iPadを買おうとすると、まずぶつかるのが「みんな結局どれ買ってるの?」という素朴な疑問だと思います。
最新のラインナップは、iPad、iPad mini、iPad Air、iPad Proの4つのモデル──スペック表だけ見ても、「人気=正解」とは限らない一方で、やはり売れ筋に理由があるのも事実です。
この記事では、どのモデルが一番選ばれているのか、用途別の人気モデルを整理していきます。
最新iPadの全モデルを徹底比較
▶︎ iPadシリーズの容量の選び方ガイド
▶︎ iPadシリーズのサイズ比較|大きさ・重さ・厚さを徹底ガイド
▶︎ iPadシリーズの価格・コスパを徹底比較
▶︎ iPadシリーズのカラー選びガイド
▶︎ iPadシリーズのチップを解説|AシリーズとMシリーズは何が違う?
▶︎ iPadシリーズのディスプレイ比較
▶︎ iPadシリーズのバッテリー性能比較
▶︎ iPadのカメラ性能を徹底比較
▶︎ iPadは何年使える?買い替えの目安を解説
1. いまのラインナップのざっくり位置づけ
まずは、2025年時点の主要4モデルを一度整理しましょう。
| 項目 | iPad (第11世代) | iPad mini (第7世代) | iPad Air (M3) | iPad Pro (M5) |
|---|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 位置づけ | スタンダード・入門用 | コンパクト・持ち歩き特化 | ちょうど良いバランス | フラッグシップ・プロ向け |
| 画面サイズ | 11インチ | 8.3インチ | 11インチ / 13インチ | 11インチ / 13インチ |
| 主な用途 | 家庭用、学生、ライトユーザー | 電子書籍、外出利用、サブ機 | 勉強・仕事・ライトな制作 | クリエイター、ヘビーユーザー |
| 詳細 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
この中で「一番人気」は、万人向けと用途特化の二つの軸で変わります。
- 「バランスがいい一台がほしい」人におすすめなモデル:iPad (第11世代)、iPad Air (M3)
- 「目的がはっきりしている」人が選ぶモデル:iPad mini (第7世代)、iPad Pro (M5)
この二つを分けて考えると、だいぶ整理しやすくなります。
2. 人気モデルはこの2つ
iPad 第11世代|「とりあえず一台」のスタンダードな人気モデル
Apple 11 インチ iPad (A16): 11 インチモデル、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、Wi-Fi 6、12MP フロント/12MP バックカメラ、Touch ID、一日中使えるバ ッテリー - シルバー
iPadは、代を重ねるごとに「価格と性能のバランス」を取るポジションに落ち着いてきました。
- 価格はシリーズの中で最も手に取りやすい
- 10.9インチは、家でも外でも扱いやすい標準サイズ
- ブラウジング・動画・学習アプリには十分なAシリーズチップ
「iPadを初めて買う人」「家族で共用したい人」が真っ先に検討するモデルで、いわゆる購入層の厚さという意味で、もっとも裾野の広い一台です。
iPad(第11世代)はこんなニーズにぴったり
- 動画視聴・インターネット検索などライトに使いたい人
- 初めてiPadを購入する人
- Apple Pencilやキーボードと組み合わせて、学習〜軽い仕事までカバーしたい人
「一番人気」を購入者数の多さで考えるなら、いまでも無印iPadがかなり有力な候補です。
iPad Air (M3)|長く使いたい人の「本命人気モデル」
Apple 13 インチ iPad Air (M3): Apple Intelligence のために設計、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、12MP フロント/バックカメラ、Wi-Fi 6E、 Touch ID、一日中使えるバッテリー - スペースグレイ
一方で、ここ数年で存在感を大きく増しているのが iPad Air。
- Mシリーズチップで、PCライクな作業にも余裕
- 11 / 13インチから選べる
- Proほど高価ではないが、性能にはかなり余裕がある
「価格だけで無印に行くか、少し頑張ってAirにするか」で悩み、最終的にどうせ長く使うならAirにしておこうと決断するケースが非常に多いモデルです。
iPad Airはこんなニーズにぴったり
- 勉強+仕事+軽いクリエイティブまで、一台で使いたい人
- 11インチは持ち運びやすく、13インチは資料作業やデザインにぴったり
「エントリー機としての定番モデルはiPad」「一歩上の満足度で人気なのはiPad Air」というのが、いまのiPadシリーズの構図です。
3. 用途別に見る「実質一番人気」モデル
家庭用・子どもと共用・リビングでの1台なら|iPad(第11世代)
Apple 11 インチ iPad (A16): 11 インチモデル、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、Wi-Fi 6、12MP フロント/12MP バックカメラ、Touch ID、一日中使えるバ ッテリー - シルバー
子どもの動画視聴や学習アプリ、キッチンでのレシピ表示、ソファでのちょっとしたブラウジングや動画サブスクなど、「家の中でみんながゆるく使う1台」としてちょうどいいのが無印iPadです。
ここで大事なのは、性能だけでなく「コスパ」と「壊れたときの心理的ダメージ」のバランスです。
- 価格的に、家族共用用として導入しやすい
- Aシリーズでも、動画視聴・学習アプリ・ネット閲覧には十分な性能
- 10.9インチの画面サイズで、ソファやダイニングテーブルでも扱いやすい
高価なiPad Proを家族全員で雑に使う状況は、気をつかうわりにメリットが少ないケースも多いはずです。
「家族用の標準機」としては、やはり無印iPadがもっとも現実的な選択肢と言えるでしょう。
学生・社会人の勉強・ノート用なら|iPad Air (M3) 13インチ
Apple 13 インチ iPad Air (M3): Apple Intelligence のために設計、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、12MP フロント/バックカメラ、Wi-Fi 6E、 Touch ID、一日中使えるバッテリー - スペースグレイ
講義ノートやPDF教材の閲覧、資格試験の勉強、手書きメモ+ブラウジングまで、勉強用の「本気の1台」としてちょうどいいのが iPad Air です。
- 画面サイズ:11インチはコンパクトで軽量、13インチはノートアプリとの相性◎で教科書+ノートを並べても見やすい
- 重さ:11インチは毎日持ち運べる軽さ、13インチは存在感アリで重め
- 性能:Mシリーズで、ノート・ブラウザ・辞書アプリなど複数アプリの同時起動も余裕
iPad(第11世代)でも基本的な勉強用途には十分ですが、「数年後も快適に使いたい」「資料やノートを広げて本格的に勉強したい」と考えるなら、最初から iPad Air を選んでおく方が後悔しにくいです。
大画面よりもコンパクトな軽さを重視したい人は、同じiPad Airの11インチも候補に入れてよいでしょう。
持ち歩き・電子書籍・メモ専用なら|iPad mini
通勤電車での読書、カフェでのブラウジングやメモ、スケジュール帳代わりなど、「いつもバッグに入れて持ち歩く相棒」として選ばれやすいのが iPad mini です。
- 軽さとコンパクトさが最優先
- 片手でもしっかり支えられるサイズ感
- 電子書籍やノートアプリなど、コンテンツ系のアプリと相性が良い
無印・Air・Proと比べてもキャラクターがはっきりしていて、なんとなくで選ぶモデルというより、「持ち歩き用の読書&メモ機が欲しい」といった明確な目的を持つ人にぴったりの人気モデルです。
クリエイター・プロフェッショナル用途なら|iPad Pro (M5) 13インチ
Apple 11インチiPad Pro(M5):Ultra Retina XDR ディスプレイ、256GB、横向きの12MP フロント/バックカメラ、LiDAR スキャナ、Apple N1によるWi-Fi 7、Face ID、一日中使えるバッテリー - スペースブラック
イラスト制作、4K以上の動画編集、音楽制作、3D・ARといった重い作業を視野に入れると、多くの場合ゴールは iPad Pro に行き着きます。
- イラスト制作(高解像度キャンバス+多レイヤー)
- 動画編集(4K以上、複数トラック)
- 音楽制作・3D・AR 等のプロ用途
この領域はそもそもユーザーの母数が多くない少数精鋭のモデルですが、その中で「仕事道具として使えるiPad」を選ぶと、ほぼiPad Pro一択に近い状況になります。
- Mシリーズ上位チップ+大容量メモリで、重いプロアプリも安定
- Tandem OLED ディスプレイで、色再現性・コントラスト・黒の締まりが段違い
- Apple Pencil Pro と組み合わせたときの描画レスポンスと表現力
価格は確かに高めですが、「道具の性能がそのまま成果物のクオリティに直結する」タイプの仕事では、性能と描画品質を優先して iPad Pro を選ぶ意味があります。
クリエイティブな制作の中心にiPadを活用したい人にとって、実質的に唯一の選択肢と言ってよいモデルです。
まとめ|ラインナップ全体から見る各モデルのポジション
- 購入数が多い:iPad (第11世代)
家庭用・入門用として、とりあえず選びやすくて大人気 - 満足度と性能バランスが高い:iPad Air (M3)
「多少高くても、長く使える一台がほしい」人に好評 - 用途特化で支持が厚い:iPad mini (第7世代)
電子書籍・メモ・モバイル用途。特別な立ち位置で、熱烈なファンが多い - プロニーズでの一択:iPad Pro (M5)
クリエイターやヘビーユーザー向けのハイエンドモデル
こうして見ると、「一番人気のiPadはどれ?」という問いは、実は「どんな使い方をする人が一番多いか?」という問いに言い換えられます。
- 家庭用・入門用のエントリーモデル → 第11世代 iPad
- 勉強+仕事+趣味まで見据えた万能モデル → iPad Air
- 持ち歩き特化のニッチだが根強い人気 → iPad mini
- プロ用途では圧倒的な選択肢 → iPad Pro
自分の使い方をできるかぎりイメージして、後悔しないiPad選びをしましょう。
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