大学や大学院での学びを支えるパソコン選びは、意外と悩ましいもの。レポート作成、プログラミング、動画編集など、何をするかによって最適なMacBookは異なります。
この記事では、大学生や大学院生におすすめのMacBookを用途別に徹底解説します。
MacBookのラインナップと基本スペックをチェック
現在、Appleが販売しているMacBookは、大きく分けて3種類です。
モデル | ディスプレイサイズ | チップ | バッテリー持ち | 特徴 |
---|---|---|---|---|
MacBook Air(M4) | 13インチ / 15インチ | M4 | 最大18時間 | 軽量・薄型、持ち運びに最適 |
MacBook Pro(M4) | 14インチ / 16インチ | M4 / M4 Pro / M4 Max | 最大22時間 | クリエイティブ作業向け、高性能 |
どのモデルを選んでも、基本的な作業(レポート作成、オンライン授業、ネットサーフィンなど)には十分対応できますが、用途によって最適なモデルは異なります。次のセクションで詳しく見ていきましょう。
用途別!おすすめのMacBookはこれだ
① レポート作成・オンライン授業中心の文系学生向け → MacBook Air(M4)
もしあなたが文系の学生で、大学の講義ノートをまとめたり、レポートを書いたり、オンライン授業を受けることが多いなら、2025年春に発売されたMacBook Air(M4)がまさに理想の相棒です。
おすすめポイントを詳しく解説
- 驚くほど軽くてスリムな本体
13インチモデルで約1.24kg、15インチでも約1.5kgと、カバンに入れても邪魔にならないサイズと重量。毎日の通学にぴったりです。 - 最大18時間のバッテリー持続時間
コンセントのない教室や図書館でも、一日中バッテリーを気にせず安心して使えます。 - ファンレス設計でとっても静か
冷却ファンがないので、カフェや図書館など静かな場所でも気兼ねなく作業できます。
おすすめスペック構成
- チップ:M4チップ(最新世代で高速処理にも対応)
- メモリ:8GB(予算に余裕があるなら16GB推奨)
- ストレージ:256GB(Office使用や卒論・論文保存には512GBがおすすめ)
MacBook Air(M4)はこんな人におすすめ
- WordやGoogleドキュメントでレポート作成をする
- ZoomやGoogle Meetで授業を受ける
- 授業合間にYouTubeやNetflixを見ることもある
- できるだけ安くて軽いMacを探している
→ 安くて軽いノートPCがほしいなら、MacBook Air一択です!

② プログラミングやデータ分析をする理系・情報系学生向け → MacBook Pro(14インチ / M4 Pro)
開発環境を複数立ち上げたり、計算処理を同時にこなす必要があるなら、MacBook Pro(M4 Proチップ搭載モデル)が断然おすすめです。
なぜ理系・情報系にProモデルが合う?
- M4 Proチップが高負荷作業に強い
PythonやC++、Xcodeなどを使ってもサクサク。複数のIDEやシミュレーションツールも同時に動かせます。 - 高解像度ディスプレイで作業がしやすい
Liquid Retina XDRディスプレイは、文字がくっきり見えるので、コードを長時間読んでも目が疲れにくいのも◎。 - 長時間の作業でも安心の排熱性能
ファンによる冷却が優れていて、コーディングや解析で長時間使ってもパフォーマンスが落ちにくいです。
おすすめスペック構成
- チップ:M4 Pro(重めの解析ならM4 Maxも検討)
- メモリ:16GB以上(20GB以上あるとさらに快適)
- ストレージ:512GB〜1TB(仮想環境・大規模データ向け)
MacBook Pro(14インチ / M4 Pro)はこんな人におすすめ
- Python、R、C++、Swiftなどを日常的に使っている
- MATLABやJupyter Notebookで大規模解析を行う
- 数式やシミュレーションを授業や卒研で使う予定
- AIや機械学習、IoTなどの研究分野を志している
→ プログラミングや計算処理がメインなら、MacBook Proが安心です!

③ 動画編集・デザイン・音楽制作などクリエイティブ系向け → MacBook Pro(16インチ / M4 Max)
あなたが映像編集やグラフィックデザイン、音楽制作をするなら、MacBook Pro(M4 Max搭載・16インチ)が最強です。プロフェッショナル向けのハイスペックマシンで、重いプロジェクトも快適にこなせます。
クリエイターに嬉しい理由
- M4 Maxチップは処理速度が段違い
複数のエフェクトを同時にかけるような4K/8K動画編集でもスムーズ。 - 大画面16インチでタイムラインも見やすい
複数ウィンドウを並べても狭く感じないから、作業効率が格段に上がります。 - SDカードスロットやHDMI端子も完備
カメラで撮った映像の読み込みや、外部モニター接続もストレスなし!
おすすめのスペック構成
- チップ:M4 Max(GPU性能重視なら必須)
- メモリ:32GB以上(プロ用ソフトを複数使うなら64GBも視野に)
- ストレージ:1TB〜(動画ファイルや高解像度画像用)
MacBook Pro(16インチ / M4 Max)はこんな人におすすめ
- Final Cut Pro、Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolveを使う
- Photoshop、Illustratorなどで本格的なデザイン作業を行う
- Logic Pro、Ableton Liveで音楽制作をしている
- スタジオでの本格的なプロダクション作業を自宅でもしたい
→ クリエイティブな作業をするなら、MacBook Proの最上位モデルがベストです!

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結論:どのMacBookを選ぶべき?
用途 | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
レポート・オンライン授業 | MacBook Air(M4) | 軽量・バッテリー長持ち・低価格 |
プログラミング・データ分析 | MacBook Pro(14インチ / M4 Pro) | 高性能チップ・優れた排熱性能 |
動画編集・デザイン・音楽制作 | MacBook Pro(16インチ / M4 Max) | 高解像度ディスプレイ・強力なGPU |
価格を重視するならMacBook Air、パフォーマンスを求めるならMacBook Proを選ぶのが基本です。
最後に:MacBookを購入する際のチェックポイント
- Apple公式ストアの学割(Apple Store for Education)を活用する
大学生・大学院生なら、MacBookを最大22,000円割引で購入可能。さらに、時期によっては特典が付くことも。 - ストレージはできるだけ余裕をもって選ぶ
使い方によっては256GBで足りなくなる可能性があるため、最低でも512GB、動画編集をするなら1TB以上を選ぶのが無難。 - 周辺機器(外部モニター、キーボード、マウス)も検討する
特に、デュアルモニター環境を構築すると、作業効率が大幅にアップ。
まとめ:自分の使い方に合わせて最適なMacBookを選ぼう
MacBookはどのモデルも優れた性能を持っていますが、自分の学習スタイルや作業内容に合わせて選ぶことが大切。
価格だけでなく、パフォーマンスや携帯性をしっかり比較して、最適な1台を見つけましょう!
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