iPad mini 第8世代の128GB Wi-Fiモデルは119,800円から。第7世代の発売時(78,800円)と比べると、41,000円高くなりました。
この金額で変わるのは、画面だけではありません。OLED、IP67の防水、Wi-Fi 7、軽さと薄さが加わった一方、バッテリー持ちやUSB-C、Apple Pencilの対応は第7世代と同じです。差が出る点と出ない点を分けて見れば、買い替える価値は判断しやすくなります。
第8世代と第7世代の違い一覧
| 項目 | iPad mini (2024) | iPad mini (2026) |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| 発売時期 | 2024年10月 | 2026年11月 |
| ディスプレイ | Liquid Retina(LCD)8.3インチ | OLED 8.5インチ |
| 最大輝度 | 500ニト | 全画面600ニト、ピーク1,200ニト |
| チップ | A17 Pro | A20 Pro |
| ワイヤレス | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Thread |
| 防水・防塵 | 等級の記載なし | IP67 |
| 重さ(Wi-Fi) | 293g | 255g |
| 厚さ | 6.3mm | 5.4mm |
| カラー | ブルー、パープル、スターライト、スペースグレイ | ミッドナイト、スターライト |
| 価格(128GB Wi-Fi) | 78,800円(発売時) | 119,800円 |
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第7世代は、Apple Storeの新品では買えなくなっています。表の価格は発売時のものです。
価格|発売時より4万円以上高い
同じ容量のWi-Fiモデルで比べると、どの容量でも差はおよそ4万円です。
| 容量 | iPad mini (2024) | iPad mini (2026) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | |
| 128GB | 78,800円 | 119,800円 | 41,000円 |
| 256GB | 94,800円 | 136,800円 | 42,000円 |
| 512GB | 130,800円 | 171,800円 | 41,000円 |
第7世代の価格は発売時のもので、現在の販売価格とは異なります。第7世代を買うなら、販売店ごとの価格と在庫を確認しておきましょう。
第8世代の容量・Cellular・Nano-textureの選び方は、iPad mini 第8世代の選び方ガイドで詳しく解説しています。
ディスプレイ|LCD 8.3インチからOLED 8.5インチへ
最も大きな違いは、LCDからOLEDへの変更です。画面は8.3インチから8.5インチに広がり、ベゼルは一世代前より24%細くなりました。輝度は500ニトから、全画面で600ニト、HDRコンテンツのピークで1,200ニトに上がっています。
筆者は第7世代の256GBを使っています。LCDでも画質に不満はなく、屋外で困ることもほとんどありません。ただ、iPad ProのOLEDを触ったあとに第7世代の画面を見ると、黒の表現の差は確かに感じます。
マンガや写真、動画を見る時間が長い人ほど、OLEDの恩恵は大きいでしょう。なお、第8世代のリフレッシュレートは60Hzとみられ、ProMotionの120Hzにはなりません。
チップ|コア数は減っても世代の差で速い
チップは、A17 ProからA20 Proに変わりました。数字だけを並べると、意外な部分があります。
| 項目 | iPad mini (2024) | iPad mini (2026) |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| CPU | 6コア | 5コア(128GB・256GB)/6コア(512GB) |
| GPU | 5コア | 7コア |
| Neural Engine | 16コア | 16コア(512GBはデュアル) |
128GBと256GBのCPUは、第7世代の6コアより少ない5コアです。それでもAppleの比較では、第7世代よりCPUが最大1.6倍、GPUが最大2.7倍速いとされています。コア数ではなく世代で見るのがよさそうです。
電子書籍やWeb、動画視聴が中心なら、第7世代のA17 Proでも困る場面は少ないはずです。差が出るのは、重いゲームやAI処理、制作系のアプリを使うときでしょう。
防水・ワイヤレス・モデム
第8世代はIP67に適合し、最大水深1メートルで最大30分間の耐水性能があります。第7世代の仕様に、防水等級の記載はありません。ただしこの性能は永続的ではなく、濡れた状態では充電しないよう案内されています。
ワイヤレスは、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3から、Wi-Fi 7とBluetooth 6、Threadに進みました。Cellularモデルのモデムは、第8世代がApple C2で、一世代前より最大50%高速です。SIMはどちらもeSIMで使います。
軽さと薄さ|38g軽く、0.9mm薄くなった
Wi-Fiモデルの重さは、293gから255gへと38g軽くなりました。Wi-Fi + Cellularモデルは、297gから263gです。厚さは6.3mmから5.4mmに、幅は134.8mmから132.6mmになっています。
片手で持つ時間が長いiPad miniでは、この軽さが毎日の持ちやすさに直結します。
カラー|4色から2色に
第7世代はブルー、パープル、スターライト、スペースグレイの4色でした。第8世代はミッドナイトとスターライトの2色だけです。
両モデルに共通するのはスターライトだけなので、色にこだわりがあるなら見落とさないようにしましょう。
変わらない点|バッテリー・USB-C・Apple Pencil
買い替えの理由にならない点も、はっきりしています。
| 項目 | 第7世代/第8世代 |
|---|---|
| バッテリー駆動時間 | Wi-Fiで最大10時間、Cellularのモバイルデータ通信で最大9時間 |
| USB-C | USB 3(最大10ギガビット毎秒) |
| Apple Pencil | Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)に対応、ホバーも対応 |
| 背面カメラ | 12MP広角 |
| 容量 | 128GB、256GB、512GB |
バッテリー持ちや充電まわりの使い勝手を理由に買い替えても、体感できる差はほとんどありません。
買うならどっちがいい?
第8世代なら|画面と軽さ、防水を重視する人
OLEDの画質と、持ち歩きやすい軽さ、IP67の安心感に価値を感じるなら、第8世代がおすすめです。Wi-Fi 7への対応もあり、長く使うほど世代の新しさによる差が出てきます。
第7世代なら|価格を抑えたい人
読書やWeb、動画視聴が中心で、LCDの画質に不満がないなら、第7世代でも十分な性能があります。Apple Storeの新品は終了しているため、買うなら販売店の在庫と価格を比べましょう。
第7世代から買い替えるなら|第8世代を検討
| 項目 | iPad mini (2024) | iPad mini (2026) |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| こんな人におすすめ | 価格を優先し、LCDの画質で問題ない人 | 画面・軽さ・防水を重視し、長く使いたい人 |
| 価格(128GB Wi-Fi) | 78,800円(発売時) | 119,800円 |
| 入手先 | 販売店の在庫、中古など | Apple Store、家電量販店、Amazonなど |
| 詳細 | Amazonで見る | Amazonで見る |
筆者は第7世代で、読書とPDFが中心の使い方です。この使い方なら、買い替えの決め手になるのは画面だと思います。
OLEDと軽さ、防水のどれかに魅力を感じるなら、買い替える価値があります。逆に、バッテリーやUSB-C、Apple Pencilに不満があって買い替えたい場合は、第8世代でも変わらないので注意しましょう。
買う前に知っておきたい注意点
- 価格が発売時より約4万円高い: 第8世代は119,800円からです。予算を超えるなら、第7世代の在庫を探す選択肢もあります
- 第7世代の新品はApple Storeにない: 販売店ごとに価格と在庫が違います
- リフレッシュレートは60Hzとみられる: ProMotionの120Hzには対応しないため、滑らかさ重視の人は実機で確かめましょう
- カラーが2色に減った: ブルーやパープルを使いたい人は、第7世代しか選べません
- 128GBにはNano-textureがない: 映り込みを抑えたいなら、第8世代の256GB以上を選ぶ必要があります
よくある質問
第7世代と第8世代の一番大きな違いは?
LCDからOLEDへの画面の変更です。8.3インチから8.5インチに広がり、輝度も上がっています。そのほか、IP67の防水とWi-Fi 7、約38gの軽量化も違いに入ります。
第7世代から買い替える価値はある?
画面の画質、軽さ、防水のどれかを重視するなら、価値があります。バッテリーやUSB-C、Apple Pencilは変わらないので、これらが理由なら買い替えは不要です。
第7世代はまだ買える?
Apple Storeの新品では、買えなくなっています。ほかの販売店の在庫や中古を探すことになるので、価格と状態を比べて選びましょう。
性能の差は体感できる?
読書やWeb、動画視聴が中心なら、体感できる差は小さいでしょう。ゲームやAI処理、制作系のアプリを使うときに、A20 Proの余裕が出てきます。
バッテリー持ちは変わった?
変わっていません。Wi-Fiで最大10時間、Cellularのモバイルデータ通信で最大9時間と、第7世代と同じです。
第8世代はどの容量を選べばいい?
迷ったら256GBのWi-Fiモデル(136,800円)がおすすめです。詳しくは選び方ガイドで解説しています。
まとめ|画面・軽さ・防水を取るか、価格を取るか
- 第8世代は第7世代の発売時より約4万円高い
- 変わったのは画面(OLED)、防水(IP67)、Wi-Fi 7、軽さ
- バッテリー・USB-C・Apple Pencilは第7世代と同じ
- 128GB・256GBのCPUは5コアだが、世代の差で第7世代より速い
- 第7世代の新品はApple Storeでは買えない
画面と軽さ、防水に価値を感じるなら第8世代、価格を抑えたいなら第7世代の在庫を探す。この2択で、答えはほぼ決まります。
第8世代の容量やCellularの選び方は、選び方ガイドでまとめています。
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