?
日常用途が中心で現在のiPhone 15に不満がなければ、急いで買い替える必要はありません。ただし、Apple Intelligenceを使いたい・バッテリーが劣化してきた・カメラコントロールなどの新機能に魅力を感じる、という場合はiPhone 16への乗り換える価値はあります。
iPhone 15とiPhone 16でケースは共用できる?
カメラの配置が変わっているため、基本的にケースの共用はできません。特にカメラ穴の位置が異なります。
Apple Intelligenceは日本語で使える?
2025年4月のiOS 18.4から日本語対応済みです。iPhone 16であれば購入後すぐに日本語でApple Intelligenceを利用できます。iPhone 15は対象外で、ソフトウェアアップデートでも対応することはありません。
iPhone 15は今から買っても長く使えるか?
iOSのサポートという観点では、iPhone 15はiOS 26に対応しており、今後数年は使い続けられる見込みです。ただし中古品の場合はバッテリー劣化が使用期間に影響するため、購入時の最大容量の確認が重要です。
中古iPhone 15と新品iPhone 16、どちらがお得?
中古のiPhone 15が4〜5万円台で購入できるケースと、新品のiPhone 16が11万円台では単純な比較はできません。使う期間・Apple Intelligence対応・バッテリー状態を加味すると、2年以上使い続けることを前提にするなら新品のiPhone 16の方が総コストとして妥当な場合が多いです。
まとめ|新品ならiPhone 16、コスト優先なら中古iPhone 15
- iPhone 15はApple Store・主要キャリアでの新品販売が終了しており、中古市場のみで入手可能
- チップはA18(iPhone 16)がA16 Bionic(iPhone 15)より2世代新しく、AI処理や重いゲームで差が出る
- Apple IntelligenceはiPhone 16のみ対応、2025年4月から日本語でも利用可能
- カメラの基本画質は同等だが、マクロ撮影・オーディオミックス・カメラコントロールはiPhone 16のみ
- バッテリーはiPhone 16が最大22時間とiPhone 15(20時間)より2時間長い
これから新品で購入するならiPhone 16がおすすめです。Apple Intelligenceの日本語対応が実現した今、「AIは関係ない」という人でも、将来のiOSアップデートでできることの差が広がっていくことを考えると、iPhone 16を選ぶと後悔しにくいでしょう。
一方、コストを抑えたい・日常用途しか使わない・中古で良品が見つかったという状況であれば、中古のiPhone 15も依然として十分アリな選択肢です。購入前にバッテリー最大容量と利用制限の確認だけ忘れずに。
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