iPadを選ぶとき、「サイズ」で迷う人は少なくありません。小さすぎても物足りないし、大きすぎても持ち運びが不便──結局どのサイズが自分にちょうどいいのか、悩ましいところですよね。
2025年の最新ラインナップでは、iPad 第11世代・iPad mini 第7世代・iPad Air (M3)・iPad Pro (M5) の4モデルが登場していて、サイズ・重量・使い勝手はかなり違います。
この記事では、それぞれのサイズを具体的に比べながら、「持ち運びやすさ」「作業のしやすさ」「見やすさ」など、実際の使い方に合わせた選び方を紹介します。
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iPadラインナップとサイズ一覧
| 項目 | iPad 第11世代 | iPad mini | iPad Air (M3) | iPad Pro (M5) |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 画面サイズ | 11インチ | 8.3インチ | 11インチ / 13インチ | 11インチ / 13インチ |
| 高さ | 248.6mm | 195.4mm | 247.6mm / 280.6mm | 249.7mm / 281.6mm |
| 幅 | 179.5mm | 134.8mm | 178.5mm / 214.9mm | 177.5mm / 215.5mm |
| 厚さ | 7mm | 6.3mm | 6.1mm | 5.1 / 5.3mm |
| 重量 | 約477g | 約293g | 約460g / 616g | 約444g / 579g |
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こうして見ると、iPad mini は圧倒的に小さくて軽いのがわかります。また、iPad・iPad Air・iPad Proは画面サイズが似ていますが、厚みと重さに違いがあります。
高性能であるほど「薄くて軽い」のがiPadの特徴
iPadのラインナップでとても興味深いのは、性能が上がるほど本体が軽く薄くなるという点です。
普通は高性能になるほど重くなるイメージがありますが、iPadはその逆で、上位モデルほど持ち心地が良くなります。これが意外に、使用感や携帯性に大きく影響します。
11インチモデルの重さ
- iPad(第11世代)→ 約 477g
- iPad Air → 約 460g
- iPad Pro → 約 444g(最も軽い)
11インチモデルの厚さ
- iPad(第11世代)→ 7mm(やや厚みがある)
- iPad Air → 6.1mm(中間)
- iPad Pro → 5.1mm(圧倒的に薄い)
つまり、画面サイズだけでなく、「重さ」「厚さ」も重要なんです。
「どれくらいの時間、どんな姿勢で使うか」を踏まえて選ぶと、満足度が高くなります。
サイズ選びのチェックポイント
iPadを選ぶときは、スペックよりも「自分の生活のどのような場面でiPadを使いたいか」をイメージするのがコツです。
以下の3つを考えるだけでも、最適なモデルが自然と絞り込めます。
- ① 持ち運びの頻度:毎日持ち歩くなら iPad mini、週数回なら iPad / iPad Air
- ② 作業内容の重さ:動画編集やデザインなら iPad Pro、ノート・書類チェックなら Air
- ③ 使用時間の長さ:長時間操作するなら軽さ重視、据え置きなら大画面重視
目的・シーン別おすすめサイズ
iPadは「どこで」「どんな目的で」使うかによって最適なサイズが大きく変わります。
ここでは、各モデルの特徴に加えて、どんな人にどんなサイズが向いているかを整理しました。
iPad 第11世代|日常使いにちょうどいい万能モデル
Apple 11 インチ iPad (A16): 11 インチモデル、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、Wi-Fi 6、12MP フロント/12MP バックカメラ、Touch ID、一日中使えるバ ッテリー - シルバー
最新のiPad(第11世代)は、とにかくバランスのよさが光る1台です。
動画視聴、勉強、ちょっとしたイラスト制作まで、日常のほとんどを無理なくこなせるスタンダードな仕上がり。
11インチというサイズは持ち歩きやすく、家でも外でも扱いやすい絶妙な大きさ。価格とのバランスも良く、初めてのiPadとしても安心して選べるモデルです。
メリット
- はじめてのiPadに最適
- 価格が最も手に取りやすい
- 画面サイズが扱いやすく、日常用途に万能
- Apple Pencil(USB-C)対応で学習用途に向く
注意点
- 3D制作・動画編集のような重い作業には向かない
- カメラ性能・スピーカーは控えめ
iPad mini|コンパクトで、持ち歩きに最適
iPad mini(第7世代)は、片手で持てる軽さと小さめサイズが最大の武器。
バッグのすき間にスッと入るので、外出時に持ち出すことが多い人ほど便利さを実感するはずです。
特に電子書籍やノートアプリとの相性がよく、通勤・通学や外出先でのちょっとした作業にぴったりのモデルです。
メリット
- 圧倒的に軽く、片手で操作しやすい
- 電子書籍・漫画との相性が非常に良い
- 学習・メモ・外出先での軽作業に最適
- 最新モデルは処理能力も十分
注意点
- 画面が小さいため、資料作成や動画編集には不向きで、スプリットビュー(分割表示)は見づらい
- 大画面の快適さを求める人には物足りない
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iPad Air (M3)|軽くてパワフル、勉強・仕事の相棒に
Apple 11 インチ iPad Air (M3): Apple Intelligence のために設計、Liquid Retina ディスプレイ、256GB、12MP フロント/バックカメラ、Wi-Fi 6E、 Touch ID、一日中使えるバッテリー - スペースグレイ
iPad Air(M3)は、性能と携帯性のバランスに優れた、使いやすいモデルです。
11インチは軽くて取り回しが良く、ノートアプリやPDF閲覧などの日常作業に最適。複数アプリを開いても動作が安定しているため、学習・仕事の相棒として使いやすいサイズです。
一方、13インチはA4に近い広さが魅力で、資料を並べて確認したり、画面を大きく使いたい場面に向いています。学生やビジネスユーザーの作業効率をしっかり支えてくれるモデルです。
メリット
- 11インチは携帯性が高くノート代わりに◎
- 13インチはA4資料が見やすく、大学生・ビジネス向け
- Proより低価格ながら、十分な高性能
注意点
- Tandem OLEDではないので表示品質はProに劣る
- 音質やカメラ性能もProの方が上
- 「最高レベルの性能」を求める人には不向き
iPad Pro (M5)|最高の表示・最薄ボディでプロ用途に
Apple 11インチiPad Pro(M5):Ultra Retina XDR ディスプレイ、256GB、横向きの12MP フロント/バックカメラ、LiDAR スキャナ、Apple N1によるWi-Fi 7、Face ID、一日中使えるバッテリー - スペースブラック
iPad Pro(M5)は、有機ELディスプレイ(Tandem OLED)を採用し、色の深みやコントラストの表現力が群を抜いています。グラフィック制作、動画編集、3Dモデリングなど、プロ向けの作業にしっかり応えるモデルです。
本体の薄さはわずか5mm台。シリーズ最薄で、同じ画面サイズの中でももっとも軽く、Appleの技術力がそのまま形になった一台といえます。
メリット
- OLEDディスプレイの美しさが圧倒的
- M5チップで動画編集や3D制作も◎
- iPadモデルで最薄の5mm台
- 高精度スピーカー・カメラなど、あらゆる面でトップクラス
注意点
- 価格が最も高い
- 一般的な用途では性能を持て余しやすい
まとめ
数字上のサイズ差はわずかでも、使い心地はまったく別物です。
スタンダードなiPad(第11世代)、軽くていつでも持ち出せるiPad mini、仕事の中心にもできるiPad Air、そしてプロ仕様のiPad Pro。
どのモデルも完成度が高いからこそ、「どんなシーンで使いたいか」を軸に選ぶのがいちばん賢い選び方です。
自分のライフスタイルにぴったりの1台を見つけましょう。
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