スマホさえあれば、いつでもどこでも本が聴ける時代。通勤時間や家事の合間、ウォーキング中など「ながら時間」を学びに変えられる音声コンテンツの需要が高まる中、2大サービスとして人気を集めているのがAudible(オーディブル)とaudiobook.jp(オーディオブック)です。
どちらも魅力的なサービスですが、仕組み・料金・配信コンテンツ・再生機能など、細かな違いが多く、「結局どっちが自分に合ってるの?」と迷う人も多いはず。
この記事では、両サービスの月額料金や対象作品数、主なジャンルなどを徹底比較し、徹底比較し、それぞれどんな人におすすめなのかを詳しく解説します。
結論|Audibleとaudiobook.jp、どっちがおすすめ?
まず最初に結論をお伝えすると、次のように分かれます:
- Audibleがおすすめな人
ビジネス書・洋書・ベストセラーを多く聴きたい人。Amazon連携やUIの使いやすさを重視する人。 - audiobook.jp
がおすすめな人
教養系や語学、資格対策、自己啓発などを中心に聴きたい人。
それぞれの無料体験はこちら
サービス概要と料金の違い
Audible(オーディブル)
- 運営元:Amazon
- 月額料金:
ベーシックプラン:880円(税込)
プレミアムプラン:1,500円(税込) - 特徴:月1冊無料で購入できる「コイン制」+聴き放題(会員特典)
- 無料体験:30日間(1冊プレゼント)
Audibleは1コインで1冊購入できる仕組みが最大の特徴です。ベストセラーや高額書籍をコインで購入できるため、価格的にお得に使えます。
さらに、2022年以降は一部の書籍で聴き放題にも対応するようになり、より使いやすくなりました。
audiobook.jp
(オーディオブック)
- 運営元:株式会社オトバンク(日本企業)
- 月額料金:
聴き放題プラン:月額1,330円(年割プランなら月額833円)
月額会員プラン(ポイント制):550円〜33,000円まで選択可 - 無料体験:14日間(聴き放題)
audiobook.jpは日本語音声コンテンツに特化しており、語学・資格・文学・教養書など、堅実で知的なラインナップが特徴。1冊あたりの再生時間が短く、手軽に聴けるコンテンツが多いのも魅力です。
コンテンツの違い|聴ける本、ジャンル、強みが異なる
Audibleとaudiobook.jpでは、取り扱う書籍のジャンルや傾向に明確な違いがあります。
Audibleの強み

- ベストセラー多数:ダイヤモンド社やサンマーク出版など、話題の書籍を網羅
- 洋書・英語教材も豊富:Amazon USの音声書籍も利用可能
- 俳優・声優のナレーションが豪華:役所広司、杏、渡辺謙など
Audibleは「話題の本を耳で読む」体験に特化しており、書店で平積みされているようなベストセラー本を聴きたい人には最適です。再生時間が5〜10時間以上の大作も多く、じっくり耳で読むスタイルが合います。
audiobook.jpの強み
- 語学・資格対策の音声教材が充実:TOEIC、英検、日常英会話など
- 落語や古典文学、仏教書まで揃う:図書館に並ぶような教養作品に強い
- 再生時間が短く、スキマ時間向け
audiobook.jpは、耳で学ぶ「ながら学習」にぴったり。特にスキルアップや語学学習のツールとして使いたい人にとって、豊富な再生スピード調整やスリープ機能も魅力です。
Audibleとaudiobook.jpを徹底比較:使い心地・対応デバイス・特典で選ぶなら?
両サービスとも魅力的なオーディオブック配信を行っていますが、細かい点で違いが見えてきます。どちらが自分に合っているかを判断するために、以下の観点から詳しく比べてみましょう。
1. アプリの使いやすさと操作性
AudibleはAmazonが提供しているだけあって、アプリのUIは非常に洗練されています。音声再生のスピード調整やスリープタイマー、ブックマーク機能などが直感的に使えて、複数デバイス間でシームレスに再生位置が同期されるのも大きな魅力です。
一方、audiobook.jpも2024年のリニューアルでかなり使いやすくなっており、特に倍速再生を多用するユーザーには好評です。再生速度が0.5倍〜4.0倍まで設定できる点は、スキマ時間での学習にとても便利です。
2. スマートスピーカーやガジェット連携の柔軟性
AudibleはAlexaやKindleデバイス、Apple Watchなどとの連携が強力です。
たとえば、Echo Dotに「Audibleで〇〇を読んで」と話しかけるだけで続きから再生が始まります。これは通勤中や家事中に「ながら聴き」する人にとって非常に便利なポイント。
一方でaudiobook.jpは、iPhone・Androidスマホ・タブレットにはしっかり対応しているものの、スマートスピーカーとの統合は今のところ限定的です。
3. 価格・無料体験・キャンペーン内容
Audibleはプレミアムプランで30日間の無料体験があり、その後は月額1,500円。
特筆すべきは「毎月1コイン制」で、どんなに高価な書籍でも月1冊無料で入手できる点。また、退会後もダウンロードした書籍はすべて手元に残り、いつでも聴くことができます。
audiobook.jpは2つの料金体系があります。月額聴き放題プラン(1,330円)と単品購入(定価制)です。
聴き放題プランには対象書籍が4万冊以上あり、読み放題感覚で使いたい人には魅力的です。ただし、読み放題対象外の書籍は別途購入が必要で、価格的にAudibleに劣るケースも。
キャンペーン比較:
- 【Audible】Amazonセールと連動して「最初の3ヶ月無料」やポイント還元キャンペーンを実施することも多く、タイミングを見て始めるとお得。
- 【audiobook.jp
】年末年始や大型連休前にセールを開催し、人気書籍の一部が70%オフになることもあります。
4. 聴ける本のジャンルと傾向
Audibleの強みは「海外作品の翻訳版」や「ベストセラーの独占タイトル」にあります。
たとえば『サピエンス全史』『FACTFULNESS』のようなグローバルで話題になったノンフィクションや、英語学習書籍なども豊富。英語版オーディオブックもそのまま聴けるため、語学学習にもぴったりです。
一方でaudiobook.jpは、日本語のビジネス書・教養書・小説のラインナップが充実。
『嫌われる勇気』『夢をかなえるゾウ』のような国産ベストセラーはaudiobook.jpの方が先に音声化される傾向にあります。落語や朗読劇など、日本語音声に特化したエンタメ作品も豊富です。
結論:Audibleとaudiobook.jp、どちらがあなた向き?
項目 | Audible(オーディブル) | audiobook.jp![]() |
---|---|---|
月額料金(聴き放題) | ¥1,500(税込) | ¥1,330(税込)〜 |
無料体験期間 | 30日間(キャンペーン時は90日間) | 14日間(キャンペーン時は30日間) |
聴き放題の対象作品数 | 約12万冊以上(英語含む) | 約2万冊(主に日本語作品) |
主なジャンル | 洋書・ビジネス書・自己啓発・小説など | ビジネス・教養・落語・小説など |
対応デバイス | スマホ・PC・Alexa・タブレットなど | スマホ・PC(再生はアプリ中心) |
オフライン再生 | ○ | ○ |
購入後の所有 | コイン制:1冊購入で永久保持可(会員中) | 月額プランはレンタル形式(買い切りもあり) |
英語学習コンテンツ | 洋書・英語音声多数(ナレーターも豊富) | 一部あり(量は少なめ) |
解約後の利用 | 購入済作品は聴ける(会員特典は消失) | 聴き放題対象作品は利用不可 |
公式サイト | Audible公式サイト | audiobook.jp公式サイト![]() |
Audibleはこんな人におすすめ:
- Amazonユーザーで、スマートスピーカーやKindleと連携したい
- 月1冊は確実に読みたい本がある
- 英語学習も視野に入れている
- 退会後も手元に残る方が安心
▶︎ Audibleの無料体験を試す(30日間無料/いつでも解約可能)
audiobook.jpはこんな人におすすめ:
- 読み放題でたくさん聴きたい
- 日本語のビジネス書・自己啓発書がメイン
- 再生速度を自在に変えて短時間で聴きたい
- 価格を抑えつつ気軽に始めたい
▶︎ オーディオブック聴き放題なら – audiobook.jp
まとめ|迷ったら「ひとまずどっちも試す」もアリ
これらのオーディオブックの魅力は、まず無料で体験できること。使い心地を試してみて、合わなければ解約すれば料金は一切かかりません。
筆者自身も両方のサービスを試し、現在は読みたい本のジャンルや気分に合わせて使い分けています。
どちらを選んでも、「聴く読書」の新鮮な体験にきっと驚くはず。
まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか?
それぞれの無料体験はこちら
- Amazon公式サイト(amazon.co.jp)
- audiobook公式サイト(audiobook.jp)