AirPods Proを使っていて、「最近ノイキャンの効きが弱くなった気がする」と感じたことはありませんか。
筆者の経験上、これはAirPods Pro本体の性能が落ちたわけではなく、イヤーチップの劣化が原因であることがほとんどです。実際に筆者も純正チップを新品に交換したとき、ノイキャンの効き具合が目に見えて戻り、フィット感も明らかに改善しました。
この記事では、対応モデルごとのおすすめ製品について、素材・フィット感などの特徴を軸に整理します。
イヤーチップが「音質」と「ノイキャン」を決める理由
イヤーチップは単なるゴムのカバーではありません。耳とAirPodsの間に密閉空間を作る役割を担っており、この密閉度がノイズキャンセリング性能と低音の厚みに直接影響します。
チップが劣化して密着度が落ちると、ノイキャンの効きが弱まるだけでなく、低音がスカスカに聞こえるようにもなります。つまり、イヤーチップを新品に替えるだけで、本体の性能をそのまま引き出せる状態に戻るということです。
また、イヤーチップは耳に直接装着する部分なので汚れもたまりやすいのもポイントです。AirPodsを清潔に使い続けるためにも、半年〜1年で交換するのがおすすめです。
注意しておきたいポイント
「AirPods Pro 1/2」と「AirPods Pro 3」のイヤーチップには互換がありません。専用設計のチップでないと正しく装着できないので、購入前に必ず対応モデルを確認しましょう。
おすすめ製品の比較表
AirPods Pro 3用
| SpinFit AuraFine | AZLA XELASTEC II | Comply TrueGrip MAX | Inesore 5ペアセット | KASOTT ハイブリッド | |
|---|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 素材 | 医療用シリコン | TPE(体温変形) | SmartSkinフォーム | 軟質シリコン | シリコン+低反発フォーム |
| サイズ展開 | Amazonで確認 | MS/M/ML/L | S/M/L | XXS/XS/S/M/L | S/M/L各1組 |
| 付属品 | アダプター込み | アダプター一体型 | なし | 収納ケース+クリーニングペン | なし |
| 主な強み | フィット調整・低刺激 | 密着度・脱落防止 | 遮音性最高水準 | 全5サイズ入りコスパ | 遮音性×装着感のバランス |
| 詳細 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
AirPods Pro 1・2用
| SpinFit SuperFine | AZLA SednaEarfit Crystal | Comply TrueGrip MAX | Inesore 4ペアセット | KASOTT ウレタン製 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 素材 | 医療用シリコン | ドイツ製LSR(液状シリコン) | ウレタンフォーム | 軟質シリコン | 低反発ウレタン |
| サイズ展開 | SS/S/M/ML/L | SSS〜L(7サイズ) | S/M/L | XS/S/M/L | S/M/L各1ペア(3ペアセット) |
| 付属品 | アダプター(CPA11)込み | 薄軸ノズルアダプター付き | なし | 収納ケース+クリーニングペン | なし |
| 主な強み | 低刺激・IP54アダプター | サイズ展開最多・長持ち | 遮音性最高水準 | 全4サイズ入りコスパ | 耳垢ガード内蔵・3ペアセット |
| 詳細 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
素材の選び方|シリコン・TPE・フォーム、何が違う?
交換チップの選択肢は大きく3種類に分かれます。
| 素材 | 装着感 | 遮音性 | 耐久性・お手入れ |
|---|---|---|---|
| シリコン(医療用含む) | 軽く圧迫感が少ない | 標準〜やや高め | 丈夫で水洗い可 |
| TPE(熱可塑性エラストマー) | 体温で変形し密着 | 高い | シリコンより消耗しやすい場合あり |
| フォーム(ウレタン) | 耳穴にしっかり密着 | 非常に高い | 消耗早め・水洗い不可 |
毎日の通勤や在宅ワークで長時間つけるならシリコン、電車や飛行機など騒音が多い環境で没入したいならフォーム・TPE系が向いています。
AirPods Pro 3用おすすめ5選
フィット調整を追求するなら|SpinFit AuraFine
SpinFitのAirPods Pro 3専用モデルで、特許取得済みの3Dクッション構造により軸が耳穴の角度にぴったりと沿う設計になっています。
医療用シリコンを使用しており、各パーツは分解して水洗い可能なので、清潔を保ち続けられるのも嬉しいポイントです。
体温変形で密着するなら|AZLA SednaEarfit XELASTEC II
AZLAの独自最新技術「一体型アダプター設計」を採用しており、着脱のしやすさと外れにくさが両立しています。さらに、密閉性が確保されているため、没入感のある立体音響が楽しめます。
遮音性を最大化するなら|Comply TrueGrip MAX
2025年11月27日発売のPro 3専用モデルで、SmartSkinフォームを採用しています。体温で膨らんで密着するフォームにより、シリコン製より高い遮音性が得られます。
まずサイズを確認したいなら|Inesore 5ペアセット
XXS〜Lの5サイズが1セットに入っており、自分に合うサイズを試したい人向けです。収納ケースとクリーニングペンが付属しており、初めて買うイヤーチップとしても手軽な価格になっています。
シリコン+フォームのハイブリッドを試すなら|KASOTT
ハイブリッドチップで、シリコン外皮と低反発フォームの2層構造により軽快な装着感と遮音性が両立されています。
AirPods Pro 1・2用おすすめ5選
長時間の快適さを追求するなら|SpinFit SuperFine
CP1025のイヤーチップ素材とPro 1/2専用の新型アダプター(CPA11)をセットにした製品です。CPA11はIP54の防塵防水仕様で、イタリア製メッシュフィルターを採用しています。
サイズ展開の豊富さが決め手なら|AZLA SednaEarfit Crystal
ドイツ製LSR素材を採用した高品位シリコンで、SSS〜Lの7サイズ展開は他ブランドを圧倒します。各チップにサイズが刻印されており、イヤーチップとフィルターが分離できる設計で清潔に保ちやすいのが特徴です。
フォームで遮音性を上げるなら|Comply TrueGrip MAX
Pro 1/2対応のTrueGrip MAXで、体温で膨らむウレタンフォームを使っているため、高い遮音性が得られます。通勤電車や飛行機内でANCを最大限に活かしたい人向けです。
まずサイズを確認したいなら|Inesore 4ペアセット
XS/S/M/Lの4サイズが1セットに入っており、純正にないXSサイズも含まれています。収納ケースとクリーニングペンが付属します。
耳垢対策も考えるなら|KASOTT ウレタン製
低反発ウレタンフォームに内蔵耳垢ガードを組み合わせた設計で、AirPods Pro本体の衛生面が気になる人におすすめです。
交換後にやること|装着テスト
イヤーチップを交換したら、装着確認を必ず行いましょう。
- Pro 1・2の場合: 設定 → Bluetooth → AirPods Pro の「i」 → 「イヤーチップ装着状態テスト」
- Pro 3の場合(iOS / iPadOS 26以降): 設定 → Bluetooth → AirPods Pro の「i」 → 「音の密閉状態テスト」
「良好な密閉」または「密閉されています」と表示されれば問題ありません。左右で耳穴サイズが異なる場合は、左右を別サイズにすることも有効な選択肢です。
よくある質問
イヤーチップの交換頻度の目安は?
シリコン系は半年〜1年が目安で、べたつきや変色が出てくる前にかならず交換しましょう。フォーム・ウレタン系は消耗が早いので、頻繁に使う場合3〜4ヶ月での交換が必要になることもあります。
装着テストはサードパーティ製チップでも使える?
使えます。ただしチップの形状によって判定がばらつくケースもあるため、テスト結果は参考値として使いながら、実際の装着感で判断しましょう。
AirPods Pro 3の純正チップはどんな素材?
シリコーンフォームという複合素材で、シリコーンのシェルにフォームの薄い層を組み合わせた構造です。
シリコンの「耐久性・衛生面」とフォームの「遮音性・密閉感」の両方を兼ね備えており、装着時の痛みや落下、遮音性の低さを改善することが期待できます。
まとめ|世代と素材から絞り込むのが最短ルート
- AirPods Pro 3・2・1のチップはそれぞれ専用設計で互換がなく、世代確認が最初のステップ
- シリコン系は長時間快適で手入れしやすく、フォーム・TPE系は遮音性と密閉感に強い
- SpinFitは3Dクッション構造によるフィット改善に定評があり、Pro 3はAuraFine、Pro 1/2はSuperFineが対応
- AZLAはサイズ展開の多さが最大の強みで、純正サイズが合わない人に有効な選択肢
- Complyフォームは遮音性が最高水準だが消耗コストが高く、用途を絞って使うのが賢い
「なんとなく合わない」という感覚がある場合、まずはイヤーパッドを新しくしてみることをおすすめします。少しの工夫で、AirPods Proの使い心地がグッと変わるかもしれません。
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