正直に言うと、筆者はAirPods Pro 2を約3年使い続け「しばらく買い替えない」と決めていました。ところが昨年秋にAirPods Pro 3が登場し、さらに今年3月にAirPods Max 2まで出てきて、気づけばまたAirPodsの沼にはまっていたんですよね……。
2026年4月現在、Appleの現行AirPodsラインナップは4モデル。使い比べてみると「何を選ぶべきか」の答えは思ったよりわかりやすいので、その体験をそのまま解説します。
2026年現行AirPods|全ラインナップ一覧
| モデル | AirPods 4 | AirPods 4(ANC搭載) | AirPods Pro 3 | AirPods Max 2 |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 型 | オープンイヤー型 | オープンイヤー型 | カナル型(インイヤー) | オーバーイヤー型 |
| 価格(税込) | 21,800円 | 29,800円 | 39,800円 | 89,800円 |
| ANC | なし | あり | あり(Pro 2比最大2倍) | あり |
| チップ | H2 | H2 | H2 | H2 |
| バッテリー(本体) | 最大5h | 最大5h(ANCオン:4h) | 最大8h(ANCオン) | 最大20h(ANCオン) |
| 防水 | IP54 | IP54 | IP57 | 非公表 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応 | 対応(MagSafe) | 対応 |
| 心拍センサー | なし | なし | あり | なし |
| ライブ翻訳 | なし | あり(iOS 26以降) | あり(iOS 26以降) | あり(iOS 26以降) |
| ロスレスオーディオ | なし | なし | なし | あり(USB-C接続時) |
| 詳細 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
「どれを選ぶか」が難しく感じるのは、単純に上位モデルが自分にとっての最適解とは限らないからです。デザイン(装着スタイル)と用途の組み合わせによって、ベストな選択は人ごとにかなり変わってきます。
AirPods 4|日常使いのちょうどよさが詰まったモデル
向いている使い方
- ながら聴き中心で、周囲の音を完全に遮断したくない
- カフェや自宅でBGMを流しながら作業
- AirPodsを初めて買う、またはプレゼントしたい
実際に使ってみると
一言でいえば「軽い」というのが最初の印象。物理的な重さもそうですが、耳への圧迫感がほぼゼロで、気づいたら何時間もつけっぱなしになっています。筆者の経験上、在宅ワーク中に装着し続けるならオープンイヤー型が断然ラクだと感じます。
H2チップ搭載でアダプティブイコライゼーションが効くため、音質は価格帯を超えた仕上がりです。低音のこもりがなく、ボーカルの輪郭がはっきりしています。日常的に音楽を聴く用途なら十分すぎるほどのクオリティだと思います。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| チップ | H2 |
| バッテリー(本体) | 最大5時間 |
| バッテリー(ケース込み) | 最大30時間 |
| 防水 | IP54(本体・ケース) |
| 充電 | USB-C(ワイヤレス非対応) |
注意点
- ANCなし。騒音の多い場所では音楽に集中しにくい
- 「探す」機能でケースから音を鳴らすことができない
- ケースのワイヤレス充電に非対応
AirPods 4(ANC搭載)|8,000円の差額は間違いなく価値アリ
向いている使い方
- 電車・バス通勤で音楽に集中したい
- 在宅ワーク中に周囲の生活音を減らしたい
- オープンイヤーの快適さを保ちつつ、ある程度のノイキャンが欲しい
実際に使ってみると
ANC(ノイズキャンセリング)の効きは「かなりいい」という印象です。Pro 3の遮音性と比べれば差はありますが、電車の走行音やオフィスのエアコン音くらいなら十分にカットしてくれます。完全遮音は期待できませんが、「周囲のざわつきを一段引いた感じ」に整えてくれる感覚です。
適応型オーディオと会話感知が使えるようになるのもかなり便利なポイントで、話しかけられた瞬間にBGMを自動で下げてくれる会話感知は、毎日使っていると「これがないと不便」と思うようになります。
ケースにスピーカーが内蔵されているので「探す」機能でケースを鳴らせます。ワイヤレス充電対応になる点も便利なポイント。Qi充電器に置くだけで充電できる快適さは、一度慣れると戻れなくなります。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| チップ | H2 |
| バッテリー(本体) | 最大5時間(ANCオン:最大4時間) |
| バッテリー(ケース込み) | 最大30時間(ANCオン:最大20時間) |
| 防水 | IP54(本体・ケース) |
| 充電 | USB-C、Qi、Apple Watchチャージャー対応 |
| ライブ翻訳 | あり(iOS 26以降) |
注意点
- Pro 3に比べるとANCの遮音深度は劣る
- オープンイヤー設計のため完全遮音は構造的に期待できない
- ANCオン時はバッテリーの減りが早くなる
結論|AirPods 4を買うならANC搭載モデルが正解
ANCなしモデルとの差額は8,000円。その8,000円でANC・適応型オーディオ・会話感知・ケースのワイヤレス充電がすべて手に入ります。コストパフォーマンスで考えると、ANC搭載モデルのお得度はかなり高いと言っていいのではないでしょうか。
AirPods Pro 3|2026年に1台選ぶなら、間違いないのはこれ
向いている使い方
- ノイキャン性能を最大限に使いたい
- ランニングや筋トレで使いたい(心拍センサー搭載)
- 出張・飛行機での移動が多い
- 防水性能を重視したい
実際に使ってみると
まずノイキャンについて。Pro 2からの乗り換えで感じた違いは「静かさのレベルが違う」という一点に尽きます。Pro 3はPro 2比で最大2倍のノイズ低減を実現しており、満員電車の中でも外の音がほぼ消えます。
さらに、現モデルから搭載された心拍センサーは、単なるスペック追加ではなく、使い勝手を大きく変える機能だと思います。Apple Watchなしでも装着中の心拍数とリアルタイムの消費カロリーを思いのほかしっかり計測できるので、ジムでの運動やジョギングのモチベーションが変わりました。
IP57の耐水性能も見逃せません。AirPods 4のIP54より1ランク上で、土砂降りの雨や激しいワークアウトの汗もOK。筆者の経験上、イヤホンで一番怖いのはうっかり水に濡れてしまうことなので、IP57の安心感はかなり大きいです。
イヤーチップはXXS・XS・S・M・Lの5サイズが付属しています。シリコンにフォームの層が加わった新設計で、遮音性と装着安定性が前世代より向上しています。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| チップ | H2 |
| バッテリー(本体) | 最大8時間(ANCオン)、最大10時間(ヒアリング補助使用時) |
| バッテリー(ケース込み) | 最大36時間(ANCオン時) |
| 防水 | IP57(本体・ケース) |
| 充電 | MagSafe充電ケース(USB-C)、Qi、Apple Watchチャージャー対応 |
| 心拍センサー | あり(50種類のワークアウトに対応) |
| ライブ翻訳 | あり(iOS 26以降) |
| ヒアリング補助 | あり(ヒアリングチェック・補助機能・大きな音の低減) |
注意点
- カナル型なので耳の奥に入る感覚が苦手な人には向かない
- AirPods 4と比べてケースがやや大きい
- 2026年下半期に上位バリエーション(IRカメラ搭載)が登場する可能性がある
2026年下半期の新モデルの噂について
Ming-Chi Kouをはじめ複数のアナリストが、2026年9月頃にAirPods Pro 3の上位バリエーション(IRカメラ搭載)の登場を予測しています。価格はPro 3より高くなる見込みで、日本では4万8,000〜5万円台になる可能性があるとのこと。
ただしAirPods Proは約3年サイクルで世代交代してきたモデルで、上位バリエーションが出るとしてもPro 3自体の価値は変わりません。「新機能が気になるなら待つ、今すぐ使いたいなら買う」でいいでしょう。
AirPods Max 2|音楽体験を新しいステージへ
向いている使い方
- 音楽鑑賞や映画視聴での没入感を最大化したい
- 音楽制作・クリエイティブ作業でロスレス再生を使いたい
- ヘッドフォン型ならではの音場体験を求めている
実際に使ってみると
AirPods Max 2は2026年3月に発売されたばかりで、初代Maxからおよそ6年ぶりのハードウェア更新にあたります。
最大の変化はロスレスオーディオへの対応です。USB-Cケーブルで接続すると24ビット48kHzのロスレス再生が可能になり、Logic Proなどの音楽制作アプリとの親和性がかなり高まりました。
音質体験は、率直にいってイヤホン型とは次元が違います。40mmドライバーと大口径ハウジングが生み出す音場は「音が鳴っている空間の中にいる」感覚に近く、ライブ音源やオーケストラを聴くときの感動が何倍にも増幅されます。
H2チップ搭載で適応型オーディオ・会話感知・ライブ翻訳もフルサポートしています。カメラリモート機能も追加され、Digital Crownでカメラアプリのシャッターやビデオ操作ができるようになっています。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| チップ | H2 |
| バッテリー(本体) | 最大20時間(ANCオン)、5分充電で約1.5時間再生 |
| 防水 | 非公表 |
| 充電 | USB-C(ロスレス・超低レイテンシー対応)、Qi対応 |
| ライブ翻訳 | あり(iOS 26.4以降) |
| ロスレスオーディオ | あり(USB-C接続時) |
注意点
- 約9万円という価格への覚悟は必要
- ヘッドフォン型なので外出先での機動性は低い
- 防水性能の公式表記がない
- ケースではなくスリーブに収納するスタイルのため収納性がやや低い
選び方|あなたに合うAirPodsはどれか
ノイキャン重視なら|AirPods Pro 3
通勤・飛行機・図書館など、静かな環境を作りたいシーンが多い場合はPro 3がベストです。カナル型の密閉性とH2チップのANCが組み合わさり、オープンイヤー型では届かない遮音レベルを実現しています。
軽さ・快適さ中心なら|AirPods 4(ANC搭載)
一日中つけていても疲れないオープンイヤーの装着感が欲しい場合は、AirPods 4のANC搭載モデルがベストです。在宅ワーカーやながら聴き中心のユーザーには、Pro 3よりこちらが向いているケースも多いです。
コスト最優先なら|AirPods 4(ANCなし)
2万円台でH2チップ・空間オーディオ・IP54防水を手に入れられます。AirPods入門やプレゼント用途にも迷わず選べる1台です。
音質・クリエイティブ重視なら|AirPods Max 2
音楽への没入感・ロスレスオーディオ・音楽制作との連携を優先するなら、Max 2がベスト。価格が許容範囲であれば後悔しないモデルだと思います。
まとめ|2026年は「用途で選ぶ」時代
- 全4モデルH2チップを搭載し、空間オーディオ・適応型イコライゼーションに対応
- AirPods 4はANC搭載モデルを選ぶほうがコスパが高いかも
- AirPods Pro 3は2026年現在最強のインイヤーANCと心拍センサーを備えた非常に完成度の高いモデル
- AirPods Max 2は2026年3月発売の最新モデルで、ロスレスオーディオに対応
現在展開している4モデルは、それぞれ異なる特徴があるので、まずは自分の用途に照らして選ぶのが正解です。
それでもどれを選べばいいのかわからない、という人に筆者が個人的におすすめするのは、AirPods 4(ANC搭載)かAirPods Pro 3です。
ノイズキャンセリング機能をしっかり使って静かに音楽を楽しみたいならAirPods Pro 3、それよりも価格重視ならAirPods 4、を選ぶと後悔しにくいのではないでしょうか。
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