2024年10月、Appleが正式に発表した新型iMac。外見はおなじみの24インチボディですが、中身はまるで別物。最新のM4チップを搭載し、よりスムーズでパワフルなMac体験を提供しています。
しかし、Appleシリコン搭載のiMacはM1(2021年)、M3(2023年)と短期間でリリースが続いたため、「今、M4を買うべき?」「何がそんなに違うの?」という疑問も多く聞かれます。
この記事では、そんな疑問に答えるべく、スペックや使用感、向いているユーザー層、注意点、そしておすすめの周辺機器まで徹底的に掘り下げます。
M4チップの進化:見えないけど効いてる、内部の大変化
今回のiMac最大のアップグレードは、Appleが自社開発したM4チップの搭載です。前世代のM3からどれほど進化したのか、ポイントを整理してみましょう。
M4の注目ポイント
- CPUコア構成の強化: 最大10コア(6高性能+4高効率)で、マルチタスクや重たい作業も余裕
- GPUの高速化: 最大10コアGPUで、動画編集やグラフィック作業も快適に
- Neural Engine強化: AI処理性能が約3倍に。画像処理や音声解析、自然言語処理に強くなった
- RAMの標準化: すべての構成で16GB以上が標準に(※メモリ増設は不可)
数値としては、M3比でCPUは約1.7倍、GPUは約2倍の性能向上。
日常使いでの違いは一見わかりにくいかもしれませんが、アプリの立ち上がりや切り替えが驚くほどスムーズになっており、「なんとなく快適」の正体はここにあります。
デザイン面の変化は少なめ。ただし完成度はさらに上がった
2021年に刷新されたスリムなデザインを継承しつつ、今回のM4 iMacは内部の効率と美しさをさらに磨き上げたモデルに仕上がっています。
色はこれまでと同様に複数のカラーバリエーションが用意され、周辺機器も本体カラーと統一。新たにすべてのアクセサリがUSB-C接続に統一された点も見逃せません。
ただし、高さ調整は相変わらず不可。ディスプレイ位置を調整したい人には、スタンドの追加が必須になります。
おすすめのiMacスタンド

実際に使って感じたM4 iMacの「ちょうどよさ」

筆者も、発売直後にiMac M4(16GB RAM / 512GB SSDモデル)を導入してみました。
日常業務、画像加工、動画編集など、実際の作業に使ってみたところ、体感レベルでの「操作の快適さ」「軽さ」が大きく改善されていると感じました。
Safariのタブを20個開いたまま画像編集をしてもカクつかず、Zoom会議中に大容量のファイルをアップロードしても問題なし。
「ストレスのない操作感」が、作業効率と気分を地味に支えてくれるのです。
一方で、ポートの少なさ(USB-Cのみ)やメモリ増設不可といった制限も健在。これらを理解したうえで購入すれば、満足度はかなり高い1台です。
大型iMac(30インチ)のうわさと展望|ハイエンドiMacは復活する?
2024年のiMac M4発表に際して、多くのMacユーザーが密かに期待していたのが30インチ超えの大型iMacの復活です。
現在販売されているiMacは24インチモデルのみで、かつての27インチIntelモデルの後継が登場していないことに物足りなさを感じている人も少なくありません。
登場の可能性と予想されるスペック
BloombergのMark Gurman氏によれば、Appleは現在30〜32インチのiMacをテスト中であり、2025年中の発売が視野に入っているとのことです。搭載チップはM4 ProまたはM4 Maxと予想され、現在のiMacより明確にハイエンド志向の位置づけになる可能性が高いと考えられます。
現時点ではAppleからの正式な発表はありませんが、以下のような仕様が期待されています:
- 30〜32インチ 5K Retinaディスプレイ(または6K)
- M4 Pro/Max搭載
- 最低でも32GB RAMからのスタート
- カラーはシルバー/スペースグレイ系に統一される可能性
大型iMacを待つべき?それとも今買うべき?
iMac M4(24インチ)は確かに完成度の高い製品ですが、「もっと広く、もっと強く」なiMacを待ち望んでいる方にとっては、2025年の動向を見てからでも遅くはないかもしれません。
ただし、日常の業務やクリエイティブ用途においては24インチで十分な場合がほとんどで、すぐに使いたい・スペースに制限があるという場合には、今のM4 iMacは非常にちょうどいい存在です。
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こんな人におすすめ。iMac M4が刺さるユーザーとは?
iMac M4は、すべての人に最適な万能マシンというよりは、ある種の明確なニーズを持った人に刺さる製品です。
iMac M4が向いている人
- 初めてMacを使う人: 初期構成でも十分パワフル。セットアップも簡単
- リモートワーク中心の人: デスクを美しく保ちつつ、Zoomや書類作成も快適
- 動画編集や画像加工をする人: 4.5Kディスプレイ×強化されたGPUの相性が抜群
- ノートよりデスクトップ派: 電源に繋ぎっぱなしで使うなら、MacBookよりコスパ良し
一方で、「ポートがもっと欲しい」「メモリは増設したい」「画面サイズは30インチ以上がいい」など、カスタマイズ性や拡張性を重視する人にはやや不向きです。
iMacと揃えたい周辺機器
iMac M4の使い勝手を最大化するには、以下のような周辺アクセサリーの導入がおすすめです。見た目を崩さず、快適さだけを上乗せしてくれます。
モニタースタンド(高さ調整用)

目線が下がりすぎると肩こりや眼精疲労の原因に。
スリムなiMacは特にディスプレイが低めなので、スタンドを1つ入れるだけで姿勢が大きく改善されます。アルミ製の一体型デザインで見た目も最高です。
USB-Cハブ付きスタンド

USB-AポートやSDカードスロットを追加しつつ、iMacの足元にピタッとフィット。ポート不足をスマートに解消し、外付けSSDやカメラとの接続も快適になります。
作業を超効率化してくれるハブの決定版

Anker Prime ドッキングステーション 14-in-1は、美しさと機能性を両立したiMacユーザーのための拡張アイテム。最大14ポートを備え、USB-AやHDMI、有線LAN、SDカードリーダーまでを一体化。
足りないポートをスマートに補いながら、デスク上の統一感を損なわない洗練されたデザインが魅力です
外付けディスプレイやストレージを多用するユーザーにとって、まさに1台で完結する理想のハブです。
まとめ|買う価値は「高い」。でも、自分にとって合うかを見極めて
M4搭載iMacは、見た目こそ変わらずとも中身は大きく進化しています。
特に、普段の仕事や創作活動に集中したい人にとっては、余計な煩わしさが少なく、「美しい道具」として最適な1台です。
ただし、すべての人にとってのベストではありません。メモリやポートの制限などを理解し、必要に応じて周辺機器で補えば、非常に満足度の高い選択になるはずです。