Apple Watchが誕生してから、2024年でちょうど10周年!
この記念すべき年に、Appleは特別なApple Watch 10を発表するのではないかという期待が高まっています。
その製品名については、iPhone XになぞらえてApple Watch Xになるのではないかとの噂も。
そんなスペシャルなApple Watchについて、現在までにわかっている情報をまとめました。
【2024年9月10日追記】新しいApple Watch 10が発表されました!
デザインが大きく変化?
BloombergのMark Gurmanによれば、2024年のApple Watchは、デザインにこれまでにない大きな変化があるといいます。
Appleのデザイナーたちは、これまでよりも本体が薄くなるような新しいデザインに取り組んでいるとの噂です。
初代Apple Watchの登場から10年の間に、スマートウォッチ市場は急速な進化を遂げました。FitbitやHUAWAI、GARMINなどのメーカーから、小さくて軽いデバイスがたくさん登場しています。
スマートウォッチ市場の草分け的な存在であるApple Watch。今年は一段とスタイリッシュに、いちだんと進化を遂げそうです。
バンドの装着がマグネット式になる?
Apple Watchのバンドが大きく変わるかもしれません。なんと取り付け方が変わり、今までのスライド式ではなく、マグネットで付け外しできるようになる可能性があります。
もしこの変化が実現すれば、バンドのスライダー部分に使われていた本体のスペースが空くぶん、本体が小さく薄くなるかもしれません。さらに、バッテリー容量が大きくなる可能性もあるでしょう。充電がより長持ちすると嬉しいですね。
バンドの装着方式が変わるかどうかはいまだ不透明ですが、もしこのような変化が実現する場合、旧式のバンドが使えなくなる可能性が高いと考えられます。
より電力効率が優れた有機ELディスプレイ?
Apple Watch 10では、さらにバッテリーが長持ちする有機ELディスプレイを搭載することが予想されています。
iPhone 16シリーズにおいても有機ELディスプレイの搭載が予想されていますが、ウェアラブル端末であるApple Watchでも実現するでしょうか。続報が楽しみです。
ヘルスケア機能もさらに高性能に?
血圧モニタリング機能
Apple Watchがすでに搭載している心拍数モニタリングに加えて、待望の血圧モニタリングが登場するかもしれません。
新しいApple Watchは、ユーザーの血圧をモニターし、高血圧を検出できる機能を搭載することが予想されています。Apple Watchは、特定の収縮期および拡張期の測定値を表示することはできないようです。しかし、血圧が上昇傾向にある場合、それをユーザーに通知します。
高血圧の検出機能
また、BloombergのMark Gurmanによると、Appleの新しい血圧モニタリング機能の一環として、Apple Watchは高血圧や異常な高血圧のエピソードを検出することが期待されています。このシステムは、ユーザーに高血圧が生じたときに何をしていたかをメモするオプションを提供するようです。そして、Apple Watchは、医師に相談するか、正確な血圧の測定を行うようにユーザーに指示します。
睡眠時無呼吸の検出機能
さらに、今年はApple Watchベースの睡眠時無呼吸を検出する機能が登場します。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。重症と診断されて治療を必要とする人だけでも、日本国内に300万人以上がいると考えられています。重症化すると命の危険を引き起こしかねない疾患です。
Apple Watchは、現時点で既に精度の高い睡眠モニタリングアプリを提供しています。今年のさらなるアップデートでは、ユーザーの睡眠中のデータを使用して呼吸状態をモニタリングし、問題が疑われる場合には、医師の診察を指示します。
発売時期は2024年秋か、2025年に持ち越すか
Apple Watch 10(またはApple Watch X)の発売は、例年どおりのスケジュールだと2024年秋頃となることが予想されます。
しかし、初代Apple Watchの発表は2014年で、実際の発売は年明けの2015年でした。これを踏襲するなら、Apple Watch 10の発売も年明けの2025年に持ち越される可能性があるかもしれません。
いずれにしても、記念すべきアニバーサリーイヤーのApple Watchには、ワクワクできる変化が期待できそうです。