M5チップを搭載したiPad Proが登場した今、早くも注目を集めているのが「次世代のiPad Pro(M6)」です。
Appleは毎回のアップデートで確実に完成度を高めてきましたが、M5では見た目こそ前モデルと同じながら、性能や効率面を着実に改善。
その流れを踏まえると、M6では「見た目も中身も」さらに大きく変わるタイミングになるのではないか、と複数のメディアが予想しています。
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iPad Pro(M6)の発売時期はいつ?
Appleの新製品サイクルを踏まえると、iPad Pro(M6)の登場は2026年後半から2027年前半になる可能性が高いと見られています。
M4モデルが2024年春、M5モデルが2025年秋に登場した流れを考えると、M6はそのおよそ1年〜1年半後のリリースが自然です。
つまり、次の1〜2年のうちにiPad Proが完成形に近づくタイミングがやってくるかもしれません。
M6で期待される進化①|さらに狭いベゼルへ
次世代iPad Pro(M6)で最も注目されているのは、ベゼル(画面の縁)をさらに細くする新デザインです。
TechRadarによると、Appleは「iPad史上もっとも狭いベゼル」を目指して開発を進めているとのこと。2024年5月登場のiPad Pro(M4)で史上最薄となった筐体を維持しながら、ディスプレイの占有率をさらに高めるという設計を目指しているようです。
実際、最新のiPad Pro(M5)は、ベゼル幅が約8mmあります。iPhoneのベゼルが約1mm程度しかないことを考えると、iPadのさらなる進化を期待したいところ。画面いっぱいに広がる映像体験は、映画鑑賞やデザイン作業を中心に使う人にとって大きな魅力になりそうです。
M6で期待される進化②|自社製C2モデムへの移行
もう一つ注目されているのが、Apple自社製C2モデムの搭載です。
BloombergのMark Gurman氏によると、Appleは2027年に自社開発の「C2モデム」を搭載したiPad Proを発売する計画を進めているとのこと。現在のiPad Pro(M5)はQualcomm製モデムを採用していますが、Appleは通信チップの自社開発を着実に進めています。
実際、初の自社製モデム「C1」は2025年秋に登場したiPhone 16eでデビューしました。これに続くC2モデムは、さらに効率と安定性を高めた改良版になると見られています。
自社モデムが実現すれば、通信の安定性や電力効率がさらに向上し、クラウド作業や動画編集などでも快適さが増すと期待されます。
M6で期待される進化③|M5を超える処理性能
同じくMark Gurman氏によれば、M6チップは、TSMCの2nmプロセスで製造される可能性が高いといわれています。これにより、単なるCPU/GPU性能の向上だけでなく、Neural Engine(AI処理専用チップ)がさらに進化すると考えられます。
Apple Intelligenceとの連携がより高速かつ自然になり、オフラインでもAIアシスタントを活用しやすくなるかもしれません。
M6で期待される進化④|高速充電と長時間駆動の両立
iPad Pro(M5)で初めて搭載された高速充電(35分で50%)は、多くのユーザーが一番体感しやすい進化の一つだったはず。
M6ではさらにその技術を発展させ、より高効率な電力制御と長時間バッテリー駆動の両立を図ると考えられます。Appleはモバイルデバイス全体でバッテリー技術の最適化を進めており、iPadもその恩恵を強く受ける可能性がありそうです。
M6の登場時期と買い替え判断の目安
Apple 11インチiPad Pro(M5):Ultra Retina XDR ディスプレイ、256GB、横向きの12MP フロント/バックカメラ、LiDAR スキャナ、Apple N1によるWi-Fi 7、Face ID、一日中使えるバッテリー - シルバー
現在の最新情報を総合すると、M6 iPad Proは2026年後半〜2027年前半の発売が有力視されています。そのため、今すぐ高性能なタブレットが必要な人は、M5を選んで後悔することはないでしょう。
一方で、「デザイン刷新やAI最適化を待ちたい」という人にとって、M6は十分に待つ価値のある世代となりそうです。特に、M2 / M3モデルを使っている人にとっては、M6で体感できる差が非常に大きくなると見られます。
逆にM4やM5ユーザーは、性能の頭打ちを感じるまではそのまま使い続けるのが賢明かもしれません。
まとめ|さらなる完成形に近づく次世代iPad Pro
M6 iPad Proは、デザイン・性能・AI・充電のすべてがバランス良く成熟する世代になる可能性が高いです。
M4でデザインが完成し、M5で中身が磨かれ、M6で「次のiPad体験」が形になる──そんな進化の流れが見えてきました。
まだ発表前ながら、M6はさらなる大進化を期待できるアップデートになるかもしれません。


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