Appleのデスクトップパソコンの最高峰、Mac Pro。
Appleは、デスクトップパソコンとして、Mac Pro、Mac Studio、Mac mini、そしてiMacを用意しています。その中で最もパワフルで高性能なMac Proについて、Appleは2025年に向けたさらなるアップデートに取り組んでいます。
これまでの進化
Mac Proが最後にアップデートされたのは、2023年6月のことです。当時、Mac Proが搭載していたIntelチップから、ついにApple自社開発のM2 Ultraチップへとプロセッサーの移行が完了しました。
しかし、このM2 Ultraチップは、グレードの低いMac Studioと同じもの。これにより、最高峰グレードのはずであるMac Proのパワー不足に批判が集まっていました。
そこでAppleは、2025年発売予定のMac Proをアップデートすることを目指していると噂されています。
次の期待はM4チップの搭載
Appleは、2024年から2025年にかけてMacのラインナップ製品すべてをM4シリーズにアップデートすると予想されています。
BloombergのMark Gurmanによると、Appleは、Mac用のチップをiPhoneと同様に毎年アップデートしていきたいと考えているといいます。もしそうなれば、CPUの性能の進化が早まり、ユーザーの購買意欲も高まることになるでしょう。
また、M4チップは人工知能に焦点を当てて設計されるとみられます。Appleは2024年、新しいオペレーションシステムに、インターネット接続なしで使えるローカルLLMを搭載するとの噂です。噂によると、M4チップは、そのAI機能のタスクを処理するため、より多くのコアを備えたニューラルエンジンを備えているといいます。
新しいMac Proは、M3 Ultraチップをスキップして、M4チップへと大きなグレードアップを迎えることになるかもしれません。
デザインは変わらず?
Mac Proには、2019年に大規模な設計のアップデートがありました。それまでは円筒形だった外観が廃止され、より控えめなアルミニウムのスマートなボックス型となっています。
このデザインについて、現時点では変更があるという噂は聞こえてきません。とはいえ、発売時期まであと1年以上の期間があるとみられるため、どのような変化があるかは今後のお楽しみですね。
発売日は2025年後半か
Appleのアナリストによれば、次世代のMac Proは2025年に発売される見込みです。首を長くして待ちましょう!