iPhone 16を使っているときに、「なんだか熱くなりやすい気がする」と感じている方も多いのではないでしょうか。特に夏場や動画視聴・撮影・ゲームプレイ時など、デバイスが手のひらでどんどん熱を帯びてくる感覚に不安を覚える人も。
この記事では、筆者が実際にiPhone 16を使用して感じた発熱の傾向や、ユーザーができる対策、おすすめの設定について詳しく解説します。
どんな時にiPhone 16は熱くなるのか?
まずは実際に筆者がiPhone 16を使用して、明確に「熱い」と感じた主なシーンを紹介します。
発熱を感じやすい場面
- 動画撮影(4K 60fps)を5分以上続けたとき
- SNSアプリ(特にInstagram・TikTok)を連続使用したとき
- 高温環境(30℃以上)で充電しながら操作したとき
- 屋外でマップアプリとカメラを同時に使用したとき
- 重たいゲームアプリ(原神など)を30分以上プレイしたとき
逆に、通常のブラウジングやメッセージ送信、音楽再生などでは発熱はほとんど気にならない印象です。
なぜiPhone 16は熱くなるのか?主な原因を解説
A17 Proチップによる高性能処理
iPhone 16 Proシリーズには、高性能なA17 Proチップが搭載されています。これは演算処理やグラフィック処理に優れていますが、そのぶん発熱も発生しやすいです。
常時接続やアプリのバックグラウンド動作
iOSはバックグラウンドでアプリを自動更新したり、写真やクラウド同期などを行います。これが重なると、目に見えない形で発熱する要因となります。
外気温の影響と充電時の発熱
Apple公式サイトでも注意喚起があるように、真夏の屋外や、車内に置きっぱなしなど、外気温の高さはiPhoneにとって大敵です。充電中の発熱と重なると、かなり熱を持つ場面があります。
自分でできるiPhoneの熱対策4選
① 外付け冷却ファンでiPhoneの熱を直接冷却
特に高負荷のゲームや動画撮影などを長時間行う人にとっては、物理的にiPhoneを冷やす冷却アクセサリーの導入も効果的です。
中でも人気なのがこちら:


これらの製品は、ペルチェ素子を使った急速冷却方式で、スマホの背面に取り付けるだけで短時間で本体温度を下げてくれます。
- USB給電式で軽量・静音設計
- 原神や荒野行動などの高負荷ゲームに最適
- 揺れずにピタッと密着するので、ゲーム中でも手の邪魔にならない
- 伸縮式でiPhoneのサイズにもぴったり対応
動画撮影やライブ配信を行う人、夏場の屋外使用が多い人にとって、iPhoneの熱暴走を防ぐ安心の相棒になるでしょう。
② ケースを見直す(放熱性の高いものに)
厚みのあるラバーケースや金属製のケースは放熱を妨げます。できれば放熱性に優れた通気穴付きケースや、薄型のシリコンケース、重要なパーツだけどカバーするバンパースタイルに変えるのがおすすめです。
ケースで熱をこもらせない、スタイリッシュなバンパーもおすすめ

スタイリッシュで放熱を妨げないミニマル設計のバンパーケースは、iPhoneのデザインを活かしながら、熱のこもりを防いでくれる優れた選択肢です。
③ 充電しながらの操作を避ける
充電中の発熱は避けられません。とくに高速充電をしながら動画視聴やゲームを行うと、熱がこもりやすくなります。なるべく充電中は操作を控えるのがベストです。
どうしても充電したい場合はケーブル付きの高速充電器で

iPhoneのMagSafeを使った充電は、充電にかかる時間が長くなるうえに、熱がこもりやすくなります。充電しながらiPhoneを使う必要がある場合は、ケーブルを使って、高速充電ができるタイプのものを使いましょう。
④ 設定の見直し(必要ない機能を制限)
- 位置情報サービスの常時オンを避ける
- Appのバックグラウンド更新をオフにする
- 高輝度のディスプレイ設定を抑える
これらを見直すだけでも、発熱の頻度やピーク温度が変わってきます。
まとめ|熱が気になる人にとっては「買い替えの価値あり」
iPhone 16は、A17 Proの高性能ゆえに発熱しやすいのは事実ですが、それでも適切な対策をとれば、かなり快適に使えるレベルまで抑えられます。
特に夏場や動画撮影・ゲーム時など、負荷がかかるシーンでは冷却ファンの活用や放熱性の高いケースの選択、充電中の使い方の工夫が発熱対策として非常に有効です。
冷却アクセサリーや高速充電器、バンパーケースなどをうまく活用すれば、iPhone 16をより快適に、安全に長く使うことができます。
発熱がストレスになる前に、自分の使い方に合った対策を取り入れてみてください!