iPadを選ぶとき、容量・チップ・画面サイズばかりに注目されがちですが、毎日の使い心地を大きく左右するのはバッテリーの特性です。
Apple公式の仕様では、どのモデルも「最大10時間」とありますが、これはあくまで理想条件。実際には、画面のサイズや種類、チップの効率、そしてどんな用途で使うかによって変わります。
この記事では、最新モデル(iPad 第11世代、iPad mini、iPad Air M3、iPad Pro M5)の電池持ちを比較・整理します。
最新iPadの全モデルを徹底比較
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iPadの電池持ちは容量よりも「使い方」で決まる
AppleはiPadシリーズ全モデルのバッテリー設計を「使用時間=約10時間」に揃えています。
つまり、「iPad miniだから極端に短い」「iPad Proだから長く持つ」ということはなく、「何時間使えるか」だけならほぼ横並びです。
では何が違いを生むのか?
答えは ディスプレイ・チップ・発熱(熱処理効率) です。
iPadの電池持ちは、主に次の3つの要素で決まります。
- ディスプレイの方式とサイズ(大きく・高性能になるほど電池を消費)
- チップ性能(効率の良し悪しで持ち時間が変わる)
- iPadを使う用途(電力消費はウェブブラウジングで小、ビデオ通話で大)
だからこそ、スペック表だけでなく、用途に合ったモデル選びが大事になります。
各モデルのバッテリー比較表
最新4モデルのバッテリー比較(概要)
| 項目 | iPad 第11世代 | iPad mini | iPad Air (M3) | iPad Pro (M5) |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 電池の傾向 | 明るさを抑えれば長持ち。安定したLCD。 | 小型で効率が良く、外出先で最も頼れる。 | 省電力とパワーのバランスが良く、総合的に最も安定。 | 高負荷には強いが、画面性能ゆえに減りは速め。 |
| 向いている用途 | 学習、PDF閲覧、家での動画視聴 | 移動・外出・電子書籍・手帳代わり | 学習、仕事、クリエイティブ作業全般 | イラスト、動画制作、高輝度表示 |
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電池持ちの傾向
- iPad(第11世代):中間的なモデル。家庭用途で安心して使える。
- iPad mini:最強の省エネ。小画面&A17 Proチップで一番減らない。
- iPad Air(M3):サイズに対して効率が良く、学習〜仕事まで長時間安定。
- iPad Pro(M5):負荷が高い作業(Web会議・動画編集)だと、減る体感が速い。
モデル別の特徴(軽さ・性能・発熱・バッテリー効率)
iPadの電池持ちは「容量の数字」よりも、軽さ・性能・発熱・ディスプレイ方式 といった要素の組み合わせで大きく変わります。
各モデルの特徴を掴んでおくと、自分に合う1台が見えてきます。
iPad(第11世代)|重すぎず軽すぎず、安定したバランス型
Apple 11 インチ iPad (A16): 11 インチモデル、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、Wi-Fi 6、12MP フロント/12MP バックカメラ、Touch ID、一日中使えるバ ッテリー - シルバー
普段使いのすべてを無理なくこなす標準モデル。発熱も控えめで、安定した電池効率をキープできます。
家での動画視聴・学習・ブラウジングを中心に使う人にぴったりです。
iPad mini(第7世代)|最軽量で最も省電力なモデル
本体が軽く、チップの発熱も少ないため、バッテリーの減りが穏やか。
電子書籍やメモ、ブラウジングといったライトな用途では、1日じゅう余裕で持ちます。長時間手持ちで使っても疲れにくい点も大きな強みです。
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iPad Air(M3)|省エネ設計で、ほぼ丸一日使える
Apple 11 インチ iPad Air (M3): Apple Intelligence のために設計、Liquid Retina ディスプレイ、256GB、12MP フロント/バックカメラ、Wi-Fi 6E、 Touch ID、一日中使えるバッテリー - スペースグレイ
M3チップのおかげで、性能は高いのに消費電力が抑えられているのが特徴。外出先でノートアプリを長時間使っても電池が持ちやすく、11インチなら持ち運びも軽快。
学生・ビジネスユーザーにとって、1日使える優秀なiPadです。
iPad Pro(M5)|ハイスペックゆえに電力も使うが、効率は優秀
Apple 11インチiPad Pro(M5):Ultra Retina XDR ディスプレイ、256GB、横向きの12MP フロント/バックカメラ、LiDAR スキャナ、Apple N1によるWi-Fi 7、Face ID、一日中使えるバッテリー - スペースブラック
OLEDで高輝度表示ができ、M4チップは非常にパワーがあるため、重作業では電池が早く減ることもあります。ただし、軽さと薄さのおかげで扱いやすく、効率も悪くありません。
動画編集・イラスト・3D作業など、パワーを必要とする作業で真価を発揮します。
まとめ|用途に合わせて最適なiPadを見つけよう
iPadは、モデルごとに電池持ちの特徴が違います。どんな画面で、どんなチップで、どんな用途なのか、が正しい選び方のポイントです。
自分の使い方のスタイルを見極めて、ぴったりのモデルを見つけましょう。
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