新しいiPhoneへのデータ移行、緊張しますよね。大切な写真や思い出のLINEトーク、仕事で使うアプリのデータ。これらを安全に新しいiPhoneに移せるか心配になるのは当然です。
でも現在、iPhoneのデータ移行は驚くほど簡単になっています。この記事では、最新の移行方法を詳しくご紹介しながら、新しいiPhoneをストレスなく使い始められるよう解説します。
データ移行前の準備が成功の鍵
データ移行をスムーズに進めるには、事前準備が本当に大切です。ここを丁寧にやっておくだけで、移行中のトラブルをほぼ防げますよ。
必ずやっておきたい3つのこと
iOSを最新バージョンにアップデート
古いiPhoneと新しいiPhone、両方のiOSを最新バージョンにしておきましょう。これだけで互換性の問題がグッと減ります。
アップデート手順は以下の通りです。
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 利用可能なアップデートがあれば「ダウンロードしてインストール」を選択
- Wi-Fi接続と充電しながら実行する(時間がかかる場合があります)
データ容量の確認と整理
新しいiPhoneのストレージ容量が古いiPhoneより小さい場合、全データを移行できないことがあります。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」から現在の使用状況を確認しましょう。
確認後は以下の整理を行うのがポイントです。
- 不要なアプリを削除
- 写真や動画をiCloudやGoogleフォトにバックアップ
- 使わない音楽や大容量ファイルを整理
Apple IDとパスワードの確認
データ移行中、何度もApple IDとパスワードの入力を求められます。紙にメモしておくと安心です。
個別に引き継ぎが必要なアプリ
データ移行機能では移せないデータもあります。以下のアプリは、後述するように、事前に引き継ぎ設定が必要です。
- LINE(トーク履歴のバックアップ必須)
- ゲームアプリ(セーブデータの引き継ぎコード発行)
- 二段階認証アプリ(Google Authenticatorなど)
- モバイルSuica
- 各種ポイントアプリ
クイックスタートで簡単データ移行
2025年現在、最も簡単で確実な方法がこの「クイックスタート」です。iOS 12.4以降のiPhoneなら、両方のiPhoneを並べるだけでデータ移行が完了します。バックアップ不要で、ほとんどのデータが丸ごと移るんです。
クイックスタートの手順
手順①|新しいiPhoneの電源を入れる
新しいiPhoneの電源を入れると、「こんにちは」画面が表示されます。
手順②|古いiPhoneを近づける
古いiPhoneのBluetoothとWi-Fiをオンにして、新しいiPhoneのすぐ隣に置きます。すると、古いiPhoneに「新しいiPhoneを設定」という画面が自動で表示されます。
手順③|認証画面を確認
新しいiPhoneに青い粒子のアニメーションが表示されます。古いiPhoneのカメラでこのアニメーションを読み取りましょう。
手順④|パスコードを入力
新しいiPhoneに、古いiPhoneのパスコードを入力します。
手順⑤|データ転送方法を選択
2つの選択肢があります。
| 転送方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| iPhoneから転送 | Wi-Fiで直接転送、すぐ使える | 時間がかかる場合がある |
| iCloudからダウンロード | バックグラウンドでダウンロード | iCloud容量が必要 |
手順⑥|待機
転送が完了するまで、両方のiPhoneを近くに置いたまま待ちます。データ量によっては30分から数時間かかることもあるので、時間に余裕があるときに実行しましょう。
クイックスタート成功のコツ
クイックスタートを確実に成功させるには、以下のポイントを押さえましょう。
- 充電しながら実行する(バッテリー切れ防止)
- 安定したWi-Fi環境で行う(通信エラーを防ぐ)
- 両方のiPhoneを動かさない(接続が途切れる原因になります)
- 時間に余裕を持って行う(数分から数時間は両方使えません)
有線接続でより確実なデータ移行
「Wi-Fiが不安定」「大量のデータを確実に移したい」という方には、有線接続がおすすめです。通信エラーの心配がなく、転送速度も速いんです。
機種別の必要なケーブル
iPhone 15以降同士の場合
USB-C充電ケーブルを使います(iPhone 15に付属のケーブルでOK)。両方のiPhoneの充電ポートに接続するだけで、クイックスタートが自動的に有線モードで開始されます。
iPhone 14以前からiPhone 15以降への移行
USB-C to Lightningケーブルが必要です。
iPhone 14以前同士の場合
Lightning to USB 3カメラアダプタとLightningケーブルが必要になります。少し複雑ですが、以下のように接続します。
- カメラアダプタを古いiPhoneに接続
- カメラアダプタの電源ポートに充電器を接続(12W以上推奨)
- Lightningケーブルで新旧iPhoneを接続
有線接続のメリット
有線接続には以下のような利点があります。
- 通信が安定する(Wi-Fiの電波状況に左右されない)
- 転送速度が速い(大容量データもスムーズ)
- 失敗のリスクが低い(途中で切断される心配なし)
データ移行を確実に成功させたい方は、有線接続用のケーブルを1本持っておくと安心です。特にカメラロールに何千枚も写真がある方には、有線接続を強くおすすめします。
iCloudバックアップからの復元方法
「古いiPhoneが手元にない」「事前にバックアップを取っておきたい」という方は、iCloudバックアップからの復元が便利です。
iCloudバックアップの作成手順
事前準備
- 「設定」→自分の名前→「iCloud」→「iCloudバックアップ」をタップ
- 「iCloudバックアップ」をオンにする
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
注意点として、Wi-Fi接続が必須で、充電しながら実行することをおすすめします。
新しいiPhoneでの復元手順
新しいiPhoneでの復元は以下の流れで行います。
- 新しいiPhoneの初期設定を進める
- 「アプリとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選択
- Apple IDでサインイン
- 復元したいバックアップを選択
- 復元完了を待つ
iCloudストレージが足りない場合
無料プランは5GBまでです。写真や動画が多い方は容量不足になりがちなので、以下の解決策を検討しましょう。
- iCloud+にアップグレード(月額130円から)
- 写真をGoogleフォトなど他のクラウドに移動
- 不要なバックアップを削除
LINEなど個別アプリの引き継ぎ設定
データ移行機能では完全に移行できないアプリがあります。特にLINEは多くの方が使っているので、詳しく解説しますね。
LINEの引き継ぎ手順
古いiPhoneでやること
必須の準備作業は以下の通りです。
- 「ホーム」→「設定」(歯車マーク)→「アカウント」
- メールアドレスとパスワードを設定(未設定の場合)
- 「トーク」→「トークのバックアップ」→「今すぐバックアップ」
トーク履歴を残したい場合、バックアップは絶対に必要です。
最後に「アカウント引き継ぎ」をオンにします(有効期限36時間)。
新しいiPhoneでやること
- LINEアプリをダウンロード
- 電話番号でログイン
- トーク履歴を復元を選択
- メールアドレスとパスワードを入力
その他の主要アプリ
ゲームアプリ
ほとんどのゲームアプリは、引き継ぎコードやアカウント連携が必要です。一般的な手順は以下の通りです。
- ゲーム内の設定から引き継ぎコード発行
- SNSアカウント(Google、Facebookなど)と連携
- 新しいiPhoneでコード入力またはアカウントログイン
モバイルSuica
古いiPhoneでSuicaを削除(サーバーに預ける)し、新しいiPhoneでWalletアプリから再追加します。
データ移行を快適にするおすすめアイテム
データ移行をもっとスムーズに、もっと確実にするためのアイテムをご紹介します。実際に使ってみて便利だと感じたものばかりです。
高速充電対応ケーブル
データ移行中は両方のiPhoneが使えないので、できるだけ早く終わらせたいですよね。高速充電対応のケーブルなら、転送速度も速く、充電も素早くできます。
- MFi認証取得(Apple公式認証で安心)
- USB Power Delivery対応(最大60Wの急速充電)
- 耐久性の高いナイロン編み込み仕様
モバイルバッテリー
データ移行には意外と時間がかかります。途中でバッテリーが切れたら大変なので、大容量のモバイルバッテリーがあると安心です。
選ぶポイントは以下です。
- 容量10,000mAh以上
- PD(Power Delivery)対応
- 複数ポート搭載(2台同時充電可能)
コンセントが遠い場所でも、モバイルバッテリーがあれば安心してデータ移行を進められます。カフェや移動中でも作業できるのが嬉しいですね。
外付けストレージ
「新しいiPhoneのストレージ容量が小さい」「とりあえず一時的に保存したい」という方には、iPhone対応の外付けストレージが便利です。
- 写真や動画を一時的に退避できる
- iCloudの容量を気にしなくて良い
- PCがなくても大容量データを管理可能
Lightning端子とUSB-C端子の両方に対応したモデルなら、機種変更後も長く使えますよ。
Wi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)
自宅のWi-Fiが不安定な方や、外出先でデータ移行したい方には、安定した通信環境を作れるポケットWi-Fiがおすすめです。データ移行は大量のデータ通信が発生するので、安定した回線があるだけでストレスが全然違います。
よくあるトラブルと解決方法
データ移行中、予期せぬエラーに遭遇することもあります。でも大丈夫。ほとんどのトラブルは簡単に解決できるんです。
クイックスタートの画面が表示されない
| 原因 | 解決方法 |
|---|---|
| Bluetoothがオフ | 両方のiPhoneでBluetoothをオンに |
| iOSバージョンが古い | 最新バージョンにアップデート |
| 距離が遠い | 両方のiPhoneを10cm以内に近づける |
| 再起動が必要 | 両方のiPhoneを再起動して再度試す |
データ転送が途中で止まる
考えられる原因は、Wi-Fiの接続が不安定、バッテリー残量不足、ストレージ容量不足などです。解決方法は以下の通りです。
- 両方のiPhoneを充電器に接続
- ルーターの近くで作業
- 不要なデータを削除してストレージを確保
- 有線接続に切り替える
LINEのトーク履歴が復元できない
これは本当によくあるトラブルです。以下をチェックしてみてください。
- 古いiPhoneでバックアップを取ったか
- バックアップの日付は最新か
- 同じApple IDでサインインしているか
- iCloudドライブがオンになっているか
古いiPhoneが手元にあるなら、もう一度バックアップを取り直してから新しいiPhoneで復元を試してみてください。
アプリが正常に動かない
データ移行後、一部のアプリが起動しなかったり、動作がおかしくなることがあります。次のような対処法を試しましょう。
- App Storeでアプリを最新版にアップデート
- アプリを一度削除して再インストール
- iPhoneを再起動
特に銀行アプリやセキュリティアプリは、機種変更を検知して動作を制限することがあります。アプリのサポートページで機種変更時の手順を確認してみてください。
新しいiPhoneライフを快適にスタート
ここまで、iPhoneのデータ移行について詳しくご紹介してきました。最後にポイントをおさらいしましょう。
データ移行成功の3つの鉄則は以下です。
- 事前準備を丁寧に(iOSアップデート、容量確認、Apple ID確認)
- 自分に合った方法を選ぶ(クイックスタート、有線接続、iCloudバックアップ)
- 個別アプリの引き継ぎを忘れずに(LINE、ゲーム、認証アプリなど)
初めての方や確実に成功させたい方は、有線接続でのクイックスタートが最もおすすめです。必要なケーブルを用意して、充電しながら、時間に余裕を持って実行すれば、ほぼ100%成功します。
そして、データ移行をもっと快適にするなら、この記事でご紹介したアイテムをぜひチェックしてみてください。MFi認証の高品質ケーブル、大容量モバイルバッテリー、外付けストレージなどがあれば、データ移行はもちろん、日常のiPhone利用も格段に快適になります。
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