iPhoneを買い替えようと思ったとき、「iPhone 16e」「iPhone 16」「iPhone 16 Pro」のどれを選べばいいか、正直かなり迷いますよね。値段も性能も違うし、「自分にはどれがちょうどいいのか?」と悩む人は多いはず。
そこでこの記事では、3モデルをわかりやすく比較しながら、どんな人に向いているのかを解説していきます。表を見れば一目で違いがわかるようにしているので、ぜひ参考にしてみてください。
ディスプレイとデザインの違い
iPhoneの第一印象を決めるのは、やっぱり画面とデザイン。毎日手に取って触れるものだからこそ、サイズ感や質感は「快適に使い続けられるか」を大きく左右します。
項目 | iPhone 16e | iPhone 16 | iPhone 16 Pro |
---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
画面サイズ | 6.1インチ OLED | 6.1 / 6.7インチ OLED | 6.3 / 6.9インチ OLED |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz | 120Hz ProMotion |
フレーム素材 | アルミニウム | アルミニウム | チタニウム |
カラー展開 | ブラック / ホワイト | 複数カラー | プロ専用カラーあり |
iPhone 16eは、シンプルに「軽くて持ちやすい」仕上がりが魅力です。6.1インチのサイズ感は片手操作もしやすく、長時間持っていても疲れにくいのがポイント。ブラックとホワイトの2色展開という潔さも、「無駄を省いた実用的な選択肢」という印象を強めています。ケースを付けて個性を出したい人にとっては、むしろ余白を残したデザインといえるでしょう。
iPhone 16は、6.1インチに加えて、大画面の6.7インチを備えたiPhone 16 Plusも選べるのが大きな特徴。映画やYouTubeを頻繁に観る人、電子書籍や雑誌を読む人にとっては画面の広さがそのまま快適さにつながります。カラーバリエーションも豊富なので、自分のスタイルに合った一台を選びやすいのも魅力です。
そしてiPhone 16 Proは、120HzのProMotionディスプレイを搭載。スクロールやアニメーションの動きがとにかく滑らかで、一度体験すると60Hzには戻れないと言われるほど。また、フレーム素材には軽量かつ頑丈なチタニウムを採用。強度と高級感を兼ね備えており、所有欲を満たしてくれるモデルです。日常的にゲームを楽しむ人や、長く安心して使いたい人にとっては、この差が決め手になるかもしれません。
チップとパフォーマンス、バッテリーの違い
中身の性能は、iPhoneを長く使う上で見逃せないポイントです。購入直後はどのモデルもサクサク動きますが、数年経つと差が出てくるのが「チップ」と「メモリ」。処理性能が不足していると、SNSやアプリの切り替え、ゲームの読み込みなどで「重いな」と感じる瞬間が増えてしまいます。
項目 | iPhone 16e | iPhone 16 | iPhone 16 Pro |
---|---|---|---|
チップ | A18 | A18 | A18 Pro |
メモリ | 6GB | 6GB | 8GB |
バッテリー持ち | 最大26時間(動画再生) | 最大28時間(動画再生) | 最大30時間(動画再生) |
iPhone 16eとiPhone 16は最新のA18チップを搭載しており、SNS・YouTube・Webブラウジングなど普段使いには全く不自由しません。Apple Intelligence(AI機能)もしっかり動作するので、通知要約やGenmoji生成、写真のクリーンアップなどもスムーズ。6GBのメモリとの組み合わせで、数年先まで快適に使えるポテンシャルがあります。
一方で、iPhone 16 Proに搭載されるA18 Proはさらに一歩先を行く存在。GPU性能が強化されており、3Dゲームや動画編集、ARアプリといった重い処理でも余裕があります。8GBのメモリと相まって、複数アプリを同時に動かしてもカクつきにくいのが特徴。長期的に見れば、Proモデルの方が最新のiOSアップデートにも長く対応する可能性が高く、結果的に「買い替え周期を伸ばせる」というメリットにつながります。
また、バッテリー持ちでも微妙な差が出ています。iPhone 16eは動画再生で最大26時間ですが、iPhone 16は28時間、Proは30時間とじわじわ差が広がります。たった数時間の違いと思うかもしれませんが、外出先で一日中動画を見たり、旅行や出張で充電環境が限られる場面では、この差が安心感につながります。
おすすめアイテム
さらに、充電周りの快適さを求めるなら、USB-C対応のAnker急速充電器や大容量モバイルバッテリーは必須アイテム。特にiPhone 16 Proのようにハイスペックをフル活用するユーザーほど、電源アクセサリーを揃えておくと安心です。MacBookやiPadとも共有できるので、Appleユーザーなら持っていて損はありません。


カメラ性能の違い
「カメラで選ぶ」と言っても過言ではないiPhone。いまやスマホは電話機というより「毎日持ち歩くカメラ」としての役割の方が大きいかもしれません。
シンプルに日常を切り取るか、本格的に動画制作まで狙うのか──その方向性によって最適なモデルが変わってきます。
項目 | iPhone 16e | iPhone 16 | iPhone 16 Pro |
---|---|---|---|
メインカメラ | 48MP シングル | 48MP デュアル | 48MP トリプル |
超広角カメラ | なし | あり | あり |
望遠カメラ | なし | なし | あり(最大5倍) |
動画撮影 | 4K 60fps Dolby Vision / 空間オーディオ録音 | 同左 | 同左+Pro向け機能 |
iPhone 16eは、シングルレンズながらも48MPの高解像度カメラを搭載。日常のスナップやSNS投稿用の写真であれば十分すぎる性能で、明るい屋外はもちろん、ナイトモードによって夜景や室内撮影でもしっかり対応してくれます。お子さんやペットの成長記録を残したい、旅行の思い出を気軽に撮りたい、そんな「生活を残すカメラ」としてはちょうど良い存在です。
iPhone 16はここに「超広角カメラ」が加わります。集合写真や風景写真で、画面に収まりきらないシーンもぐっと広く写し取れるのは大きな魅力。街歩きや旅行が好きな人にとっては、この差だけでも16eより魅力的に感じるはずです。
そしてiPhone 16 Proは「カメラ目当てで買う人が選ぶモデル」と言っていいでしょう。トリプルレンズ構成で、超広角に加えて最大5倍の望遠カメラを搭載。遠くの被写体をしっかり捉えたり、背景を大きくぼかしたポートレートを撮ったりと、本格的な一眼レフに迫る表現力を発揮します。さらにPro専用の撮影モードやRAW撮影機能も搭載されており、撮影にこだわりたいユーザーや動画クリエイターにとっては強力な武器になります。
動画性能は全モデル共通で「4K 60fps Dolby Vision」に対応。しかも空間オーディオ録音が可能なので、その場の臨場感を音声でもしっかり残せます。特にAirPods Pro(第2世代)を組み合わせれば、映像と音の両方で「スマホでここまでできるのか」と驚くレベルのクオリティが得られます。
おすすめアイテム
さらに、VlogやYouTubeを本格的にやりたい人には、DJI Osmo Mobileシリーズのジンバルがおすすめ。iPhoneを装着するだけで手ブレを大幅に抑えられ、映画のように滑らかな映像が撮影できます。iPhone 16 Proのトリプルカメラと組み合わせれば、もうプロ級の仕上がりを目指すことも可能です。
価格の違い
やっぱり気になるのは、性能に応じてどの程度の価格差があるかということ。最新のiPhoneといえども、モデルごとに価格差はしっかりと設けられています。
項目 | iPhone 16e | iPhone 16 | iPhone 16 Pro |
---|---|---|---|
価格(税込) | 99,800円〜 | 124,800円〜 | 159,800円〜 |
iPhone 16eは、ついに10万円を切る価格設定で登場しました。最新のApple IntelligenceやA18チップを搭載しながら、この価格に収まっているのは大きな魅力です。特に「iPhone SEからの乗り換え組」や「最新機能をコスパよく試したい人」にとって、非常に手が届きやすい選択肢になっています。
一方、iPhone 16はそこから約2万5千円高い124,800円〜。ディスプレイのサイズ展開が増え、デュアルカメラによる撮影の幅が広がります。「広角やズームで旅行やイベントをもっときれいに撮りたい」という人にとっては、この差額は十分に価値があるでしょう。
そしてiPhone 16 Proは最も高価な159,800円〜。16eと比べると実に6万円の差がありますが、ProMotionディスプレイ・トリプルカメラ・チタニウムフレームなど、日常の快適さや撮影体験に直結する要素が盛り込まれています。本格的にカメラを活用するクリエイターや、iPhoneを長く使い続けたい人にとっては、結果的に「投資」として十分元が取れるモデルです。
つまり、価格差をどう捉えるかが選び方のポイントになります。SNSやLINE、YouTube視聴が中心であればiPhone 16eで十分満足できますが、動画撮影・ゲーム・デザイン性などにこだわるならiPhone 16やiPhone 16 Proの方が後悔が少ないはずです。
おすすめサービス
さらに賢く買う方法として、Apple公式の下取りプログラムや、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルといったキャリアの乗り換えキャンペーンを活用するのがおすすめ。条件次第では数万円単位で割引されることもあるので、最新機種でも負担を大きく減らして入手できます。Apple公式の整備済製品やAmazonセールを狙うのもおすすめです。
iPhone 16eはこんな人におすすめ
iPhone 16eは、シリーズの中で最も価格を抑えながらも、最新世代の体験をしっかり味わえるモデルです。どんな人に向いているのかを整理してみましょう。
とにかく価格を抑えたい人
まず大きな魅力は、シリーズ最安の99,800円〜という価格設定。最新のA18チップやApple Intelligenceに対応していながら、10万円を切るのはかなりインパクトがあります。
「最新機能は気になるけど、10万円以上はちょっと…」という人にとっては、最もコスパの良い選択肢であることにまちがいありません。
普段使い(LINE、SNS、YouTube)が中心の人
メッセージのやり取り、インスタやTikTokのチェック、YouTubeやNetflixで動画視聴──日常の利用がこのあたりに収まっているなら、iPhone 16eで十分すぎる性能を発揮します。シングルカメラでも48MPの解像度があるので、SNS投稿用の写真や動画もきれいに仕上がります。
最新のAI機能を最安で体験したい人
iPhone 16eは、Appleの新しいAI機能「Apple Intelligence」に完全対応。通知の要約、文章作成のサポート、オリジナル絵文字「Genmoji」、写真の不要部分を消すクリーンアップ機能など、日常をちょっと便利に、ちょっと楽しくする機能が盛り込まれています。しかもこれを体験できる最安モデルが16e。「とりあえずApple Intelligenceを触ってみたい」というユーザーには、これ以上ないコスパモデルです。
逆にこんな人には上位モデルがおすすめ
もちろん、すべての人にiPhone 16eがベストというわけではありません。性能や機能をフルに活かしたい人には、やはりiPhone 16やiPhone 16 Proといった上位モデルの方がよいでしょう。
ゲームや動画編集をガッツリやる人 → iPhone 16 Pro
グラフィック性能や処理速度にこだわるなら、A18 Proチップを搭載したiPhone 16 Proが断然おすすめです。最新の3Dゲームを高画質で滑らかにプレイしたい人や、スマホで動画編集を日常的に行う人にとって、処理性能の差は体感レベルで効いてきます。特にProMotion(120Hz)のディスプレイは操作レスポンスをさらに快適にし、ゲーム体験を一段引き上げてくれます。
旅行やイベントでカメラを活用したい人 → iPhone 16 / 16 Pro
旅行先で広大な風景を撮りたい、運動会や発表会で遠くの被写体をしっかりズームしたい──そんなシーンでは、シングルカメラのiPhone 16eでは物足りなくなるかもしれません。
iPhone 16ならデュアルカメラで超広角撮影が可能に。さらにProにするとトリプルカメラとなり、最大5倍の望遠ズームで「撮りたい瞬間」を逃さず高画質で残せます。子育て世代や旅行好きには、上位モデルのカメラ性能が大きな魅力になるでしょう。
できるだけ長く使いたい人 → iPhone 16 Pro(A18 Pro搭載)
iPhoneは毎年進化しますが、できれば同じ端末を長く使いたいのが本音。そう考えると、将来のiOSアップデート対応や処理性能の余裕を考慮して「長寿命」を選ぶのも重要な視点です。
その点でA18 Proを積んだiPhone 16 Proは、余裕ある性能と最新機能が詰め込まれており、数年先でも快適に使い続けられる可能性が高いモデルです。高価格ではありますが、長期的に見れば「投資」として合理的な選択になるケースも多いでしょう。
まとめ|結局どのiPhoneを選ぶべき?
- 価格重視&普段使いなら → iPhone 16e
- バランス重視で失敗したくないなら → iPhone 16
- カメラ・ゲーム・長期利用なら → iPhone 16 Pro
どのモデルを選ぶかは、自分のライフスタイルに合わせて決めるのが一番。アクセサリーやキャリアプランも含めて、後悔しないiPhone選びをしましょう!
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